よりぬきルル網日誌 2006年9月〜10月の巻
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| 2006-09-01 | 今日からBeautiful September |
やる気満々で家を飛び出したものの、不安定な天気に煽られて、朦朧とした状態で作業していたせいで、放課後活動は不可能な状態に。考えてみれば、松岡宮さんのイベントの日以来ずーっと動きっぱなしだったもんなぁ。そろそろまともな休息が必要です。と言いつつ、密かに脳内企画書を書いたり、想いを張り巡らせたりしている日々。今から何か出すとしたら、残暑お見舞いでいいのだろうか。
先週、クロニクルから小生が急遽ライナーを引き受けることとなった沢たまきの力作初期音源集が発売となりましたが(一応ここでも推しておかないと、ね)、同時発売の「乙女のロック伝説」もかなり熱いです。70年代末から90年代までのガールズ・J-ロックの主立ったところが収録されていて、乙女とかガーリィとかそういう概念以前に、まずはナオンのヤオンというか、その辺の熱風を見事に凝縮してみせたコンピだと思うんですよ。レベッカとかSHOW-YAとか浜田麻里とかゴーバンズとか、その辺が一枚で聴けるコンピってのは滅多にあるものじゃないです。かえってテイチク自社音源がマニアックに感じられる程。タンゴ・ヨーロッパとかルシールとかさくらさくら(!)とかも入ってたらもっと嬉しかったな。
かおりんが最初にバンドを従えてやったライヴを観た時に感じたのは、その辺のナオンなロックに対する忘れかけてた胸キュン感の復興だったりするんです。今の乙女ポップに通じる道の一つとして、是非復習しておいてほしい一枚。少年ナイフの曲が超タイムリーな選曲なのは、計算の結果じゃないですよ、絶対に。
| 2006-09-02 | I Just Want To Touch 悠 |
まぁ、いろいろあるわけです。ユートピアです.....ってはてな時代に2回も使ったネタ(その都度曲名を変えて)じゃん!
いつも自転車で走ってる町役場付近で今盛大に祭りが行われていますが、今日はそのルートを回避。とんでもなく早く仕事が終る可能性を嗅ぎ取っていたので(その代り、来週はまじで大変そうだ......)、何となく行くべきだと思ったところを足早に回り。夏の終わりの買い納めみたいなものです。円盤は、今週火曜日に行われたイベントが物凄くそそったのだけど.....地道に情報補填して妄想してみますか。これからは10/20の準備に並行して、企画書書きの続きやら、物質郵送による絆の強化作戦など、慎重に行っていくつもり。
それにしても、最近はアイドルDVD市場も低年齢化が進んでいて.....まぁある程度のマニア狙いというのもあるかもしれないけど、12歳とか9歳とか8歳とか、平気でイメージDVD出してるのね。戦略的には家族ぐるみと思わせざるを得ないものが所々に感じられて(要するに、オーディション出まくったけど惨敗ばっかりで、その逆襲を娘で.....とか)、何かいい感じがしないのだけど、こいつらの中から将来仲根かすみ級に化ける者も出てくるかもしれないと思うと....余計心が痛みます(悲)。で、パッケージ眺めると、殆どのコがたてぶえ持ってますよ......もっと悲しい。マニアそそりの道具と化してしまってるということか? まぁ、ちょっと上の世代がそれをやると、私も黙っちゃいられなくなると思いますが(お願い引かなqあwせdrftgyふじこlp
COMMENTS
松岡宮:
わたしも最近、その手のDVDの世界に関心を持つようになりました。はぁ(ため息)。自分がそれをみてちょっとドキリとしてしまう、という面と、年端もゆかない女の子がそんなメにあってしまうことへの抵抗と・・・(でも、やっぱりどこかでそれを喜んでいるわたしが書いても説得力ないなあ・・・)
結局「2次元はエライ!」なんて結論になったりして・・・。意味不明の書き込みですみません。
丸芽:
おほほう、過激なコメントどうもありがとうございます。
チャイドルDVD市場は、かつては同世代のフォロワーを狙ってたという部分もあったかもしれないけれど、最近のはパッケージを見てるだけでもどうやらそっち方面の狙いはなさそう。タイトル文字のフォントといい、どう考えても「萌え」の一傾向としか思えないですよね。萌えアニ市場と同じようなものですよ。同世代フォロワー向けには「カリスマモデル」という新たな道が開かれましたし(橋本甜歌とか)。
その位のコを娘に持つ母親、というより、いてもおかしくない大人の女性から見るとどうかなという疑問もあったんですが、何となく晴れた気がします(謎)。「負け組」だった母親ならばもう、大乗りでしょう、きっと。
仲根かすみの名前を出したのは(まぁ、引退後も含めてという意味合いもありますが)、昔彼女が某チャイドル団体に所属していたことを踏まえてなのですが、同じ団体で早々ときわどい写真を撮って問題になったコがいて、そのコの母親が元売れないアイドルだった(レコード持ってますよ)という事実もありまして。
2次元はエライですよ! 所謂ショタ萌えコミック(勿論主人公はついている方)なぞ、想像を絶する世界にいっちゃってます。その辺は絶対実写版では体現できないだろうなぁ......
というわけでコメント欄を借りて言うのもアレですが「悠とぴあ」最高と! でも、実際お知り合いになると身長153cm未満のコも非常に魅力的と感じるようになりましたよ(謎)。自分の萌え史上にはつちやかおりと魚住りえ位しかいないのですが....(爆) |
ブラックCD-Rを3枚も無駄にしてしまった......まぁ、HMVで激安処分されていたやつなので、ある程度心配はしていましたが、量産の為久々にiMacとまともな焼き機を使って焼いたのが仇だったのか。その次の段階に進むための時間はとれるだろうか一体?........ムフフ。
その他にも、団体住宅全体に於けるデジタル放送への移行をスムーズにするためのチェックとしてケーブルTVの人が来たり、久々に一日中家にいられるというのにうまく進まなかったです。昨年2月にBフレッツ設置のためNTTの人をお迎えして以来、誰も入れられるような状況だったわが家。これじゃいけないと、静かな改革を画策していますが、大体ここにいること自体最早必然性を感じていないし、新たな段階に進む為には思い切った発想の転換が必要かと。
はい、そろそろ答えを出さないとね。その為にも、日中少しでも落ち着ける精神状態に至りたいです。10/20の件も、まだまだやらなければならないことがあるし、その次も(それ重要なんですけどね。少なくとも、あと6日以内は到底無理そう)。
牛島監督今退陣声明出さなくとも。私にとっては、例年のような「◯月◯日で終った」ではなく、「8月4日が全てだった」という点で今年のセ・リーグが特殊なものだったと思い知らされます。で、次は誰って? 誰だっていいと思うんだけど。伸び伸びやれれば。
| 2006-09-07 | パッケージも配信もやめられない |
2日のコメント欄(宮さんTHXです! 皆さんスルーしないでね!)でショタ萌えコミックの話に発展したけれど、実写版じゃ絶対無理だなぁ.....って思ってたら。これはちょっと違った意味でヤバいです。山上兄弟写真集なんですけど。ショタ萌えはユニセクースなんだってのが何となく納得できますよ。
久々の大ヒットネタ登場予感! 「たらこ」キタよ! いきなりデイリー3位。つーか1位行くかもと思えたのだが(昨日発売にジャ二軍が駒を送り込んでない理由も完全にこれだと読んでいたし)。これはもう、作り手側の読み勝ちですね。それなりに大量の数を作っておかないと期待に応える事ができないし(「のこいのこ大全」の時の反省を生かした?)。ここまで引っぱった理由がよくわからないのだけど、それも戦略の内なんだろうな。ともあれ、週間でどこまでいくだろうか。「タイヨウのうた」の勢いは止まりそうもないが。
それにしてもネタなのかキャラなのかプロパガンダなのか、捉え辛いところはありますね。いきなり3位という数字に3番目の要素が見て取れないこともない(「マイアヒ」や「マツケンサンバ」にはそれがなかった。寧ろじわーっとキタからなぁ)。単なる意図的ネタなら、絶対売れないし(やっくん.....案の定、ユニバーサルだしな)。私はやっぱ、狙わずともネタになってしまう曲が一番好きなんだなぁ。所謂浅草系。この手のものは、地道に口コミで広めていくしかないんだな。どうせ浸透し出した所で歌詞検索しておしまいというパターンなんだろうけど。
ネタ好きの基本、それは「ものにする」ですよ皆さん。作り手にリスペクト! その必要がない曲は負けるのですから。半年経って(謎)、やっと客観的に音楽流通界を眺めるチャンスに恵まれました。色々とあったんだなぁ。
そして、ふと暫く振りに足を踏み入れたiTMS。ゲイリー・ウィルソン! マイケル・ヨンカース! いつの間にとんでもないアウトサイダー帝国と化していたのだ? メインストリームのサイケもさらに充実しているし("A Pot Of Flowers"まで! あとは同コンピに入らなかったシングルとかを何とかして欲しい!)、クラウン(日本のではなく、米国のせこい廉価盤専門レーベル)のニセサイケ・31 FlavorsとかT. Swift & The Electric Bagまで! せこすぎるジミヘン・カヴァーにワロタよ! 果ては訳の解らないビーチ・ボーイズのリミックス音源まである(モーガン・テープかと思わせといて、試聴したらアレッ? まじでいいのか?) (後記: どうやら撤去されたみたいです)
一体どういうことになってるのか。もう、日本のメジャーに無理して新規参入しろなんて言いません。個人的にはこれが手に入るということが解っただけでお腹いっぱいです。早速カードゲットしに行こう(欲しい方・試聴したい方は各自パワーサーチしてみてね)。
居心地のいい所にいるのが一番健康的なんだな、何やかんや言って。リセット開始。
| 2006-09-09 | 誰かに導いて欲しいんだろう、でも君はまだ心を決められないまま |
プリンス初来日公演@横浜スタジアム(2日目)。あれから今日で丁度20年が経過した。自分内では、ビートルズ来日40周年以上に重要な出来事である。実際それを目撃した故に。あれから20年。我が人生にこれだけの年月が費やされながら、その内有意義と言える出来事に一体どの位注ぎ込むことができたのだろう。
1986年の日記には、1ページに渡ってその感想を詳細に記し、演奏曲目も完璧に記しておいたのだが(その位記憶できる冷静さはありましたとも)、少しでも引用及びセット・リストをiTunesで再現しようと、今探してみたらその年のだけ見当たらないのだ。あまりにも感傷的になりすぎたせいか、はたまた運命のいたずらか。ステージ上で繰り広げられる彼の一挙一動のかっこ良さ、絶え間なく繰り出される音楽の魔法と衝撃。それにも増してセンチメンタルさが記憶に残る結果となったのは、このコンサートを最後に、最もノッていた時期の彼を支えていたバンド、ザ・レボリューションが解消されたのと、終盤に演奏された「パープル・レイン」に伴い降り始めた雨のせいに他ならない。
同名映画でこの曲は「この曲を亡くなった父フランシス・Lに捧げる」というコメントに続いて演奏されている。そして実生活に於いて、我が父はこのコンサートの15日前に亡くなったばかりであった。あまりにも劇的すぎて、我が涙は紫色の雨と化して天空から降り注いでいたに等しかった。
だからこそ、この曲と20年前の今日の横浜での出来事は、あまりにも重要すぎる意味を持っている。それ以上語る事なんてできる訳ない。これから積極的な一歩を踏み出すためには、いつまでも感傷的になってちゃいけないというわけだ。今朝の小雨は、何かしらあの日と同じ紫色を帯びていたような気がする。
ラップ・アルバム界に於ける「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は何かと問えば、大抵はP.E.の2枚目かデ・ラ・ソウルのファーストという答えが返ってきそう。では、ラップ・ムーヴィー界に於ける「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」とは何かと問えば......
