よりぬきルル網日誌 2006年3月〜5月の巻
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2006-03-01セイヴド・バイ・ゼロ
某「12ヶ月連続カヴァー曲リリース」グループの最初のリリースに対するiTMSのレビューが酷すぎる事態になっている〜! いや、別に彼女達の肩を持つつもりはないんですけど、未だにそのオリジナル版を必死に持ち上げる輩がこんなにいる事に驚きを隠せなかったというわけで。その素晴らしいオリジナル盤の方は、ブックオフに行けば決して品切れっつーことはありませんからねっ!
つーか、駆け出しのアーティストに対するレビューの有無でいらんことが読めると思うのは考えすぎですかと、久々に某所チックな考察をしてみました。ならもっと非メジャーにチャンスを与えるべきだと思うよ! iTMSのアカウントももう100円しか残ってないし.....しばらく我慢するしかないか。我慢&試練の日々です。これから1ヶ月(その後も続くなんてことにならないように......)
とりあえずMoga Hoopの東京ライヴが決まったのはいい事です。22日、京都から直行っつーことになりそうですな。いやぁ、19日から激動の一週間になりそうだ。
それにしても経済事情が買う気を全くサポートしきれていない身にとっては、見過ごしていた過去のあれこれを掘ってきてiTunesに入れるだけでもとんでもなく有意義と感じるからたまらないですねぇ。そっち方面に夢中になりすぎて、創作意欲を失わないようにしよう。今んとこ、あと二つやらねばならないことがあるので、19日のために。

2006-03-04情報誌文化を殺すのは誰?
結局刺激が強そうな場所への出陣は回避。あと15日、何とか気持ちを落ち着けておきたいです。それにしても.Mac更新の手だて、納得できなさすぎだよぅ。これでまたやる気を削がれたな。
話変わって、セブンとぴあが揉めてるね。
最近は機会があれば専らローソンの方を利用することが多くなったので、ぴあがどうこうと言われてもいまいち実感こないが、昔はほんと、朝早くから並んだものです、近くの忠実屋(現在はダイエー。今後どうなるやら)の中のチケットぴあ。確かにネット文化に飲まれるまでは、ライヴハウスよりも海外のアーティストの公演に足を運ぶ頻度の方が高かったし、競争率が高くなるとそれだけ気合い入れてたわけだけど。そういう時に限って目当ての公演以外のために並ぶ「敵」も多かったりしてね。そんなわけで、情報誌の方にもお世話になりまくったし。実際足を運ぶ事があまりなかったとはいえ、傾向を知るためにライヴハウスのスケジュール・ページも熱心に読んでたものだ。
インターネット、野外ロック・フェスの隆盛、個人的嗜好の変化などここ10年間で状況も大胆に豹変し、ぴあの役割も変わりつつあるんだろうが、チケットを売る側も当然よりコンビニエントな手を考えているわけで、いつまでも今まで通りってわけにいかない。音楽パッケージ・ビジネスと同じなんだな。全ては一般人の都合にかかっているというわけだ。
80年代以降の大都市の文化構造を淡白にしたとさえ言われた情報誌文化、最早先が見えてしまったのか? そして活字に未来はあるのか? 私は信じているけど。

ここ10年で行った洋楽のでかいライヴというと、ブライアン・ウィルソン3回と、98年のストーンズ、02年のプリンス位ということになるのかな。他に海外アーティストでは川崎CITTAでのベック('96年)とクアトロでのシルバー・アップルズ('97年)、あとドラジビュスを2回ライヴハウスで見てる位で、ライヴという面から見ても洋楽文化に冷めてるんだな。ロックフェスに誰彼が来るからって即座に熱くなれないのを、歳を取ったせいにはしたくないけど。それでもライヴハウス文化はここ10年で更に多様化し、より熱くなってきてると思う。具象と虚構の狭間にあるのは真の現実だってことを忘れないように。
P.S. 忘れてた、デヴィッド・ピール@JLM。

2006-03-05二度寝するための勇気さえ無くしてる
一昨日触れたライト・セッド・フレッド*1の唯一の大ヒット「アイム・トゥー・セクシー」。元ネタはジミヘンのようだが、この曲、南沙織の「純潔」がiTunesから流れてくると必ず続けてかけたくなるんだよね。こちらの元ネタはヴァン・モリソンと言われているけれど。つーわけで、さっきそうしました。調べてみたら、昨年10月3日にも同じ事をしていた。

昨日は凄かったみたいですね。ネット情報を仕入れる事が限りなく不可能に近いTamamiticとAkane Hosakaのライヴ・アクトが非常に気になっていたのだけど、如何せん心の調子が。色々な事に邪魔されつつも、まずはポジティヴな気分になれることに神経を集中することによって、少しずつですがいい手応えを掴むことに繋げてます。思ってみれば先週の日曜日に一度空っぽになったのがいけなかったんだな。
あとぴあの話補充。演劇とか観に行く人たちの事を考えていなかったな。ああいう人達は本気ですからね。何気なくコンビニで買うのとは無縁っぽいし。ブライアンで並んだ時も結構な数の「敵」として邂逅したなぁ。このセブンとぴあの喧嘩の件とか、先月8日のエントリーで間接的に触れたピザオブデスの某バンドが曲が勝手にドラマで使われて激高した話題とか、こういうのが「注目URL」に載らないっておかしいよな。それがはてなクオリティなのかもしれないけど、やっぱ他のとこ(特に以前からあるプロバイダ系が提供するブログ)に比べるとまだまだあらゆる面で勝ってるという気がするから、しばらくは執着したいなと思う。

というわけで本番2週間前にして初めてふたり乗り/FOR LIPSに挨拶。どきどきしてます。CDを買ったら、早速最後のお楽しみ手段に向ってまっしぐらだ(謎=80%は完了しているのだが)。
*1:ポップス史に於いてHGキャラで成功した、多分3番目のアクトだと思う。

2006-03-06Yummy Yummy Yumy!!!
今朝見たんですけど何ですかlast.fm、このウィルスの亜種としか思えないバグは! 過去1週間が2月26日から........1973年8月14日までになってるじゃん。嫌がらせですかこれ (まぁ、1年早いけど.....謎)
今見て、直ってたのを確認したところで気を取り直して。私自身も昨日のライヴで生き返りました。何に対してもポジティヴに、開き直れるような自負が芽生えてきましたよ。このムードを今後2週間何とか保持したいと思います。つーか、このコ達の音楽を聴いてポジティヴになれないなんて人がいたらおかしい、絶対。未体験の方も是非是非、京都に聴きにいらして下さい。素敵なひとときを絶対保証します。

[実演] 『東雲祭 冬の陣2006』@ROOSTER North Side (荻窪)

というわけで昨日のライヴ報告。遂にふたり乗り/FOR LIPSと邂逅です。まずはあらすじ......今回の京都ライヴ計画が暗礁に乗り上げそうになった時、かつての仲間筋を軸にアクト探しの為のネット紀行を続けていたら、ナチュラルそのものの女の子二人組を発見。ふたり乗り、いかしたネームでは! ルフランと被りそうな雰囲気もあるけど、米国のカントリーを基調にした音楽性はきっと貴重だろうと思って声をかけてみた。どうせならば賑やかな方が素敵だろうと思って、あと二声加わったコーラス・ユニット、FOR LIPSでの出演を打診してみたら、こちらも一時は危ぶまれたものの無事OKに。とにかく、まず地元を中心とした活動状況に頼って出演依頼したのですが、いざ実際ライヴを見てみたらその至福感に打ちのめされて、ああほんとお呼びしてよかったなと自分をめちゃくちゃ褒めたくなってしまったのであります。
まずは4声アカペラでスタート。この瞬間、声の魔力に取り憑かれて敬虔な気分になってしまうのです。そして、ふたり乗りとしてのステージに。音楽をやる事が楽しくてしょうがない、そんな様子がストレートに伝わってくる。その表情も豊かで、聴く者を自然にハッピーな気分にさせてくれるのだ。ふたり乗りのオリジナル曲が続いた後、FOR LIPSのあと二人が加わって、カントリー・フレイヴァーを取り入れつつ基調はソウルという心ときめく展開に。古き良きソウル・クラシックスが、聞き慣れたブリティッシュ・ビート・グループの解釈を経て、今大和撫子カントリー・ガールズの手の中に。一度味わったらもう元には戻れません。見事なコーラス・ワーク、軽やかな演奏ぶり。音を楽しむ基本がここにある。先入観なんて.....と思う人にこそ是非聴いて頂きたい。
そしてこのFOR LIPSを主催ライヴでありながらトリに抜擢した東雲さんに感謝。もう一つ、ルル網京都ライヴとパッティングの危機を回避してくれた事にもっともっと感謝! そんな彼女達はヴォーカルがギターを持たないのを除くと春風堂と同じメンバー構成で、曲の感じも春風堂をさらにダークにした感じがする。時折見せる激しい展開にははっとせずにはいられなく、ついつい「ウェインズ・ワールド」に出てくるクルーシャル・トウントを思い起こしてしまいましたよ(要するにそのvo/b役の女優ティア・カレラにvo/keyのルックスが似てたからということで......すんません......)。このライヴに於ける影の橋渡し的役割を演じていた矢本健士氏のユーモア・センスとロック魂溢れるステージもよかったです。
最後にほんと、FOR LIPSを心をこめてよろしくです! 3/19の京都ライヴは彼女たちにとっても特別なものになりますのでお見逃しのない様! 見ないで帰ると絶対損するよ!