疑いなくこれということになるのでしょうな。まぁ、ビートルズとヒップホップと映画一般を同じ程深く齧ってないとこのニュアンスは解らないと思いますが(一応参照)
昨日別の所でようつべについて書いたんだが、自分があれに深入りする機会があるとしたらどうしても「ノレない」時に限定されがちな稀ガス。例えばmixiのコミュや日記の書き込みで面白そうなきっかけを見つけて、そこからずるずると。で、結局クリエイティヴな状態に戻れなくなるというお決まりのパターン。だからこそ、自分としてはアレは積極的に好きになりたいとは思わないんだけどね。ただ、往年の名プロモーション・ビデオをたまたま見つけたり、それ以上にそのPVを「カヴァー」した奇特な奴らを発見したりしたら、ああやっぱここは来る意義がある場所なんだなと思ってしまう。10/20ライヴの告知で遂にflashに手を出してしまったルル網、今後は映像の可能性に目覚めるのもありだなと思った一瞬であった。
それにしても昨晩のサンダーはなぁ.....お陰で心の一部と貴重な時間が台無しであるが、やる気自体は戻って来ているので、さっさとやるべき事を進めようっと。但し、たった今HDDがごねて、既に20分ロス。
あああ、5年という年月は一体長かったのか短かったのか。個人的に考慮すると、変わったようで変わっちゃいないのさ、という感じだろうか。
| 2006-09-12 | ユージン、斧に気をつけろ (謎) |
さあさあ行動開始........
ちょっと前に書いた長澤星泉の「セーラー服と機関銃」、はからずも角川商法の再来という狙いを露呈してしまいましたね。80年代初期はまだアイドルとか歌手とか女優とかの肩書きの間に明確な横線があった状態で、そこに現れた角川商法は、映画というメディアを縦軸に、出版社としての立場を利用しつつもタレント育成の手段としてメディア・ミックスを最大限に試みる革新的やり方だった。雑誌「バラエティ」も効果的だったしね。結局女優そのものの存在感は絶大だったわけだから(「角川三人娘」ね。決して余計な方向にずれなかったんだな)、見る側としては「カ・イ・カン」としか言えなかったわけである。
そのやり方が、80年代後半の頓挫を経て(「パンダ物語」「舞妓物語」を引き合いに出すまでもなく)、トレンディ・ドラマが盛んになった90年代には当たり前のことになる。と同時に、音楽勢力図の激変も手伝って、女優という肩書きがいけない一人歩きを始めてしまう結果も招いてしまう。確かに、この時期台頭してきたトレンディ女優の半数以上は、レコード(いや、CDか)発売経験ないはずだし。実際歌唱させても聴くに耐えなかったり(以下自粛......ふふふ......)
今回の沢尻Kaoru Amane「タイヨウのうた」大ヒット(結局たらこを抑えて週間1位)で、チャート成績的には広末涼子以来、内田有紀以来と騒いでいるけれど、この二人にしたってブレイクのきっかけはCMだったわけだし、女優としても「代表作」には恵まれたもののその持続力を考え合わせれば、角川商法の名残は殆ど感じさせない。むしろグラビアアイドルのやり方の方がメディアミックスとしては斬新だと思うし。そんなわけわからない状況の中、最初は「セカチュー」みたいな書籍とその映像化から始まった、新たな青春女優像の発展のために歌も歌うという戦略、私としては角川リヴィジテッドとしか思えないんですけれどね。そして、それが成功したら、みんな前へ倣えだ。
星泉に先駆けてビクターから歌手デビューとなった綾瀬はるか、いまいち盛り上がりに欠けたけど、いい「役名もの」に恵まれればきっと歌手としても化けてしまうのではなかろうか。柴咲コウも「月のしずく」は2作目(しかも「役名もの」)だったことを考えれば。そのビクター、オリジナルの「セーラー服と機関銃」が流行った頃には、こういうもの(注)をちゃっかり発売していたわけで。ふーむ。時代は流れるもんだ、つーか昔はレコード会社間の権力争いって結構激しかったんだなぁとしか言えないし。
注: 必死でググったのにぜんぜん情報が出てこないからここで書かせて頂くぅ! 「こういうもの」とは、ゴルディという英国のグループが少なくとも80年以前に発売した「さすらいの街角」という曲。今みたいに「ネットの随所」があるわけなかった81年当時、草の根レベルで「セーラー服と機関銃」=「夢の途中」はこの曲にそっくりという話題が盛り上がりまして、それを聞きつけたビクターが、たまたま発売権を持ってたからか、ちゃっかりシングル発売。好き者は多分買っただろうな。今で言えば、一昨年の紅白歌合戦のちょっと後に、ソニー以外のレコード会社が「今話題の曲!」(さすがに「何かにそっくり」とは書けんわな)と銘打ってカイリー・ミノーグ(!)の「ロコモーション」をとあるコンピにちゃっかり入れちゃう、みたいなものですな。
おまけ: 一般的には角川三人娘とは薬師丸ひろ子・原田知世・渡辺典子の3人とされているが、後者2名が後継者として出てくる以前には、薬師丸・荻野目慶子(!)・杉田かおる(!!!)が三人娘として、「バラエティ」中心にプッシュされていたものである。なんかこわいよなぁ。
さてと、このタイトルでどの位釣れるんかなぁ(謎)
| 2006-09-13 | 悩める同志の声が随所から聞こえてくるけれど |
今日も昨日に引き続いてダメもと含めてアプローチを続けようと思っていたら、例の海外業者リストが。そろそろ来る頃かと思ってましたよ。さすがに今回は厳しいのでなんとか20枚(それでも!)にまで絞ってみました。私にとって、やめられないとまらないといえば45回転7インチ塩ビ盤。しかも40年近く前の。確かに底なし。
昨日書いた沢尻さんの話題、早速とあるサイトでも取り上げられていたのでチェックしてみたら。スターダストのやり方だったというわけね。合点いきました。以前、常盤貴子の事務所が(例のサザンがテーマ曲歌ったドラマの絡みを考慮して)アミューズだとばかり思ってたら実はここだったことに吃驚したわけですが、なるほど、タレントがドラマなりなんなりで演じたことの後処理に関しては最大限にきつく締めつける、その代りそれに到達させるまでのプロセスはとことん柔軟に、という感じがして、角川のやり方を上手い具合にリメイクしたんだなぁと合点がいった。90年代にはビーイングと密接に繋がっていたし、さらに書くと、昨日と一昨日の両日間接的に触れたことになる某グループも、ここが面倒見てるんですね。さらに合点が。
一方、綾瀬さんはホリプロ。これも知らない人からすれば意外かも。かつてホリプロが切り開いたアイドル発掘&育成メソッドは、角川によって粉砕された手法のひな形みたいなものだっただけに、スターダスト的やり方がさまにならないのも仕方ないといったところか。何せ、オーディションによるアイドル発掘という手法を切り開いた功績は大きかったが、80年代のある時期からその神通力に異変が見えはじめ、自信を持ってトップ・アイドル候補としてデビューさせたコが立て続けにバラエティ(というかお笑いみたいなもの)の枠に閉じ込められたのが祟ったせいだろうか、90年代には女優クオリティを高める意味だろうか、新人発掘に於いて「歌唱能力」を完全に度外視するという方針に傾き(まぁ、思い出してみれば解るだろうな....鈴.....戸.....謎).....綾瀬さんの歌手デビューには、そんなイメージからの脱却という意味がこめられていたのかもしれないな。まぁ、うまくいけば本当に脱却するわけだけど。2曲目に期待。
そして、長澤さんはといえば......歌唱力に関してはさらに軽視度が高い事務所ですねぇ(以下自粛)
さらに、宮崎さんは......読めない(謎)
で、旬なコの名前を具体的に出したら、それなりの効果、確かにありました......これ以上は書かないでおきますか、左側の方 (注: ココログのトラックバック欄)にちょっと異変がありますね......
| 2006-09-14 | 私にも何事もなかったようにおでん缶を食える神経があればなぁ(謎) |
リストを手にした約24時間後、早くも送金処理完了。これは驚異的すぎるスピードである。過去10数年間米国盤45s集めやってて、こんなのはまじ経験した事がない。業者側の敏速な対応(寝る前に注文メールしたら朝返事が)、たまたま今日給料日だった&ゆとり時間が多かったなどの好条件が重なりまくった結果である。それにしても、しばらく諸事情ででかい買い物は自粛と誓ったのに、こればかりはしょうがないね。長年探していた(?)妙な一枚もあるぞ! 無事、モノを手にできてからだけどね。お楽しみは。
仲根かすみさん女児出産おめでとう。実際握手会に足を運んで実物を拝んだ一人として、純真すぎるコはきっといいお母さんへと成長するよと、そう断言したい。今夜はその時サインを頂いた最初の写真集を引っ張りだして、私の好きなオースティン&メリーに首ったけのサントラと一緒に写ってる写真に喜びの涙を落とします。そしてなおもアプローチ続行。バンド関係はこの準備期間じゃかなりきついか(涙)。
本年度、我が期待度No.1バンドであるMoga Hoopが、突如メンバー・チェンジを発表。
このバンドって、自分内ではジョン・レノンとポール・マッカートニーとジョン・エントウィッスルとキース・ムーンが一緒にいるようなものの女性版だと思ってたから、一角が崩れると過剰な心配をしたくなってしまう。結局このメンバーでは一度だけしかライヴ見られなかったんだ.......