P.S. おめでとう! 末永くお幸せにね!←心の私信

2006-03-0821世紀の空きっ腹に団子
今朝はまじ恐ろしかったよ。まず電車の中でわけのわからないことをわめいている一見して普通のオヤジに遭遇し、その後通勤バスを待ってる間にも、歩道橋をわけのわからないことをわめきながら歩いているおばさんを発見。少々怯え気味のその時、私の前でバスを待っていた別のおばさんに突如一人の男が体当たり! これはまじでリアルき◯◯い君臨か? どうしよう、死ぬかも......と思った2秒後、おばさんがその男と嬉しそうに話しているではないか! 同僚だったんですかね。それにしてもこういうコミュニケーションの仕方ってありかいな。シンクロニシティー故にとんでもなく恐ろしい気持ちにさせてしまうでは。携帯が普及し過ぎて、第三者が至近距離にいない状態で堂々と声を出す者を見ても別にどうってこともなくなったのが、かえって罪作りと感じるこの頃ですね。

COMMENTS
DJまつたけ: 空きっ腹、パン、団子で思い出しましたが、ハモンド・オルガンも例のPSE法で入手不可になるそうで。「何が電気製品の安全だ!金儲けだろうが!」と思ったのは私だけではありますまいノ。CCCD、輸入CD規制など、暗いニュースが続きますね。
丸芽: PSE法はある意味今の音楽界の純度を試すための陰謀と捉えてますが、何か署名運動やってる側にも賛同しきれない気持ちが残っててかなりもどかしいです。要はたとえぼろい生ギター一本だけで歌っても、Macにプリインストールされてるソフトだけ使っても、演り手のハートがどれだけインプットされるかにかかってるわけですが。そんなわけで今回の京都ライヴは裏切りません! ピュアな音を提供する場としてのライヴハウスは永遠に不滅です。
洋楽の場合は特に突っ込む事ないですけど、特に最近のエイベックスにおけるベスト盤の在り方って一体何なんだろと思う事はよくあります。いくら今までCCCDで出してたアーティストをCD-DAのベストで出すからって、ベストを出す程の価値がないケースもかなりあるし。CCCDだから買われなかったというのは些細な理由に過ぎないと思いますよ。勿論東芝の洋楽大物アーティストに関してはこの限りではありませんけどね。