抜ける事になった押谷さんは、個人での音楽活動が最早メジャー側といってもいい領域(「電車男」劇版など)に達してしまってるから、自由度の高いバンド活動と並行できなくなったのも仕方ないと思う。そのリリカルさがバンドに絶妙なバランスを与えていたと思う故に、余程思い切った改革が行われないと寧ろマニアックな方向に行ってしまいかねないし。その辺、新加入の朝香嬢に寄せられる期待は並大抵のものではないぞ。竹上さん経由でいろいろと評判は聞いてるけどね。
ポールが抜けてエミット・ローズが入ったらどうなるか。今はそんな感じで見守りたい。そして、沙樹さん、くれぐれも悪い奴らに潰されないようにね。
結局、最終勝負は来週回しに。今週は何かむらだらけで悔いが残りまくるなぁ。
で、色々とそそるライヴがあったのだが、狙いは最早一つ。ルル網プレゼンツVol.5の円満開催のためには、その出演者の方のライヴを観察するしかないのであります。先駆けて吉祥寺のレアと下北沢のユニオンを視察。買いまくれる余裕があるわけではないが、これだ! ってものを見つけたら買っとかないと後々損するもんな。来週から怒涛のリリース・ラッシュが始まるので覚悟しておかないと。
[実演鑑賞記] Yummy Suomy!!!@下北沢mona records
今年2月の怒涛のカフェライヴで、やっとその豊かな歌世界に触れることができたshibata emico嬢のステージに久々に見参。まともなライヴハウス的シチュエーションで観るのは、意外にも初めて。だからこそ、のっけからエレキ・ギター抱えて立って歌い出したのには意表を突かれた。宅録音源では得体の知れないふわふわ感を醸し出している彼女の歌が、場を重ねる毎に芯の強さを増しているのがよく解る。実に説得力の強い歌声だ。前半がギターで、後半はピアノ。さりげなくニクいメロディを紡ぎだしてしまう(特に「ケニヤン」のイントロは最強!)その両手の間から、こぼれてくる歌声の儚さ。そして仕草の一つ一つには、思わず「カワイイ」コール連発! 今後の歌姫界を示唆する何かが、確実に宿っている。ルル網ライヴでは、まだどんな形態で出るか決まってないにも関わらず、意表を突く展開が用意されているようで、ますます奥の深さにひきこまれていきそう。
二番手のクノシンジ君は、一見プリンス系か? とおもわせるさりげない存在感ながら、疾走感溢れるポップ世界を展開するアコギ青年。曲作りの所々に洗練された部分を感じさせて、今後の展開が楽しみ。来月には大阪でMINAMI WHEELに出演するそうで、新生Moga Hoopとの対決が期待できますな。渋谷でストリートもやってるということは、かおりんとの共通項も? そういえば曲の感じも何となく。
そして最後のデリメンズ。アコースティックを基調に楽しいことをやりまくるという、monaで観たヒネモスやPlug Daisyに通じる部分も感じさせる4人組。基本的にはグッド・タイム・ミュージックという感じで、妙なギミックに頼る事なく、ストレートにおかしなな事をやってるのに好感が持てた。FOR LIPSと競演させてみたい感じ。
まったり安全に過ごせる休日は、それなりにまったりということで、まだあった未整理LDの映像をちまちまとDVDに移行中。LDブレイヤー、いつどうなるかわからないしね(元々ジャンク品だし)。改めてゲンスブールの過激さに恐れ入ったり。それをしながら、今度のイベントの構想練ったり、iTunesの曲増やしたり(今頃シンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」(爆)とか入れてたり。オリジナルの7インチしか持ってないんで)。ルル網ライヴVol.6に関してはまだ全然先が見えてない状態であるものの、11/18のBGM第3回に関しては、かなりの乗り気で構想進めておりますよ。
それにしても、HDDつーかiTunesが全然うまくつき合ってくれないな。そんなわけで、新たにリリースされたiTunes7にアップグレードしてみたんですが、なんかややこしいなぁこのインターフェイス。シンプルな方が絶対うれしいんだけど。明日から3日間は、全然読めない。むしろ来週からが心配である(日中の話)。
暑い時はチョコレートを口に入れる気が殆ど無くなるのだけど(チロル以外)、ちょっと涼しくなった雨模様の日となれば、久々にプチビットなんぞを買ってみて.....おっ、「ココア風味」って? ココア風味のチョコ? まぁ、「歌謡曲を取り入れたGS」みたいなもんだなぁと。確かに薄い。濃いブームに乗った「70%カカオ」の方が逆説的にこわい。
「セーラー服と機関銃」と言えば、1982年(昭和57年)の紅白歌合戦で桜田淳子がこの曲を歌唱したのがあまりにも有名。本人の持ち歌ではない曲を歌ったというだけで、当時かなり物議を醸したものであるが。いくらオリジナルが「女優」だからってこの処置はなぁ。そして淳子といえば、案の定
ビクターでした。今回の長澤ニュー・ヴァージョンへと繋がる因縁のコネクション第二章か(第一章は12日の項参照)。何れにせよ、この曲は上手い人が歌うと台無しになりそうなので、大いに期待しようではないか(えっ?)。
今年の紅白歌合戦に関しては全く希望的見解を持っていないのだが、事前に何か起こり得るとしたらやっぱ、例のスプーのやつを発端とする祭りだろう。去年のハピ(以下略)と違って、自分とこの番組で大いに名前と顔を売ったうたのお姉さんが年に一度の「看板番組」に当たりネタを持って出演するのは当然のことでしょうとか何とか言ってNHKを束になって言い包めるとか。あっち側も否定する理由全然ないんだろうけど、既にようつべの動画削除というアクションを起してることを考えると、相手がどう出ようが「祭り」として一蹴してしまうんではないかと。
いや、だからこそこういうのを準備したんじゃないかと思われるんです。自社枠として。
死ぬ程DVD化を熱望していた「スパイナル・タップ」がとうとう国内盤廉価DVDとなって店頭に並んだ今日の昼下がり、DVD化は永遠に有り得ない、いや、するつもりがないと思われる80sダメ映画の象徴がさりげなく地上波テレビに流れていた。言うまでもなく「ハワード・ザ・ダック」である。
勿論その時間帯は家に居なかったし、わざわざ録画して観るまでもない。大体以前テレビで放映された時に3倍で録画したVHSがまだあるはずだし。80年代のダメ映画は、3倍録画VHSの映像で観てなんぼである(ついでに大半の音楽ビデオ・クリップも)。まぁ、映画館でこれを観たなんてでかい声で言えないが(ついでに「スーパーマリオ」も)。
で、わざわざその3倍録画VHSを持ち出すまでもなく、より手が届きやすい場所にこの映画の記憶を形作るアイテムがあるので持って来たのだが。それはサントラ盤LP。中古盤屋じゃまずダメ映画のサントラというだけで強制的に300円コーナーに入れられてそうな代物。ジャケのセンスも、映画のシーンを流用しているとかそういうの関係無しにダメダメ。「ビバリーヒルズ・コップ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で当てまくったユニバーサル=MCAが満を持して放ったのが、これだもん。お粗末。おまけについてるポスターもやはりダメダメ。
で、このサントラが面子だけ見ると何気に凄い。B面に収録されている劇伴は007ものでおなじみジョン・バリーが担当しているし、A面を占めるロック・ナンバー(主役の女優、リー・トンプソン率いるロック・バンドが演奏しているという設定)はトーマス・ドルビーが作曲&プロデュース。一応トーマス絡みということで買ったんです(テーマ曲の12インチ・シングルまで!)。彼もソロ活動だけでなく、名盤の極み、プリファブ・スプラウトの「スティーヴ・マックイーン」をプロデュースした直後ということで当時乗りに乗っていたわけだが、こういう中途半端な起用法をされてしまうと本領が発揮できるわけはない。それでも、タイトル曲はジョージ・クリントン(勿論Pファンクの方の)を共作とヴォーカルに迎え、ジョー・ウォルシュがギターで参加。ドラムはプリファブ(当時)のニール・コンティが叩いてるようだし。R&Bの歌姫、タタ・ヴェガも一曲でリード・ヴォーカル。唯一トーマスのヴォーカルをフィーチャーしている「ドント・ターン・アウェイ」にはスティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加! このダメダメ映画のために。リーの歌が辛うじて鑑賞に耐えるレベルなのは救いである(映画でも結構おいしい所あったしね)。勿論CD化されていない(はず。86年だしギリギリだな)。
今日たまたま観た方は以上の事も頭に叩き込んでおいて下さい。考えてみれば、80sダメダメ映画路線の入り口となったのは「ザナドゥ」(ELOのあれは確かに名曲だけど.....)か「ミュージック・ミュージック」(ヴィレッジ・ピープルを起用したやつ)で、90s娯楽大作主義への印籠を渡すきっかけとなったのは他でもない「バットマン」(プリンスが関わったというのも象徴的だな)なのではないかと。音楽の重要性は決して避けて通れませんよ。「フラッシュ・ゴードン」にしても、クイーンの音楽によって辛うじて普遍性を与えられたようなものだし。もちろん「サージェント(以下略)」は持ち出すまでもなく。ジョージ・マーティンでさえも救えなかった......
昨日新宿で一通り買い物をした後、もしかしたらユニオ◯か◯コファンになら第一希望のアレが入ってるんじゃないかと思い池袋で降りてみたら、誰かさんと誰かさんが激しくやり合ってる。これはヤバイことになりかねないなと思って通りすがってみたが(片方が「くそじじい」とか思いっきり言ってたもんな)、ここで「いずれどっちかが捕まるんだから無駄な事よした方がいいよ」なんて口出ししてたら......きっと見る血は自分のものだっただろうな。刹那な世の中である。
惜しくも両店とも閉店直後だったので泣く泣く諦めて東上線に乗ろうとしたら、後ろに並んでた女性二人が物凄い勢いで端っこの席を確保。まぁまぁ、若い女性がそんな勢いつけなくとも.....と呆れながらも、まぁいいか(えっ?)と彼女達の真横に座った途端、耳元から何と
「ガラスの部屋」
が。おいおい! この曲「シャッフルでスキップ」にしてなかったんだっけ! ついつい「ヒロシです.....」って言いかけたじゃないかよ! しかもとてつもない大音量で流れてきたから、隣の女性達にもまじで筒抜けじゃねーか! その伏線は、新宿で電車に乗った時最初に流れてた曲がディープ・パープルの「スピード・キング」で、その音量があまりにも小さかったので思い切り上げたことにあった。パープルとか流れてくると思い切り音でかくしたくなるじゃないですか? (えっ違うって? まぁ、そういう心境だったもので) 手許にある「イン・ロック」のCDが昔出た「Forever Young」シリーズのやつで、リマスターも何もない時期のものだったからというわけだが、iPodの「サウンドチェック」機能って自動的に再生レベルを均一にするんじゃなかったっけ? そんなわけでうとうとし始めた彼女達を横目にかなりの赤面ものでありました。ニール・セダカの「おゝキャロル」とか物凄い大音量で流れてきたらなぁ.......
| 2006-09-29 | アンカーだけ追加してHTMLページをアップデートって鬱陶しいよね |
某所で「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」の妙なカヴァーが流れていたので何だと思ってよくよく聴いたらゴリエの新曲だったか。とうとう60年代にまで逆流したのですね。念のため週間ランキングを見たら5位ですか。妥当な線とはいえ、デビュー曲の売れすぎ状態を考慮するとかなり落ちた感あり(「ミッキー」は一週間早く発売するべきだったと文句垂れたのが未だに尾を引いてるもので.......理由は適当に思い出して下さい)。しょうがないですよね。次は50年代の曲で行きますか?
ま、これを契機に所謂"IWFHファミリー"に属する楽曲についてまとめ検証してみるのもいいのではないか、と思った。ピンク・レディー「逃げろお嬢さん」、三谷晃代「絶交」、裸のラリーズ(!)........
そういえば「ロック画報」は今回のラリーズ特集で一旦お開きだとか。なんとなく悲しい。それに比べるとH誌はまだまだ開かれそうな予感。まぁ、がんばってチャンス到来を待ちましょう(謎)
ちなみに「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」の作曲者はポール・モーリアとフランク・プゥルセル(何れも偽名使用)って.....トリビアでもないか。
もう一個保留していたネタを書くかな。明日は一応ライヴ行く予定なので書けなさそうだし。
ららぽーとの新しいCMソングに「渋谷系の洗礼を受けていない者には決してできない英語の発音」を確認してまた心がぐらぐらしてしまったわけだが、例の「たらこ」関係でいろいろ見て回ってたら、そのCMソングをプロデュースした会社のサイトを発見。以前触れたユニク□のCMソングもここが作っていたのだった(「作品集」で音が聴ける)。ある意味驚愕。歌い手の沖野さん、いろいろやってらっしゃる職人のようですが、78年生まれっつーことはやっぱり渋谷系ストライク世代ってわけなんかね。納得ですやっぱり。
CM職人界は相変わらず刺激的だ。今やりたいのは、リコーダーが聞こえるCMを片っ端からチェキって、その後栗Qのサイト行って「自分たちがやった」となっているものを除外してから再度情報探索です(即ち、現在の商業音楽界に於ける笛の認識度を調査してみるとそういうわけで.....さすがに全部が全部栗Qってのは絶対有り得ないでしょう)。
| 2006-09-30 | Beautiful Septemberも今日でおしまい |
やっと身体的に落着き始めたという感じです。こういう時は、自分の居場所を確認できる機会に恵まれないといけないですね。というわけで行ってまいりました。ちなみに吉祥寺の◯ニオンとレコファ◯には例の第一希望もの、入ってなかったです。「輸入権」はBMGが持ってるんだろうけど.......
[実演鑑賞記] ドキッ! 岸野雄一だらけの水泳大会 (ポロリもあるよ!?)@吉祥寺Star Pine's Cafe
かつてあれだけ頻繁に通った岸野さん絡みのイベント、何故か最近ご無沙汰気味だったが、今回のはまじで行かねばならぬと覚悟して臨んだ。一時はサイトで確保した前売を全て売り切ったという話も伝わったが、何とか会場のご好意で追加予約が決まって、何とかこぎつけられた。
思えば、2000年の4月1日、マニュエラカフェでのDJイベントに出演を依頼された時こそ、ルル網の対外活動が始まった瞬間であり、以来数々の喜びと涙の裏に岸野さんの存在があった。最後に参加したライヴが一昨年の9月で、それとほぼ時を同じくしてソーシャルを介した新しい出会い(そして、涙)の形に恵まれ始めたことを思うと、ルル網の方向性シフトにSNSが大きく関わってたんだなと感じずにいられない。そんなわけで、色々と思うところあって、今回のイベントに参加することで岸野さんに大いなる感謝の意を表したいという気持が第一にあった。
最早伝説のイベントと化した感のある、音楽の基本聴取態度の確認を促す夕べ「ギラギラナイト」の基本メンバーが結集してのDJ+歌+舞いタイム。謎の未亡人・ゾラに扮しての高度な音楽劇+独白が展開される「ヒゲの未亡人」。伝説度という点ではギラを遥かに凌ぐ電子ラウンジ音楽ユニット「スペースポンチ」。そして岸野氏の基本哲学を歌に託して展開するバンド「WATTS TOWERS」。これらの岸野さん絡みプロジェクトが一同に会しての特別な一夜。個々の出し物に関しては今更多くを語る必要はないけれど、改めてヒゲの未亡人のポップスとしての完成度の高さと、WATTSの楽曲が持つ暖かみと連帯感を感じて、それこそスタディストとしての器の広さ故のものなのだなと感慨深くなってしまった。笑いも涙も、すべて「ここにいること」から始まるものなのだ。スペースポンチの気持ちの良さも納得だったが、もう少し聴いていたかったという気が。あとWATTS TOWERSはメンバーに栗コーダーカルテットの1/2が入ってから初めて見るライヴという点でも嬉しかったな。これは栗Qとしてのライヴも観なきゃなという気分である。幕間はトニー吉田氏によるディスコ・タイム。「花道一人旅」も「パックマン・フィーバー」もiTunesに入れてるという私みたいな好き者だって、あっと言わずにいられない選曲の妙。その間もMCが続いたり、「生着替えタイム」(!)があったりと大サービス。
久々にお話することが出来た方、一度はご挨拶しておかなきゃと思った方など、その場で連帯がスムーズに進んだのもまた、人徳の賜物というべきだろう。何か物凄い話が進行しているらしいし.......
明日から10月。この一ヶ月の間に心をクリーンにして、思い切りのいい事に取りかかれればと切実に思う。まずは20日のルル網ライヴ(スパークス行けなくてごめんなさい!)。
日曜日なので落ち着かないとね。10月はどんな波がどんな形で来るか、全く読めません。今の奉仕先、去年のこの時期はかなり空虚だったらしいんですけど、何せ先月のラスト10日間の狂気を思うと、まだまだ安心できないというわけで。とにかく、まずはしっかりと「結論」を出すこと、これを課題としたいと思います。10/20イベントに関しても色々と嬉しい進展が続いています。この勢いで、12月の方もアウトラインだけしっかり決めてしまいたいものです。とにかく自分の直感が基本なんですから。今はそれを試す最初の段階をそぞろ歩きしています。
2年前の11月5日の夜、早稲田の街で同じような直感にビビッと来て、つかんだきっかけがあれを呼んでこれを呼んで......そして、期待を越える凄い事態に至ろうとしている.......私としてはほんと、歓喜の一言しか発せないものです。その演出役との絆も、実は2000年4月1日の岸野さんイベントで生まれていたのがまた奇遇で。
そうなんです。甘いものの誘惑には勝てないんです。いくら好き者でも。ようつべで某番組の映像でも探すか(伝説のまりん出演時のとかありそうだなぁ)....やっぱやめとくか(謎)。ようつべ頼みが始まるようじゃ、堕落の始まりだな。
| 2006-10-02 | Lynwoodの中心でALを叫ぶ |
YouTube頼みは堕落の始まりなんて書いたけど、無法地帯故にかえって勉強になることだってあります。アル・ヤンコビックの最新作のリード・トラックである"White And Nerdy"、これのPV自体アル自身が公式にアップしているのに加え、様々なファンが「自分のプレイリスト」の一部としてアップしてたりして、プレイリストを公開した段階でもう自分のもんじゃなくなるわけだから、サーバの無駄遣いに他ならないんだよと言ってもきっと解らないのがWhite & Nerdyたる所以なんだろうが(なんのこっちゃ)。とにかくこのビデオを観た後、元ネタはどんなんだろうと探索したくなるのはやまやまでして。実は元ネタを演っているChamillionaire自体初めて知る存在だったりします。洋楽聴く資格ないって? ええ、洋楽じゃないですから。ポップ・ミュージックですから。自分の好きなのは。で、オリジナルをチェックして、わけわかんないなぁと思いつつも再度アルのパロディを聴いて大爆笑と、そういう仕組みなんです。
一昨日スタパでは自分の座ってた席のすぐ近くでスペポンのメンバーでもある常盤さんがカレーを頂いてらっしゃって、自分もカレー食べたいなと思って注文したら品切れと、悔しい思いをしましたが、実は常盤さんは日本におけるアル・ファン代表的な存在だったりするわけで(mixiでは.....これは言っちゃいけないかな?)、ご挨拶できなかったのが心残りでした。新作談義でもしたかったです。「スマイル」を元ネタとする曲の感想を是非知りたかった。
考えてみれば自分がデビュー・アルバム以降完全リアルタイムで欠かさず新作(まぁ、ベストとBOXは除くとしても)を最低15年は追い続けているアーティストって、アル一人だけになってしまったようだ。「EAT IT」で日本デビューを果たす前、ファースト・アルバムの中の数曲がFM東京で当時深夜にやってたワールド・ミュージックの番組(!)で「アコーディオン・ロックンローラー」として紹介されたのを聴いて(もしくは「ミッキー」のバロディである「リッキー」をFENで聴いて、かな)早速輸入盤を買い求めた、そんな人は何人もいないと思う。それよりも、彼の勢いが今の今まで全く衰えていない事の方がずっと凄いけれど。
そんなわけでようつべには直リンしませんが、アルの公式サイトからビデオがチェックできるようになってますので貼っときますよ。関係ないけど吉祥寺にあるチェリーナードって通りの名前はどーしよーもないなぁ(考えすぎか? ナードで童.....やめとく)
昨日ふとしたきっかけで色々と探っていたら、ベックの父親で作曲家・アレンジャーであるデヴィッド・キャンベルが、某バンド(一文字で略すと......つーか略してもそのままなので)の元ヴォーカルTを「広告塔」として色々やったことで知られている某啓発団体(H)の代表と一緒に以前仕事をしていたことを思い出した。ベックといえば、近頃某男優T・Cが奇行で色々とやかく言われて....の一因とされている某啓発団体(S)の信者であることはよく知られていて、父親からの直系だったという話もあるのだが、その父親が別の啓発団体の者と仕事していて大丈夫なのだろうか? と、ふと疑問が。こういう時はググるしか術がないのですよ。そんなわけで発見しました、参考資料。これを見る限り、HはSの所謂インスパイヤだった、と思っていいのですか。その他にもHは色々なとこからインスパイヤを受けているらしく、所詮リミックス、マッシュアップなんですよ。思想が思想を生んで、分裂して、融合して、そして他を否定して。それの繰り返し。新興レリジョンなんて。
いずれにせよ、ベックの音楽を楽しんでいるファンとしては、そこまで深く突っ込んでもしょうがないと思うし、それを考えたらプリンスだって。あと沢さんのCDのライナーも書いてるしね。その辺については、あくまでも中立を保たねばならないというのが、好き者の宿命なのである。だからこそ、信仰と第三者攻撃なんて、常に無関係であってほしいと願わずにいられないのでありますよ。
で、そのベックの新作をフラゲしに行ったら.....発売が2日延びたって。せこー。あああ、貴重な時間と金を損しましたですよ。輸入盤はもう並んでるのにねぇ。というわけで、次回チャンスは9日までありません。発売日3日後だって、その位別に構わないですよね。スローンも恐らくその時期には日本に入ってきてるでしょう。
今週は天気が冴えないですな。仕事の方も初期の頃のように気分良く出来てるというのに、放課後モチベーションがいまいち上がらず。こういう日に行きたいライヴがあれば、すっとんでくのに。来週なんか、平日毎日のようにそそる催し物があるってのに。
少なくとも今日お店に行ってベックの新作の発売が2日延びたと知ったら、余計やる気をなくしてただろう。輸入盤はもう出てたが、やはりパッケージを掴ませるためならここまでするかという意表の突き方が、他と違うね。果たしてマイジャケを作るか、それともそのままにしておくか。後者にこだわると潔癖マニアっぽくてヤだけどなぁ。
ビートルズの例のシルク・ドゥ・ソレイユのアレ絡みの「新作」の情報も出てたが、過剰に期待しないでおこう。ポールの問題作「リヴァプール・サウンド・コラージュ」の時にそうして、違う意味で「やられた!」って思ってしまったからね。そして、今度こそ本当に出るのか、ガンズン・ローゼズの新作は(と言い始めて何年経ったか)。それよりもソフトロック・ドライヴィンが.......出しますか。やはり再発に関して言えば、邦洋問わず、今年はソニーが頑張りすぎたと言っていいでしょう。ソニーという企業自体逆風吹きまくりの昨今なので、ちっとくらいはよいしょしてあげたいというわけですよ。ビクターも頑張ってんなぁ、11月フォーク再発で想像を絶するラインナップが.......