2006-03-10ペリーの好きなストーンズの曲は
紙ジャケ祭りも一段落。要は来週出るストーンズのデッカ時代の盤なんですが、これはヤバいですよ。サタニックの3D写真、TTPDの八角形ジャケ、LIBのポスターやHT&GGのブックレット特典も再現、「ナウ」のオールダムの過激ライナーノーカット再現.....正直言ってここまでやられると少々どころかかなり甘くなっ ちまいますよ。ハイブリッド・リマスター盤が出た時は結局4枚しか買わなかったが、今回は本気でいっちゃうかも。。。。。もし充分な財力があれば、ですが。紙ジャケとか限定盤の場合はそれが最大の泣き所なんだよね。でかいパッケージにCDを入れても意味ないけど、小さくされると好き者心がくすぐられる。そんなもんなので不思議です。
丸芽がストーンズのアルバムを集める事を意識し始めたのは、遠い昔の中学生の頃。当時最新アルバムだった......うーむ、言っちゃいますか、「女たち」をちょっと意識しつつ、ビートルズ好きの立場で同時期の大物バンドとしてのストーンズをかじってみるかと思いまして。そんな時、当時デッカ(ロンドン)の発売権を持っていたキングが、1500円という破格の値段で廉価盤を一斉にリリースした。で、一気に行っちゃいましたよ。 その2年位前にキングが、初めてデッカ音源を体系づけてリイシューして、その時の価格は2500円だったのだが、ストーンズのイメージと不釣り合いに見えて実は絶妙にツボを突いているという著名人のエッセイと、宮原安春氏による歌詞対訳(何度も触れているが、素晴らしい!)が掲載されたライナーもナイスにデザインされた好仕事だった。LAX品番による1500円盤リイシューは、このGP品番のシリーズを完全に踏襲したものだったので、いい時期にいい物を手に出来たという感はあった。ただ、モノ音源の疑似ステレオ化があまりに不自然だったりと、今のリイシュー業界からは考えられない落ち度もあることはあったが。
LAX品番が市場から姿を消して、ストーンズ自身が続くアルバム「エモーショナル・レスキュー」をリリースした頃、キングが再度リイシュー・キャンペーンを開始。今度はGXD品番、1600円盤で、付録としてジャケ写をミニチュア化して集めたステッカーが付けられていた他、以前は日本盤が出ていなかった英国編集のコンピレーション4枚が新たにシリーズに加えられるなど小技も効いていた。その翌年、ロンドン・レーベルの日本法人が設立され、デッカ音源の発売権がそこに移行。かつてキングから出ていたシリーズのラインナップを一新*1し、英国編集・米国編集問わず出しまくり、しかも初回盤カラー・レコード。そして例の悪名高き外国人による訳詞は、これ以降全てのロンドン→ポリドール(ロンドンを吸収合併)→ユニバーサル(アブコ)盤のLPやCDのライナーに掲載され続けることとなる*2
完璧なストーンズ・デッカ盤のリイシューを求めるのなら、やはり宮原氏の訳詞は必須だなと思うんだけどね。いずれにせよ、LP持ってる者にとっては大した問題じゃないのだろうけど。フェティシズムに対しては萌えと萎えの要素が必ずついて回るわけで、ストーンズに関して言えば、後者は例の外国人の訳詞に尽きるのだ。今回の紙ジャケも、わざわざ他の人に訳詞させ直してると思えないしなぁ。
「これからがチャンス そうその通り」というのはその外国人の仕事にしてはかなり上手くやってる方だと思うが、同じ歌詞の宮原氏による解釈は、「果報は寝て待て そうだよね」だ。ちゃんとメロディにはめ込んで歌えるところもニクいよね。というわけで、果報が現実に変わるまで、あと7回寝て待ってください。そうだよね。
*1:GP品番で「アフターマス」など一部のアルバムが、オリジナルに忠実なジャケットで初発売されていたが、ロンドンのシリーズではさらに「ファースト(通称)」や米国版「アウト・オブ・アワー・ヘッズ」など日本盤のみ変更されていた曲順もオリジナルに忠実、疑似ステレオにしてもキングの盤よりは幾分自然な形に直されたが、モノでのリイシューとなるとCD化まで待たねばならなかった。なお「モノ待望論」は恐らく、80年代中期にエルヴィスの初期CDが疑似ステレオのマスター使用で発売された際、批判の声が相次いだのがきっかけで高まったのだろうと思われる。
*2:さらにストーンズ・レーベルになってからの東芝盤ライヴCDでデッカ時代の曲が歌われていた場合も、ついている訳詞はその外国人によるものだったりする。さすがにそれはないよな。