あああ、精々脳内妄想企画力を磨いておいて、何かの間違いで世に出る程の状態にしておきたいものです。少なくとも、今後の再発界で起こり得る企画で、S.M.様とF.A.様とA.Y.様の談話を自分以外の者が取りにいくなんて事態に至ったら、本気で憤慨しまくるぞ(何れの方とも何らかの形でコネは生まれている、とのみ書いておく)。
| 2006-10-07 | 回避を回避するために少々捏ねた |
めざましどようび、例の如く最初の15分間しか見られなかったが、例の秋コンペで決まった新テーマ曲、あの女の子二人組だったんだな。一応ガールズもののみちゃんとチェックしていたはずなのだが(!)、意外だった。でも確かに、ああいう場で流れるべき曲じゃないよなぁ、名曲「黄色い自転車」は。地道に、地道に伸びていってほしいのです、竹上さんには。そして、まお(新聞テレビ欄の最後尾に出る「◯◯まお」が毎週楽しみだったな.....)卒業で新お天気お姉さん登場。やはりセントフォース.....だが、誰だって最初はこんな感じ。地道に伸びていって欲しいです、ソノコさんにも。
そんな感じで、かつてゴミ拾い絡みで自棄になったCXが、今度はその逆パターンで自爆。どうせ騒ぐ輩はあの筋なんだろうから、自分は黙っておこうと思う。何れにせよ日テレの自爆ぶりの方が酷いのは確かだから(特に巨◯絡みで)。
アメリ力ンファミリーのCM、主演女優とともにおなじみのあの曲も姿を消して、押尾先生効果のあまりの絶大さに驚愕せずにいられなかったが(えっ、まさか!)、新CM曲「アヒルのワルツ」が妙に耳に残る曲で、一回聴いて気になるフォルダに突っ込み。歌ってるのは残念ながら宮崎あおいではなく、この所散々話題にしてた女優歌手ムーヴメントの一翼を担う曲にはなり損ねたが、これもじらしにじらして商品化しヒットを狙うという「たらこ」パターンにはめてみせるんだろうなと今から憶測。謎の歌手・マユミーヌという人が歌ってるらしいが、どことなくかおりんが歌ったら似合うような雰囲気があったりして、その辺がひっかかったんだろうなぁ。
[実演鑑賞記] さくらかおり、他@お茶の水KAKADO
ルル網関係のコンテンツで「かおりん」という単語が出てきたら、それは10割「さくらかおり」のことを指します、と随時書いておかないとね。というわけで、前置き不要のかおりんライヴ。8月のワンマンの後では初参戦で、それ以降もピアノ弾き語りライヴを随時行ったり、新曲も次々と出来るなど、またもポジティヴな転換期に入ったことを匂わせていたが、今回は初めて生ギターを入れてのアンプラグド・スタイルにチャレンジということで、なおも気合が入ります。
なるほど、乗せ方が上手いことを再確認。生ギターでしか出し得ないグルーヴ感、いつもはビアノでサポートしているかん氏が今回はカホンでビートを叩き出しているのも手伝って、初期のバンドライヴ以来久々に体全体でヴァイブを感じることが出来た。久々に登場する初期の代表曲「Beautiful September」に始まって、前半はかおりんの名刺的ナンバーを続々繰り出し、後半は自身もピアノに回って最近出来た新曲を畳み掛ける。中でも「とまらない」って曲が今までにはないかなりの深みをたたえた曲で、今後の切り札になりそうな気配。個人的にはストリングスを派手に使ってサイケなアレンジに仕立て上げてみたい。お子様が生まれる幸せを歌った「ハピマイベイビー」はスペクター・サウンドが似合いそう。
先立つアクトが世代的には様々とはいえ、70年代フォークの名残を感じさせる青春弾き語り系が殆どだっただけに、この夜のかおりんには余計心を洗われたような気がした。3組目の方のステージにはいろいろと突っ込みたいことがあったが、これもまたひとつの歌の形というべきものだろうな。
| 2006-10-08 | タワータワー、米国タワーが昇っタワー |
米国タワレコ、とうとう消滅ですか。レコード産業が始まって以来継続してきた、レコ屋というスタイルの一つの形が終ったんだなという感想しか思い浮かばない。
88年に米国に行った際、LAのサンセット通りにある大規模店舗(ビーチ・ボーイズ・ファンの方は、「アメリカン・バンド」のビデオでヴァン・ダイク・パークスの後ろにそびえる場所、と言えば解るか)を訪れて、その時は日本にはそんなにでかい店が林立していなかったから、喜び勇んで店内を駆けずり回ったものですが。
その頃はまだLPが幅を利かせていた。CDは伸び始めていたものの、米国での一般的音楽ソフト流通の中心を占めていたのはやはりカセット・テープで、それが売られる場所としては必ずしも「レコ屋」じゃなくても相応しかったと言える。即ち、その頃から衰退がスタートしていったのだろう。中心がCDに移行するに従って、ウォルマートとかスタバとか、より一般向けの量販店へと、音楽ソフト売場の中心も動いていったんだな。米国の構造を考えると、それも納得。「CDロングボックス」っていうのは、まさにその移行期を象徴するブツだったと言える。レコ屋に残ったLPの陳列棚を有効活用する手段及び、万引き防止対策として。後者に関してテクノロジーの進化が新たな対策を導いた頃には、LPそのものの衰退と共に無用の長物に成り下がったというわけ(93年頃)。
一方日本では、CD移行に従ってメディア全体に踊らされたメガヒット時代へと突入し、その展開の場としてタワレコみたいな大規模店舗は格好のものとなった。タワレコも渋谷や横浜や京都に店舗を構えていたが、その時はまだ、よくある「輸入レコード・ショップ」がでかくなったという印象しかなくて、確かにカセット(京都の店舗で、復路用リスニング・アイテムとしてよく買ったな)や7インチ・シングルなど魅力ある商品が入ってくるのは有り難かったけど、日本の音楽流通界がそれで変わるなんて思いもしなかった。
初めて変化を痛感したのは、90年に新宿丸井の地下にヴァージン・メガストアの一号店がオープンした時だった。
これはほんと「事件」そのものだった。英国流の大規模展開に加え、ハイブリッドな品揃えはあまりにも衝撃的だったし(特に当時、香港ポップスにはまっていたこともあって、アジア系輸入盤に力を入れていた同店は実に頼もしい存在だった)、そしてドメスティックな音楽を決して軽視しないという姿勢も「輸入レコード・ショップ」に決してないものだった。
これを引き金に、タワレコが日本での店舗規模をさらに拡大して「邦楽」にも積極的に力を入れるようになり、さらに英国のHMVも参戦して外資系大規模店舗競争は盛んになる。特に初代HMV渋谷店の「渋谷系」アンテナショップとしての存在は、90年代音楽界を語る際決して軽視できないと言える。こうして、タワレコに引っ張られた外資系ショップ戦略は、すっかり日本音楽流通界を変えてしまったのだ。新宿地区だけとっても、最も多い時期には7店舗を構えていた庶民系ショップ・帝都無線(一発変換しない!)が、最早紀伊国屋書店の一部でしかない1店舗にまで衰退。新星堂も山野楽器も老舗・コタニも然り。皮肉なことに、ヴァージンそのものも移転を経て新宿からは撤退。地方への出店はさらに活発になっているというのに。
そんな現在。音楽流通の中心は最早商品ではなくなり、肥えた耳を持つ者の居場所は限られ......特に米国の場合は、そのでかさ志向がただ空回りという市場状況へと最早突入している。一時代を築いた花形「レコ屋」の消滅は、ただただ象徴的という感想しか誘発してくれない。そして、その印籠を辛うじて引き継いだ店舗群に率いられる日本の市場は、これからどこへ行くのか。
米国では「敵」の象徴としか捉えられなかったナップスターが、日本のタワレコと堂々とジョイント・ペンチャーに出ている。この戦略が、再度市場に花を咲かせる事は可能なのだろうか?
自分は......うーむ、試用さえできない状況ですので何も言えません。ただただ、メジャー以外の者、そしてメジャーであっても古き良き素材の数々にも優しくしてあげてください、としか言えない。
秋も深くなるとやる気が逆行していく気配。昨晩からなんとなくそんな感じです。折角決心したのだから、何とかやり遂げないと。
全米アルバム・チャート見てみたら、アル・ヤンコビックの新作が10月14日付で初登場10位に! 何とアルバム・チャートTOP10入りは初めてのことだそうだ。これだけ長い間パロディに人生を賭けてきて、とうとう報われたかと喜んでいいのやら.....その周りを眺めてみて、そして昨日書いたような事情も考慮すると、素直に喜べるものではない。こんなもんなのだ、全米音楽市場の現状って。
アル同様、久々に買った洋楽新作の一枚であるボブ・シーガーの新作は、2週前のチャートで4位に初登場。ベテランなかなかやるな、と思うのも束の間。今週付けでは13位までダウンしている。もっと悲しいのはエルトン・ジョンの新作。先週初登場18位から今週は49位までダウンしているでは。確かに、80年代のある時期の悲惨さよりは遥かにましな状況とはいえ、エルトン程のビッグ・アーティストが持続力を失ったというのは見てて悲しいとしか言い様がない。寧ろ、持続力のあるアルバムは何かチェックしてみたら、余計訳がわからないわけで。
キャリアに支えられて多くの忠実なファンを持つアーティストの哀しみは、数字に変えてしまうと計り知れない。その分をコンサート動員でカバーしているケースもあるわけだけど。忠実なファンの消費活動は、アルバム出たら一枚買う、それで終わり。そのためには、別に品揃えが豊富な大型店になんて行く必要がないのだ。
だからこそ、チャート順位の有難みなんて考慮しない方が安泰なのかも。それは日本にしたって同じ事。日ごとチャート数字を追って冷静に分析するなんて、そこまで心の余裕がある者の神経がよく解らない。そして、チャート順位を意識して尋常ではない消費活動をする者は、作り手にとっては有り難いんだろうけど、純粋な好き者にとっては目の毒でしかない。好き者は好きなものに関して素直に接し、時折それを思想化していれば充分。その繰り返しが、誰か他の人の心を動かせれば、こんなに嬉しいことはない。それだけ。
これだけは先に書いておかねばと思ったので。とにかく、今夜は楽しみにしていたライヴなので、何とか気を取り直して出かけてきます。
| 2006-10-10 | とぅいんくるとぅいんくる〜お〜ほしさま〜 |
toutouの日(10/10)ですから(謎)。一番ラッキーよりも心の安静を祈ります。
[実演鑑賞記] (10/9) 四角佳子/よしだよしこ@原宿クロコダイル
「団塊の世代」が様々な面からクローズアップされている現在、70年代初期に地味ながらもフォーク・シーンを彩った二人の歌姫の競演が実現することになるとは。まさに裏・つま恋ともいえる歴史的ライヴ。自分としては、色々と乙女フォークを聴いてきたけど、リアルタイムではぎりぎり未体験という世代で、寧ろ90年代に歌謡曲シングルを集めていた過程で、この二人の存在を再認識したようなものである。よしださんには一昨年の末、早稲田JERRY JEFFで行われたライヴで初めて接する事が出来(このライヴは、自分にルフランを認識させてくれたという点でも有意義すぎるものだった)、20数年間歌う事をやめていたとは思えないピュアな歌心に感動したのだが、一方の四角さんに関しても、とあるきっかけから間接的コネクションが出来て、御本人に接する機会を待ち続けていたというわけである。なっちとのデュエット・シングル発売などもあったが、彼女も同様に20数年歌手活動を停止していただけに、その心意気だけでも感動的である。そんな二人の競演なのだから、これは見逃すわけにはいかない。
まず最初に四角さんが登場。若いサポート・ギタリストを従えて、さすが西野バレエ団仕込みというべきか、全く衰えを見せない見事なルックス、そして歌声。失礼ながら六文銭は有名曲以外あまり聴き込んでいないのだが、小室等作品を中心に新曲・旧曲交えての展開で、そのまっすぐな歌心に改めて心を打たれた。終盤、よしださんが登場し、三人でのハモリ。いい具合のコントラストに、なおも感動。
そして第二部はよしださんのソロ・ステージ。JERRY JEFFで聴いた時以上にさらにパワーを増し、かつ若々しくなっているのに驚いた。恩師・高田渡氏の損失を経て、歌心が一回り大きくなったのだろうか。ほろ酔い加減のMC、そして思わぬアクシデントにもめげず、歌だけは決してこけることがない。見事な歌姫振り。途中、ダルシマーに持ち替えて歌ったシンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」に、80年代ポップにさえフォークの力強さが伝承していたんだなと感心。ラストは再び四角さんが出てきて、名曲「インドの街を象に乗って」を。こればかりは小学生の頃よく聴いていたので、いやがうえにも甘酸っぱい感触が甦った。笛を吹きたくなったなぁ。