2006-03-12カウントダウン! あと1週間!
というわけで本日より京都ライヴ前のアクセス強化週間に入ります。ファジーな一見さんをも何とか最新情報に誘導すべく、最大限の努力をしたいと思います。ポップ好き、刺激の欲しい関西近辺の方! 19日予定が入ってなければ是非とも京都七条After Beatにいらして下さい!
結局昨日作ったお楽しみマテリアルの一部に悔いが残り、今日再度作り直しました。これでCD1枚、余計に持って行かねばならなくなったが、その位別にどうってことないでしょう。残るはもう一つの当日のお楽しみだ。放課後が慌ただしくて時間がとれなさそうで、一体どうなることやら。でもあきらめないぞ。17日には銀座に赴かねばならないし、その日はプリンス新作が店頭に並ぶ日*1ということも明らかになったので、余計わくわくです。
さて、そのプリンスの新作にぶつけるように、ワーナーからレア・トラックを大量に含む2枚組ベストのリリースが予定されていたのだが、土壇場で中止になった。なるほどね。過去、「ブラック・アルバム」(100%自らの意志による)、「ハリウッド・トラブル」(映画のサントラだが、実際プリンスの曲は全く使われていず、制作者側との葛藤の末中止になったのは間違いない)と、プリンス関連作の発売ドタキャンは別に珍しい事ではないが、今回のは新作にぶつけるというワーナー側の戦略がもろ殿下の逆鱗に触れたというのが主な理由に間違いないでしょう。まぁ、自分は珍しいヴァージョンに関しても結構熱心に集めてきていたから、これが発売中止になったってそんなに深刻には感じないのであるが、確かに当初の選曲を見た時は、どっち側の見解が重要視された結果なのかよく解らなかった。プリンス側の見解が全く反映されていないとしたら、「パレード」関係の曲がもっと収録されていたに違いないし*2、逆に映画「バットマン」のサントラ曲が入っていないのはワーナー側の都合以外の何でもないはずである。いずれにせよ、プリンス側はワーナーという会社に関してはもう何とも思っていないのだし、そこに残した音源を再度自らの支配下に置くことが出来れば、彼の裁量でリマスター盤なり何なりを自由自在に出せるというわけだが、その逆が成り立つ事がないから困ったものである。ワーナーにとっては、プリンスの残した音源はかけがえのない財産に違いないのだから。どうでもいいと思いたい感情を押し潰す如く、他社に移籍した彼の新作がめちゃくちゃ売れて、それに従ってワーナーの旧譜もある程度動くわけなのだから。
ビーチ・ボーイズやフランク・ザッパやジョージ・ハリスンは、そんなワーナーのやり口を苦々しく思いつつも、結局はそこに残した音源を自らの手に取り戻すことに成功したのだが、ワーナー側もプリンスにはそんな風になってほしくないと必死なんだろう。それだけ重要なアーティストだっていうことを解ってるというわけだ。
ならベストなんか最初から企画するなっつーの......いや、ベストだけが有り難がられる昨今の音楽消費者業界が一番いけないんかな。

というわけで、明日からはルル網プレゼンツ・京都ライヴに出演する各アクトへの思い入れ等を、過去のエントリーへのリンクを織り交ぜつつ、簡素に書いて行きたいと思います。
*1:公式発売日は20日だが、同日は月曜日ということで、発売日前日に店頭着荷という鉄則に従うと、土日より金曜日の方が都合がいいという具合に相成る。ただ最近は都合の悪い日にわざわざ店頭着荷を指定するヤなメーカーもぼちぼち出てきて困る.....事務所の狙いとかそういうのもあると思うけど、辛いよな。
*2:以前3枚組ベストが出た時は、No.1ヒット・シングル「Kiss」以外の曲が、シングルB面の未収録曲も含めて完全にオミットされており、同アルバムがサントラとなった映画「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」の失敗が大きな影を落した結果なのは確か。

COMMENTS
DJまつたけ: 「ベストだけが有り難がられる」のを特に意識したのは、マイケル・ジャクソンとブリトニー・スピアーズですね。前者は訴訟で人気が落ちることに対する懸念、後者は半引退状態に入る滑り込みの荒稼ぎだと捉えています。
プリンスの3枚組ベストは持ってますが、確かに「本当にベストか?」と思いましたね。農協牛乳が入ってない。もちろんオリジナルアルバムも大体持ってるので、自分にとってはB面曲を補填する意味合いのほうが強かったですね。

丸芽: 3枚組ベストは本人の意向の下出されたのは間違いないですね。側近の書いたライナーにせよ、「パレード」関係の曲の欠如にせよ。「バットマン」は逆にワーナー側の事情で収録不可となったと思いますよ。
一応、B面曲がCD化されたのは嬉しかったですが、その前の年にモGotta StopモとモHorny Toadモの入ったオリジナル盤をとんでもない価格で買ってたのを考えると、痛い事したなぁと。
洋楽の場合は特に突っ込む事ないですけど、特に最近のエイベックスにおけるベスト盤の在り方って一体何なんだろと思う事はよくあります。いくら今までCCCDで出してたアーティストをCD-DAのベストで出すからって、ベストを出す程の価値がないケースもかなりあるし。CCCDだから買われなかったというのは些細な理由に過ぎないと思いますよ。勿論東芝の洋楽大物アーティストに関してはこの限りではありませんけどね。

2006-03-14焦る心を和らげるものと余計狂わせるもの
何とか元通りに戻りました。半ば寝ながら夜の3時位まで格闘してましたよ....と言っても殆どの時間は「見届ける」のに費やされたわけですが。早い話、iBookにTigerをクリーンインストールした時、何らかの理由で定番解凍ソフトが消えてしまったというのが、昨日の発狂の素だったんですが。元々Tigerには含まれてなかったのかもしれないし.....まぁ、その程度のMacユーザーでありますから。何事も孤軍奮闘ですよ。おかげ様で、重要書類も失わずに済みました。
で、解凍ソフトで何を解凍したかったかと言うと、新たなフォントなんです。3月6日に「ちょっとかさばるものを買ったのが命取りとなった」と書いたそれが、実はフォントカタログでして*1。もう少し冷静に構えてたら少なくともシングル1枚、余計に買えたのになぁ(もしくはふたり乗りのライヴ帰りに、かけそばよりましなものが食せたのにな)。新しくフォントをインストールして何をしたかったかというと、それはあと5日黙ってなきゃいけないのですが、まぁとにかく、些細なきっかけからとんでもないことが起こり得るものなのです。で、その件はとりあえず保留。実はそんなに焦っちゃいないし(焦りたいのはやまやまですが)。
何やかんややってる間、苦し紛れにiMacのネスケでネットチェックしてたのですが、昨日書いた某サイトがまともに見えない件の他にも、いろいろと考えさせられることがあって。1年前までのブックマークがそのままになってたわけだから、何気なく覗いてみたのですよ、その中の一つであるとある掲示板を。大変な事になってました。過去3日間でとてつもない量のスパム書き込みが!
ちょっと前の話だが、思い出す。「mixiにかまけすぎて本来のサイトを更新しなくなった輩が多すぎる、俺はそいつらを許さない」とわめいて大騒ぎを巻き起こしたヤシのことを。その掲示板を、mixiのせいで活発さがなくなったとは決して思いたくないけど、きっとそのヤシに近い思想を持った奴がひっそりとスパムの神(?)にちくってるのかもしれないな。だからこそこんなことが起こったんじゃないかと。 実際、もう一つ昔のブックマークに残ってたとある掲示板は、同程度の数の書き込みが残っているものの、一番古いので4年前(!)だった。勿論、全然荒らされた形跡などない。その主がmixiにいる事は把握しているけど、まぁいるなという程度で、mixi呪い主(?)のチェックに引っかかるとは思えないのだ。
自分は今、こうしてはてなを主な思想吐き出し場にしているが、mixiは人脈形成の場として、また人格を広げる場として大いに活用しているし、そのバランスを保った上で、余計なコミュニケーションの手段は必要ないと割り切ってさっさと「Fields Of People」に見切り付けた。ここのコメント欄だけでも充分にその代りが務まると思ってるから。そのまま放っておいたら、きっとF.O.P.もインアクティヴ掲示板と見なされてスパムの温床になってたと思う。
まぁとにかく、一番いけないのは他人が気を許した隙につけ入り悪事を働く事に尽きる。変なスパム書き込みでイリーガルな物質の宣伝をして何が楽しいんだよほんと。
あと自分の持論としては例えSNSであれそれ以前のバッド・ヴァイブが再発するようなファクターからはできるだけ遠ざかろうとしてるというわけで、だからこそ某コミュから逃走したんですよ。関わりたくない人が皆無ってわきゃーないんだから。まぁ、一人はマイミクになるまで行きましたけれど(謎)。
そんなんで、iBook回復にも関わらず約束を守れない自分をめちゃくちゃ責めたくなりますが、有意義な事を無理して併記して余計な気力を浪費する位ならばこのままアップした方がいいな、というわけで今日はこの辺で。明日から何とか思い入れ語りスペシャルに入りたいと思いますが、それより先に明日は悟りの日である(謎)。
*1:そんなものHMVのクラシック売場じゃ売ってないじゃんという突っ込みは厳禁!

2006-03-15しばしフリー
(謎)。というわけで、やっと「アクセス強化週間」らしく、今度の京都ライヴに向けての心構えなどをまとめて語っていこうと思いますが、まずは重要なアクト紹介からさせて下さい。とりあえず、公式(いずれも曲聴けます)ないし過去のルル網におけるライヴ・レポート(諸事情により、全てではありません)へのリンクでお茶を濁すだけじゃあまりにも冷淡なので、一行二行レコメンデーションのお言葉を添えて。 一応、アクトの並びはアイウエオ順になっており、当日の出演順ではないことをお断りしておきます.....いや、まじで当日の出演順とほぼ同じということになってしまった......「完全に」ではないですが.......