残念ながら、肝心の四角さんへの挨拶がかなわなかったのは心残りだったが(チケットを取り置きして下さったビーバー兼子さんが周りにいらっしゃったら.....)、この一夜はこれからの自分にとっても非常に意義あるひとときになったに違いない。本物の歌姫がルル網に共感して、歌いにやってきて下さったら、それ以上の幸福はない。と同時に、今現在の歌姫の皆さんにも、絶対自分に酔って終っちゃだめと一言言いたくなってしまったのだ。
自分より先に外付けHDDが逝ってしまったようだ。もう全く。
最近一部のディレクトリが幽霊化したり、とあるアプリの副作用なのか何かわからないけれど妙な現象が起こりまくってて、昨日も自分がだめだめ状態だったのに関わらず、必要にかられてとある動作をしたはずみなのか、iBookで認識しなくなった。iMacに繋ぐと「初期化しますか?」というアラート出るし。画像絡みの作業は、未だにiBook単独ではできないというのが裏目に出た。まぁそれで充分だと思ってたから、仕方ないけど。
こういう時は更に深く沈むモードに入るのは避けたいものだが、何せ今落ち着かない状態だから、ついつい何か一つだけでも上手く行くように持っていこうとして更にだめになっちまう。寧ろ、4年前にしたように思い切って初期化するのがベストなんだろうけど、それはそれで痛すぎる。
iPodに入っていないiTunes用の音楽ファイルが8700曲(! 内3000曲は「廃盤」フォルダに入っている)とか、今は亡き某サイトの画像まで含めた完璧なコピーとか。前者は復元できないことはないけど、何せ今のままでは場所がない。後者もこういう時に備えてCD-Rにバックアップをとっておくべきだった。途中までとってあったんだけど(7割程)。
まぁいい、あと9日間そのことに関しては何も考えない方がいい。今言えるのは、結局はめられたのかもしれないな、そしてその時に限って自分を過剰に信じすぎたのが悪かった、ということだけだ。冷静に考えて行動するべきだった。
こういう時に暖かい言葉をくれる輝かしい同志がいてくれればなぁ。
明日はせいぜいうまくいくように祈ろう。
初期化した。これですっきり。ノートンみたいなしっかりしたメンテソフトを我慢して買って、結局上手く行かなくて錯乱度を増す位なら、いっそすぱっと。何が消えたかとか、そういうのを考えると余計沈むのでやめとこう。ドント・ルック・バック! とりあえず、確実に消えたことが解った(勿論iPodには入れる訳ない)「イン(中略)立」だけ再ダウンロード。たかが150円っしょ。他の非アウトドア対応iTunesファイルはせっせと再エンコードします。iPod戻しは例の如くiPodRipを使用。
これで日曜日の夜以来私の心の周りを渦巻いていた厄介なことも、7割位負担が軽くなったと思いましょう。8日後に向けて、再びやる気が高まってまいりました。
[実演鑑賞記] ポップミーティング@新宿Red cloth
またまたときめく原石を発見! その名はタイフーン・ミニスターズ。女の子二人で、ピアノとドラム、そして歌。必要最低限のスタイルから繰り出されるヴァーサタイルな「どポップ」ミュージック! そもそも、このコ達を知ったきっかけが、8月に大阪・福島のHOOK UP RECORDSでチラシを拾ったことで、気になるなぁ、いつかライヴ見ないとなぁと思ってスケジュールチェックしたら、10/12! なんと春風堂と対バン! というわけで、これは意地でも行かないと。ちなみに11日はモナレコでライヴでした。ハコ的にはそっちも随分気になったんだけどね(日程的にエプロン・ペペ@スタパと重なった以前に、自分が壊れてたのでしょうがない.....)。レッドクロスの硬いシャッターが上がった途端、充満する幸福感! 即座にブルーな気分がどっか行っちゃった! フリフリの衣装に包まれた二人。ダイナミックなドラムとデリケートなピアノ、その間を縫って絶妙に空を舞う歌声。言ってみればルフラン+ニーハオ!+竹上久美子÷3という感じ? 一曲一曲が短くかっちりまとまって、あっと言う間に至福の時間が過ぎ去ってしまう。そして、かしまし娘の伝統を確かに受け継ぐ浪速エンターテイナー魂(出身地は西宮と京都、なんだけど)。ピアノ担当のシライシさんの一見しずちゃん系(あれほどでかくはないが....失礼!)、でもピアノ弾き出すと真剣そのもののキャラクターもナイス。これはめっけもんでした。そして、まだまだ伸びる予感。3曲入りCD-R3枚をしっかりと購入。そして......うーむ。もうちょっと待って!
ミックスナッツハウスのVo.のキャラ立ちまくりの正統派パワーポップ(音楽的なこと云々は抜きにして、こういうスタイルのバンドこそ、GS的なものを今に継承しているという感があるのだがどうでしょう?)、TWELLVEの素直でのびのびとした下北系サウンド(キーボードのコは魅力的だけど、バンド全体の中では寧ろ地味な役割なのがなんとも.....)に続いて、9ヶ月振りに観る春風堂。やはり舞子さんを真っ先にチェックしてしまうんだなぁ。ゆやゆよんのカナさんという強力ライヴァル(自分内で)が現れただけに、彼女にはもっともっとがんばってと期待せずにいられないのですよ。この夜はいつもと違う妙なテンション入りまくりで、確かに着てる服の影響(色っぽ!)もあったかもしれないが、確かにドラムにスティックが入る瞬間ひとつひとつが舞子グルーヴなんだなぁと、いつも以上に感動してしまった。もちろん、このグルーヴが春風堂の屋台骨というより、グループ全体の魅力の一つとして機動していることの素敵さにも。終盤には新曲が2曲程演奏されて、今後ますます力が入るだろう音源制作の行く末が非常に楽しみになってまいりました。
窓の外から祭りの音が響いてくる。実は川越まつりも今日・明日とあるのだけど、ルル網ライヴ前で精神集中したいので、出かけないことにした。いろいろと想い出がありますよ。初めて現住居に来た89年、たまたま作ってた曲に盛り上がる音が欲しいと思って、丁度近隣でやってた川越まつりに簡易録音機材(?)持って出かけた。初めて、祭りって風情だなと感じた、その時。元々八高線とか好きだったから(!)、川越の醸し出す世界って自然と馴染んできたんだろうなぁ。ちょっとだけど営業で回った事があるし。
01年と02年のそれぞれの川越まつりにも、いい想い出があります。いや、祭りの雰囲気はいい想い出以外自然とふるい落としてくれるんだと、そういうこと。
今後、果たして行くチャンスはあるかどうか。そして、小江戸川越の雰囲気に恋をすることが出来るひと。自分がいつか大切にするだろうひとは、絶対そうあって欲しいと思うんだ。
結局何気なく見出したら妙にはまってしまったっす。上野樹里、地が出過ぎてて素晴らしい。原作に深入りしてなかった分、何気ない気分で見られたんだろうなぁ。ロック好きさえニヤリとさせる小ネタもあったり(チェロの人が集まって練習してるシーン見てニヤニヤしてただろって?......はい、案の定!)、クラシックの曲にしてもここでこういう使い方するか? とか、感心しながら見ましたとも。
8月頃の日記で「逮捕しちゃうぞ」と関連付けて書いたのだけど、ネタドラマとしてはあれに匹敵する上等さだと思う。来週も見させて頂きますよ。
で、今日は「役者魂」。今朝めざましで一瞬映った松たか子の◯イ◯姿に「絶対見るぞ!」と奮い立つも.....やば、もう半分終ってるじゃん! まぁいいや、ドラマにあまり深入りしてもしょうがない。1クール1本位で止めておこう。
長澤まさみタンはいっそ小林聡美さんの線を狙った方がいいんじゃないかなぁ。
| 2006-10-18 | Don't Download This Song!!! |
9日付の日記でお伝えしたアル・ヤンコビックのアルバム、2週目で19位にダウンらしい。まぁ、これが今の全米アルバム・チャートのスタンダードなので、別にどうこう言うつもりはないんですけどね。一方、シングル・チャートではChamillionaireのパロディ曲"White And Nerdy"が9位にランクイン。何とシングル・チャートでベスト10入りするのは初めてで、あの「EAT IT」で記録した最高順位12位を何と22年振りに更新。これも凄いのか何なのか。曲が売れてるというより、YouTubeあたりまで巻き込んだプロモーション効果で人気が浸透した結果か。とにかくあのPVは強烈だったもんなぁ。こちらも実に今らしいチャート・アクションをしている。
もっとも、全米チャートにおけるシングル・ランキングは、現在はラジオ・エアプレイもしくはオンライン販売でのダウンロード回数が主となっていて、最早商品としてのシングル盤は死に絶えたと思っていい。もちろん、CDシングルで出る曲もあることはあるのだが。元々、ビルボードが公式に発表して来たシングル・チャート(少なくとも01年あたりまで)以外の、ラジオ局が独自に算出するチャートなんかだと、シングル盤の有無は関係ないのが普通で、60年代の場合はビートルズのアルバム曲が上位にランクされまくっていたし。ビルボードでも一時はシングル・チャートでAB面を別々にランクインさせていたことがあるが、ビートルズの「カム・トゥゲザー/サムシング」が2位・3位を飾った翌週から、そのポリシーをやめ、両面を統一したランクを出すようになったのである。もっとも80年代に再びその図式が崩れたのであるが(その曲名を即答できた方はなかなか凄い。ヒント:R.S.)。一方、ラジオ&レコーズ誌のシングル・チャートは、強力な動きを見せたアルバム・トラックを「特別に」ランクインさせるという方針を持っており、その恩恵を授かった曲にはマドンナ「イントゥ・ザ・グルーヴ」、ジャーメイン&マイケル・ジャクソン「もしかして恋」などがある。というわけで、今のビルボードのチャートは、どっちかというとラジオ&レコーズのものをさらに極端にしたという感じだな。
そんなわけでついつい懐かしんでしまったのである。ちなみに、アル以外でどのようなアーティストが動いているかは、今んとこまだチェックしていません。
ビートルズのシルク・ドゥのアレは来月20日発売決定だな。セルフ・マッシュアップといえるこの試み、冷静に見守りたいと思う。
| 2006-10-21 | ルル網プレゼンツVol.5、無事終了 |
いろいろ紆余曲折あったと言えば前回の六本木はどうなるんだということになるけど(もうまじで思い出したくないことも沢山)、様々なことで頭を悩ませつつ準備に準備を重ねたこのイベント、終ってみれば満足感でいっぱいです。トータル的に考えれば、過去のルル網ライヴの中でも最も達成感を感じた一夜になったと言えそうです。
来て頂いた皆さん、そして出演アクトの皆様本当にありがとうございました。さらに対外行動力と営業力を高めることができるよう、精進したいと思います。あらすじとか色々なことは、随時ここで触れていく予定です。
| 2006-10-22 | ルル網仁義はこれからが本番です |
一晩おいて、やっと心の平常が戻ってきました。興奮状態のままばしばし文章をHDDにぶち込んでいこうと思ったのだが、日曜日の昼下がり特有の気怠さには勝てず.....実は今日も行きたかった催し物があったのだけど、さすがに無理できないのは解っていたし.....しょうがないな、というわけで一旦これをアップしてから、明日以降の日記に落ち着いてまとめていこうと思います。皆様と分け合いたい話はいくらでもあるし。
昨日は随所でルル網ライヴ出演経験者が出るイベントが行われていたのだが(実は今日も)、結局行くのを選んだのはそれに属さないライヴ。これもルル網仁義の一環なのです。叶わぬ願いではあったけど、いろいろと熱い想いがこみ上げてきて、ここにいてよかったと思った。朝ゆっくりできなかった分、夕方に多少余裕があったので、渋谷の大型店をちょっと回るも、なにも掴めず。渋谷のユニオンでマイケル・ヨンカーズのCDを発見したが、日本のiTunes Storeでも手に入ることを考慮して買わず、その場を後にしながら、パッケージならではの有難み(ライナー含めて)を感じられないのもなんかなぁと後悔することしきり。悲しいなぁ。次行ったときなくなってたらどうしよう......iTunesで買うしかないか。
先月19日以降、渋谷や新宿や池袋や秋葉原の大型店に入る(そして殆どの場合何も買わずに出て行く)頻度が、それまでの1年間を考慮するととてつもなく高まってる気がするのだが.......一体何のせいなんだろう、明白すぎることは確かだけど。マーダーさん! 日本のファンは待ってんだぞ!!!