一. くつした

一昨年12月に行ったルル網DJイベント「緩い音楽の夕べ」第5回の入場者特典として配布した記念CDに収録するアーティストを物色していた時に、丸芽がmixiで主宰するコミュ「宅録少女」の中でも異彩を放っていた一人轟音宅録ユニットと巡り会った。それが「くつした」である。しかし、その秘めたる底力に気付く事となったのは、初めてライヴを見た昨年1月29日のこと。それ以来、何度となく彼女のライヴを見ては新たなる発見にニヤリとしているが、一貫して感じるのはその潔い程の敬虔さである。自分とその周りをストイックに観察しきった結果出てきた言葉と音の固まりは、表現法に毒とユーモアを盛りつつ、まっすぐに聴き手を直撃してくる。残念ながらその場に居合わせることが出来なかったライヴに於いては、より極端な結果にも至ったらしいが、ことに昨年9月の第2回ルル網主催ライヴ以降は、ますます壊れ度が高まっているとのことで、その完成をこの京都ライヴのしょっぱなでどばーんとかましてほしいなと思っている。まぁ、衝撃を下さいと、そういうわけでございます。

二. さくらかおり

ルル網プレゼンツ的にはアイドル的立ち位置かもしれないが、実際はそんなもんでは終わらないとてつもないパワーの持ち主、「さくらかおり」。元々、こちらも「宅録少女」絡みでふと導かれたライヴ*1において、全く予期しなかった場所から登場し、一瞬にして丸芽を魅了してしまったのである。最初に頭をよぎったのは、熱唱するアニメのヒロインの具体化! そのキュートさはあながち、その予測を外れとはしない。しかし、計算された曲作りの影からふと顔を覗かせる女の子の真意に気付いてみれば、そこにはひとつのピュアな魂。時々どきっとしつつも、可憐に撫でられる快感。ガールポップのあらゆる側面を咀嚼し、美味に昇華したかおりんワールドは、今後ますます進化していくに違いありません。

三. 地球人

「地球人」との付き合いはかなり長く、思ってみればルル網黎明期まで遡ります。同時にその付き合いの歴史も決して平坦ではなく、途中いろいろとありました。しかし結局はいいヴァイブの下に収まっていくのです。だからこそ、彼女たちのリベンジが今回の京都ライヴに絶対必要だったのです。「なんちゃっテクノポップ」を掲げるそのサウンドは、乙女の戯れにちょっぴりスパイス入り。テクノな感触もどこか手編みの雑貨のようだったりします。生活感とシュール感が絶妙なバランスを有し、その奥からユーモアのセンスが手招きします。いろいろありましたが、遂に全国発売されたコンピレーションにも曲が収録されて、今後の展開からも目が離せそうもありません。

四. FOR LIPS

地元を活動拠点にするアクトが一組欲しいということで、あらゆるコネを拠点にアクト探しを続けていた時、ふと見つけた「ふたり乗り」。どうせならば賑やかな方がいいと、あと二声加わった「FOR LIPS」での出演を打診することに。そして、出演が決まってからしばらくして見たそのライヴ・アクトの素晴らしさに、自分の直感は正しかったと安心した。聴く人全てをハッピーにするそのハーモニーの魔力、そしてナチュラルな乙女ならではのグルーヴ感。カントリーとかブルーグラスとか、先入観で逃げてしまいそうな人にこそ聴いてほしい、まさに「すてきなミュージック」(Listen To The Band!)。そして、今宵のステージは、FOR LIPSにとって特別なものになりそうな予感......皆さん、暖かく聴いてあげて下さい。

五. ルフラン

「ルフラン」との出会いも、また劇的なものであった。先に触れたDJイベントの打ち合わせの為、早稲田の街を歩いていたら、ふと目に入ったライヴ告知の張り紙。それを見ただけでハート直撃。そして、そのライヴを見て、さらに虜に。70年代アイドルの純粋さをフォーク・スタイルで表現する彼女達の魅力は、昨年のルル網ライヴ出演でさらに多くの人へと伝染しました。噂が噂を呼び、関西にも既に隠れシンパがいっぱいという嬉しい知らせも。貴方の心に放課後の教室の甘い香りを運んできてくれるその調べは、純白さと共にアフター・アワーズ的頽廃感も適度に含み、聴き手の心にさわやかな悟りをもたらす。この魔法の粉は、決して劇薬ではないけど多分媚薬だよ。ヘルシーな。どんな花がもたらしてくれるのか、それはきっと当日観れば解るさ。

明日はこの日までに至る経緯いろいろを記してみようと思います。
*1:実はもう少し時が立つと、その導き主の重要さを説くチャンスが廻ってくるのです......もう少し、ですよ!