[実演鑑賞記] (10/21) みねうち外科医院、他@六本木EDGE
老舗ライヴハウスの雰囲気を漂わせるEDGEは、実は聖地HOT SHOT及びKAKADOの姉妹店で、どちらかというとロック的なものを得意としているハコ。そこに初の出演となる。聖地コネクションが教えて下さったバンドの一つで、初めて観た時は前後の歌姫二組に挟まれて客席の雰囲気に侘しさを感じつつも、暖かい曲達とおもちゃ女史の「目力」にやられ、即時お気に入りに加わってしまったのである。あの後、HOT SHOTでの新機軸となる音楽劇などもはさみ、久々に参戦となるバンドライヴ。といっても、ドラムのたかぢが諸事情により欠席で、3人組としての登場。ドラムがいないのは悲しいけど、それなりのメリットもあったということで(オ、オフレコ!!!)、あといつも通り観客参加のヴァイブでグルーヴ感が高まることで、それでいいんじゃないかと思った。いいバンドといい曲が揃うと、例え他愛無いトークが必要以上に長くても、あっと言う間に終ってしまうと感じちゃうわけで。いいクール・ダウンになりました。
「愛は地球を5周する」という彼らの代表曲があるんだけど、初めて聴いた時に大いなる勇気をもらったこの曲、この夜生で聴いた時は思わず涙が。その理由は、ここで話すべきことじゃないですね。仁義は貫くべきものなのだ(謎)。
この夜は4組のバンドが出演。おもちゃ女史お勧めの4組目が、時間的にきつくなってたせいで全然観られなかったのが残念だが(これだから多少でも押すとアレなんだなぁ)、3番目のかげわたりは独自の個性を持っててかなりのお気に入りに。下北沢系に挑むソニック・ユースといった感じか。フロントの3人ギターの内誰かが曲によってキーボードに移動するというユニークな編成がアクセントとなってて、紅一点のYukoさんの寡黙さもこの手のバンドにしては希少。ゆやゆよんといい、視覚・詞世界まで含めて独特のグルーヴ感に統一されてるバンドは、ほんと観てて気持ちがいい。ただこの系統が同じライヴに二つ以上出てると疲れるかもね。それも考慮して、敢えて声をかけませんでした(ごめん......謎)。
最初のバンドもある意味新鮮ではあったけど、小言言い出すといらんことまで言い始めそうなのでやめとくとするか。慈善精神はいいんだけど、それ以前にコンセプト作りの方が重要だとも。京都のあの人とかが観てたら何言い出すだろうか(謎)。音楽的にも、R&B系バラードからV系ぎりぎりのロックまで急展開で、節操ないというより今時の売れ線の上部をなぞってるというだけかも? 曲作り自体はいい線行ってるし、あとメンバーの誰か(ちなみにvo、vo&g、gの3人)がやってると思われる打ち込みのセンスは時々はっとさせるんだけど。
こういう曲は好き者にしてみればメジャーの人達だけで充分という感じするけど、メジャー側の人からすれば「これは充分メジャーだからもういらない」なんて感じなのだろうな。だからこそ、メジャー市場にはもう光を感じられないのですよ。仲良くなるのならば、絶対広告代理店やスポンサーの方が有利でしょ、絶対。まぁ、内輪ノリだけで完結してると悲しいってのも正しいですけどね。
無駄な高望みはやめようね。自然体が一番。自然にしてるといつか開かれるのだから(別に特定の人に対して言ってる訳じゃないですよ.....)。
急いで書かなきゃ。というわけで、10/20ライヴ・ドキュメント。まずはイントロダクションということで、このライヴを行なうにあたっての心構えとか開催への道程とかその他を、今まで内輪ネタに留めていたいろいろを元に書き綴っていこうと思います。
5月に行なったルル網ライヴVol.4は、良質の歌姫を集められたという点で、あと損失を生まなかったという点で(ウフフ)充分に満足のいくイベントにはなったが、その一方で反省点とマイナス点もあまりにも多すぎた。今となっては書くのもアレだけれど、歌姫降臨というコンセプトに縛られて、こんなに苦しまねばならなくなるとは.....そんなわけで、しばらくはルル網イベントはやめとこうと、そしてもしやる際は歌姫的要素を完全に排除しようと、そう決めたのであった。
その決心を揺るがす出来事が、6月に入って次々と起こった。最大のきっかけは、9日に行なわれた小心ズの主催イベント「小宮くつビバ!」である。
5月7日にほぼ同じ顔ぶれが揃った松岡宮さんの主催ライヴ「赤坂音楽詩集」を見て手応えを?んではいたのだが、かねてからルル網と近いところにいたくつした女史の助力により、宮さんの夏のライヴにDJとして参加することが決まり、そしてこの夜の小心ズの鬼気迫るパフォーマンスを見たことにより、これを絶対ルル網の力で提供しないとという確信が芽生えて、余計その気になった。歌姫的要素の対極を求めるならば、これ以上に格好の素材はないぞ、と。
場所は、そのほぼ1年前からお世話になりまくっている大久保HOT SHOTしかない、と確信。都合いいことに、その次の日みねうち外科医院が出演する音楽劇「ナース服を脱がさないで」の公演があるではないか! 早速、大まかなプレゼンに取りかかる。かおりん他のライヴでお客さんとして顔を見せまくっていた丸芽だけに、アピールも非常にうまくいった。
その時点で構想していた出演アクトは4組。4月にHOT SHOTでの「女のソロ自慢」で初めて観て、強烈な印象を与えてくれた、きい。彼女の存在が、今までのルル網ライヴにはない新たな歌姫像を刻んでくれるのではないかと期待して。さらに、より過激なショウを演出するんなら、もっと意表を突くアクトが必要だ。ならば、Kaseoさんを呼ぶしか考えられないと。04年6月、名古屋で行なったDJイベントでご一緒して以来のお付き合いだったが(もっともネット上に限ると、さらに6年以上遡ることになる)、今年3月の京都ライヴ会場となったAfter Beatの様子を逸早く伝えて下さったのも彼だったし、そしてこの所彼が力を入れているサーキット・ベンディングの魅力を生で伝えたいという使命感もあった。都合のいいことに、もう一つ東京でのライヴに呼ばれているということも発覚し、スムーズに出演が決定した。
そしてもう一組、関西の誇るあの強力乙女バンドのリズム隊ユニットを呼ぼうと画策していたが、親バンドのメンバーチェンジなど激動もあって結局断念せざるを得なくなり、ならば誰がいいかなと考えると、そこにぴったりとはまった一人、それはshibata emicoさんしか考えられなかった。彼女もまた、歌姫オルタナティヴとしての魅力を充分に持っていたから、この流れに組み込まれてもしっくり来るではないか。
そんなわけで、7月の初めにはディテールが勢揃い。結局これが最終決定となったのだから、六本木の時のゴタゴタに比べると、遥かに上出来だ。いや、最終決定というのは嘘で、開催当日に至るまで嬉しいおまけがさらに増えたのだから、これは夢のようです。一方で、丸芽個人が7月中旬に救いようがないダウナー状態に陥ってしまい、これが影響して具体的営業開始は7月下旬からとなったのですが、それさえも奇跡的ではないですか。とあるルートから舞い込んで来たあやしいイラストを変調してビラを作り、前回撒きすぎた反省を兼ねてピンポイントで3箇所に投下したのに加え、初めての試みとなるflashムービー制作。いろいろと慌てたのですが、その割にはなかなかいいものができたんではないかと思います。
そして8月27日、関西帰りにモナレコで観た「美人喫茶」で、きいのバックでピアノを弾いていたjinaに遭遇。この魅せ方なら、きっと新鮮なステージになるかもしれない、ということで、「jinaさんも連れて来て下さいよ」と力説開始。一方で、小心ズのステージを完璧に演出するためには、生半端に臨んではいけないという悟りが芽生える。何せ赤坂で初めて観た時には、初めて観る側は意識する術もなかったとはいえ、今思うととんでもない重大ミスが犯されていたのだから。
そんなわけで、丸芽は奮起した。小心ズの音響担当は、自分がやらずして誰がやる、と。その事はメールとかで伝えるよりも、当日本人様の前ではっきり言う方が、ずっと説得力あるではないか!
そして迎えた当日、きい嬢とjina嬢と丸芽は、まだ出来上がっていないすっぴんの小心ズのお二人と契りを交し、HOT SHOTに向う。そこには大量の電気鼠を引き連れたKaseo氏が既にスタンバイ。そして、小心ズのリハが始まった頃到着したshibata emico女史は、急遽参加することになりましたと三輪二郎氏を連れて来たのであった。やったっ! こうして「秋桜吹雪」はクライマックス・モードに入ったのである。
以下、明日以降に続きます。始まるよう......
| 2006-10-24 | 秋桜吹雪ドキュメント (前編) |
気持ちいい涼しさとも昨日でお別れ。さむいっす。というわけで、扇風機を遂に仕舞って、昨日の続き。20日のルル網ライヴ・ドキュメント、いよいよ本番です。
15時45分にHOT SHOT入り。挨拶を交した後、4時きっかりに小心ズのリハーサル開始。PA役を買って出た丸芽は、早速ブースに入って機材チェック。くつした女史がオーサリングしたSEのCDをプレイするためのプレイヤーが、いかんせん物凄く旧式のもので、トラックNo.は表示されているがどこをプレイしているか全く読めない。そんなわけで、幕間のBGMを流すために用意されたポータブル・プレイヤーを使わせてもらうことにする。しかし、これもプレイ情報のチェックが極めて小さいリモコンでしかできず、それでも見えないよりはまだいいということで、プレイヤーが倒れないように位置を固定しつつ、一番ぽちっとしやすい場所に再生ポタンが来るようにセット。ボタン自体もかなり小さいし、状況的にいっぱいいっぱい。そして小心ズはまだ素顔のまま。果たしてうまくいくのか......
ファミレスにいる間、以前観たライヴを思い出しながら進行表に熱心に目を通し、ここはこうだなと脳内にイメージを叩き込んでいたのが幸いして、リハーサルは比較的上手く行った。細かいタイミングの問題とか、レベルの調整など、気を遣う場所も多かったが、進行表に書き込むことで何とかものにできるようにする。自分で演奏やDJをやるよりも、遥かに「参加すること」の醍醐味を噛みしめることとなりそうだ。
続く3アクトのリハを見ながら、会場作りをどんな風にするかイメージを練りつつ、いつのまにか開場30分前に。ある程度押すのではと心配していたリハーサルが、寧ろ巻き気味に終った。掴みはOKだ。
6時30分、開場。この日の為に、前日の夜11時になって急遽作成し始めたオープニングMixが流れる。馴染みの顔はないものの、お客さんがぼちぼちと入って来ていい手応え。「美人喫茶」のもう一角を占める千葉友紀さんも、逸早く到着。
そして7時、いよいよスタート。まずきいが、ピアノの弾き語りで「あなたになって」。どことなく手探り状態の歌と演奏が、さりげなくも大胆な夜の訪れを告げてくれる。そして、jinaが登場。弾き語りで3曲。当初、きいのステージとして設定していた最初の35分間が、彼女のパートを含んだことにより、余計引き締まったという感がある。確かに、最初にモナレコで聴いた時よりも、歌そのものに深みが増していたという感じ。歌姫的要素を蔑ろにすることなんて、絶対出来ないのだ、ルル網ライヴには。
そして再びきいが登場し、jinaのピアノをバックに「夜空の宝石」。この曲の歌詞の最初の4行と、その歌唱表現だけで、存分に打ちのめされてしまった丸芽であるが、最初に聴いた時の打ち込みバック、そしてそれ故の自身に没入したパフォーマンスの衝撃も、ピアノをバックにしたスタイルだと幾分感触が違ってくる。不思議少女っぽさはそのままに、暖かみは10割増。そう、きいという少女のまっすぐな側面がこの最後の2曲で存分に伝わったという気がする。
演奏終了後もきいさんとjinaさんには色々と気を遣って頂き、ルル網ライヴの出演者からこれほどの「優しさ」を受け取ることが出来るなんて.....と、とても嬉しかった。美人喫茶、また行かせていただきます!
そして2ndパフォーマンスはKaseoさん。黒い布で覆われたテーブルの一角から、怪しいビートとノイズが溢れ出す。おなじみのスピーク&スペル音声がねじ曲げられて会場にこだま。インテリジェンスな狂気が、乙女カラーを一瞬のうちに凝固してしまう。そして、MCの合間に遂にヴェールを脱ぐ、狂気のノイズ合唱団「電気鼠十二楽坊」! 壮観そのもの。かつて緩音夕で見た同一レコード複数掲示も一瞬にして霞んでしまう。
いよいよノイズ合唱の始まりだ。可愛くも危ない咆哮が光と共に空中を飛び交う。ノイズにありがちな破滅的、頭でっかちなイメージの代りに、ここにあるのはキュートさとユーモア。ルル網が提唱するあぶない世界には、こういうノイズが一番相応しい。何やるにしても、楽しいのが一番なのだから。
さて、この光と音のページェントの後は......真のショウストッパーは、意外なところに宿っていたのだ.......
| 2006-10-25 | 秋桜吹雪ドキュメント (後編) |
さぁ、ルル網ライヴ・ドキュメント、後半にいきます。
Kaseoさんの機材を片付けるのを手伝ってる間、場内にはなんとも言えないムードを醸し出す音楽が流れていて....そう、今回は意外と幕間音楽が随所で反響を呼んでいたんです。それが何であるか、今明かしてしまいましょう。以前ルル網日誌でも紹介した「POP CONCERT」がそれです。
リンク先(はてなで書いていた旧日誌の抜粋)にある自選ベスト・コンピを焼いたものをそのまま流してもらってたわけですが、何だこれはという声を何人かの方から聴きました。確かに曲は有名すぎるけど、演奏はアマチュアリズムに溢れすぎてるし、でもただガキ共が合唱してるだけならばこれほど風情のある音楽にはならないよな。そうこうしている内に、次のアクトの準備が完了。ハイラインでテープを買って以来気になり続けていた一人、shibata emicoである。
今年の始め、カフェで展開された自由気ままなライヴを体験してさらに虜になり、かと思えばモナレコでのソロ・ライヴではさらにタフになった新生面を表現してくれて、今回のライヴも楽しみにしていたが、もしかしたらさむつらすの前野氏が同行するのでは(よって、ドラムが使われる可能性も考慮していたが)という風の噂をさわやかに裏切って、急遽参加が決まったのは三輪二郎さんだった。こちらも今年始めのジェリージェフでの三村京子さんのライヴで、ちょっとだけ生演奏を聴かせてくれた方で、ここら辺と乙女アシッド・フォーキー系のコネクションも興味が尽きない。案の定、リハーサルでは、エフェクターをぐにゃぐにゃにかまして、かなりサイケ度高い演奏が展開される場面もあって、玩具ノイズの次のクールダウンとしては申し分ないと思われたが、本番での演奏はふわふわしていつつも実にまっすぐ。1曲目「ケニヤン」のピアノ演奏から、もう全開そのものである。2曲目からはアコギに持ち替え、三輪さんのエレキ・ギターが入る。さりげないバックアップながらも、屈折度が増して、聴いてて気持ちよかった。
恒例のお題リクエストコーナーでは、早速カフェライヴで「パチンコ」を提案した丸芽に「誰かお題出す人選んで」と振られたので、当然(?)いつのまに姿を現していたくつした女史に。内心「下ねただけはよして.....」と思いつつ、ここはサイケ・ワールドが期待できそうな「苔」で応えてくれた。そしてemicoさんも格好のネタを得て、その場で豊かな歌世界を紡ぐ。ラストまであっという間の35分。用意していたCDも完売(!)し、確実に新たなファンを掴んだようだ。他のアクトからの讃辞も幾多得て、はっきり言ってこの夜のライヴの主役は彼女に決まり、という感じである。そして、やっぱりカワイイ。ルル網史上全体的に最もカワイい指数が高いと思われた今回のライヴでも、群を抜いて。
まったりしてはいられない......というわけで、水分もきい嬢から頂いた(thanks!)ペットボトルの水だけで何とか乗り切って、アッパー状態でPAブースに潜り込む。いつの間にすっかり出来上がっていた小心ズのお二人と、開演前のエール交換をする余裕もなく、気がついたら始まってたと、そういう感じだ。いよいよトリ、小心ズのショータイムのスタート。
以前見たヴァージョンにはない新ネタも多少取り込みつつ、ハコでやる舞台としては集大成的内容。客席で楽しむのとは違って、動きに反応しながら次の動きを誘発せねばならないだけに、笑ってる余裕もない。でも心の中では満面の笑みでアクトに参加してるつもりでしたよ。で、一箇所、「かくれんぼ」が終った時、ちょっと暴走.....劇について行くペースと、機械の感触を?むペースが一瞬噛み合なかったな。それでも、何とか3秒程でその場を取り繕い、冷静に次の段階へと進む。エア笑い、エア泣き。言葉無き喜怒哀楽は、空気のように軽い分、後でぐっとくるものである。そしてラストの「君の瞳に恋してる」を無事キューするところまで何とか辿り着く。
充実した表情を見せる小心ズを送り出しながら、その音楽の余韻を保ちつつ、マイクを握って最後の挨拶。さすがに舞台まで出て行く余裕はなくて、ブース内でトークしたが、多少の台本は用意していたとはいえ、かなり舞い上がった状態で思ったように喋れなかった。でもこれが、オーガナイザーズ・ハイというものであろう。全アクトの皆様、感謝感激雨霰です。そして、来て頂いた皆様にも。あと一歩及ばなかったけど(動員的にonly)、やり遂げ感はいやというほどありました。
過去3回のルル網ライヴのエンディングで流した「渡鬼ラップ」を、今回は「君の瞳に恋してる」の余韻を活かすため敢えて流さなかったのだが(オープニングmixの最後で流すことも考えたが、結局宮さんのライヴで初披露した「WWRY/にっぽん昔ばなし」のマッシュアップの方を使った)、その宮さんやくつしたさんとカレーを食した後、帰ってきて真っ先に飛び込んできたのは藤岡琢也さんの訃報だった。合掌。
最後にルル網ライヴのことを書いてくれてる皆様に些細ながらリンクの花束を(mixiは除く)。
くつしたさん (毎度さんくす!)
ちばゆきさん (美人喫茶!)
ゆっきぃさん (お菓子thxです!)
COMMENTS
くつした:
>内心「下ねただけはよして.....」と思いつつ
あー、なんか全体的にそんな空気だったので炸裂させずにすみました
よかったよかった
丸芽:
ある意味純粋すぎていじりたくないアーティストには下ネタは過酷かも。逆に下ネタを要求されて悶え苦しむ乙女を想像するのも......うん、ルル網ライヴ以外の所では、充分にありですとも(謎)! |
ライヴが終って若干心の余裕ができたので(しかもここの所ずーっとワーク・カット・アウト状態が続いていて.....楽なのは楽だけど生活が苦しくなるのもまた事実で)、延ばし延ばしにしていた行動に遂に出る。そうです、歯医者さん行ってきました。
前回歯医者通いしてたのはもう13年前のことで、その時はまじで死ぬ程痛い状態だったから(大阪の中古レコード祭りでサクサクやってた時、激烈に痛み出したのを未だに覚えとります)、かなり長引いたわけだけど、今回は幸いそこまでの状態に陥ってなくて、ただ前回直した所がおかしくなってたという位の認識だった。それが実は甘かったというわけなのだけど、確かに昔と今とでは感触が違うもんだなと思ったりして。比較的最近出来た処なのだが、環境はいかにも癒し系っぽいし、平日の午後なだけに新規でも敏速に対応してもらえたので気分よかった。予言通り1ヶ月程度で済めば楽勝なんだけどなぁ。
今週のビルボード・アルバム・チャートの1位はロッド。カヴァー・シリーズといえ久々のロック・アルバムだし、タイトル曲が新作を出したばかりのボブ・シーガーの曲なので相乗効果もあるんかも。結構、いろんな店で流れてたんで、感触はいいのですが、買いには向わないな。まだジェリー・リー・ルイスの方がネタとして上等だと思う。
しかし来週はどうなるやら。そんな世界の繰り返しです、この所の全米チャートなんて。どういう売り方でどういう層に売ってるかとかは、あまり関係ないと思う。エルトンは散々だったしね。あああ、スローンを待ちこがれることでかえって色々と勉強になる今日この頃です。ひきこもり収集生活なんて絶対向いてないな自分には。
内輪ネタにしたいことを別の場所にばしばし書きなぐりまくったので余力がない.....一個位こっち用にとっておくべきであった.....
とりあえず確実なのは、今年中に絶対買うと思われるCDは4枚でほぼ決まりということだろう(内一枚はリイシュー)。それにしても洋楽に限定すると、今年入手した新譜のアーティストの平均年齢を算出したらいくつになるか、考えるのも怖いよな......そして、谷ちえ子・小倉一郎の結婚ニュースに驚愕。13年前、「甚五郎」まで駆けつけた身として余計。
うーむ、あとは余り大っぴらに言うべきことではないなぁ。そんなわけで、予告通り、のだめ見るのでこの辺で(すっかりやられてるな.......)
| 2006-10-31 | しばしフリーAgain〜悲しきエレキ野郎 |
内輪ネタはともかく、あまりプライベートなことを詳細に書いてしまうといろいろと余波が現れそうなので、前回(3/15)に続いて(謎)ということにさせて下さい。ただ、真実は言うべき時期が来たら言いますよ。うーむ、あまり内輪ネタっぽいことを考えるのに労力を使うのはよすべきだな今後。
本来は明日あたりサシで話し合いの機会を持ちたいと画策していたのですが、もう少しアクト側の反応を待ちたいのと、とてつもなく足が痛いので(前2週のことを考えると昨日今日はしんどすぎたな)ちょっとだけ延期。次の段階へさっさと進みたいと思います。
そういえば昨日いいとも(ゲスト: 和田アキ子)を見て初めて知って吃驚した......傍から見れば関係者の筈の自分としたことが。今後の動きに悪影響がなければいいのになぁ(気になる方、増刊号でチェックするように.....ってそういうシーンは10割リプレイなしだろうなぁ)。