2006-03-16きゃー
mixiに◯津メンバーキター!! ! !! 今後、さらなるGS関係者の輪が広がり、当事者とあらゆる世代のファンとの溝が狭まり、そして数々のミッシング・リンク(非プロも含む)が解明されていく予感!?!? 恐るべしSNS! なんてことにNati Bati Yiんですが。
それにしても一晩空ければ抜け殻を実感しますわ(謎)。本来は今日「トミー」を観に行きたくて空けておいたのだが、金欠がそうさせてくれなかった。でも何とか、この半月で上手い具合に回復したので明日には大事な一枚が確実に買えます(3日フラゲ*1なんてありか? しょうがない、カレンダーの都合なのだし)。そしていよいよ明後日には京都に向って出発です。

さて、お約束通り今日のお題は「京都ライヴへの道」です。ルル網が辿ってきたライヴ主催への情熱の軌跡を、簡潔にまとめあげてみます。
ご存知の通り、ルル網プレゼンツの初ライヴ・イベントは、2001年10月に蒲田Studio80にて開催された「春風のいたづら」です。この年の7月には、ルル網主催による初のDJイベント「さわやか革命」が同所にて開催。丸芽個人としては、webでの活動以外にも、前年から始めたテイチク/クロニクルでの諸仕事が、『アングラ・カーニバル』(選曲の約7割とライナー執筆)で自信を得たためか波に乗ってきて、いよいよ本来やりたい事に力を入れねばと、「さわ革」開催に先だって諸々を決め準備を進めたライヴでした。まぁ、そのやる気が「さわ革」開催当日を境にある種の重圧へと変わったことに関しては、ここで語るべき話ではありませんが....。出演アクトの殆どはそれ以前の1年間に親交を暖めてきた方達で、自主制作テープを聴いて魅せられたアクト、それがきっかけでライヴを見て新たに感銘を受けたアクト、という感じです。その殆どが関西のバンドというのもまた感慨深いもので。さらなる彩りを加える為に呼んだバンドが、既に当時全国発売されたコンピにも収録されて熱狂的なファンを獲得していた「エクレール」でした。多少のリスクは感じたといえ、自分に対して積極性を植え付けるためにも、この選択は間違ってなかったと言えます。
パーソナルな問題を別にしても、ライヴ会場での機材の使用に関する諸事情と、それに伴う金銭的リスクなどもあって、自分にかかった重圧はかなりのものでしたが、それを抜きに考えると非常にいい経験ができたと思います。今もなお、スカムアイドルのパイオニア道を爆走するエーツーの凄まじいパフォーマンスと、対照的に純潔そのものの演奏を展開したエクレールの存在だけでも、このライヴ・イベントは永遠に自分の記憶から消える事はないと思います。さらに、その約半年後、アルバム発売を経て突如の解散へと至った後者のことを考えると余計そう感じます。
「春風のいたづら」公式レポートはこちら
さて、殆ど強がりの結果でしかなかった第2回DJイベントと、グッド・ヴァイブそのものへの回帰を求めた大阪と名古屋へのDJイベント遠征、そしてわだかまりも消えて臨んだ早稲田での第5回を経て、さらにmixiというさらなる人脈強化の場を知る事もできて、再びライヴ開催への情熱が盛り上がり始めたのが昨年の事。早稲田イベントの参加者特典として作成したコンピCDが序曲としての役割を果たしてくれたことは確かで、そのイベントの打ち合わせが間接的きっかけとなり知る事が出来たルフランと、mixiのコミュが呼んでくれたくつした、この2組の参加はまさに象徴的でありました。さらに、これもある意味啓示がもたらした出会いと言えるclever cherryのはしもとかよさんを呼べたのも非常に意義が大きく、惜しくもノルマ達成まであと一人(!)だったという結果も苦にならず(自分がチケット代を払ってライヴを観たと思えばいいわけです)、あっと言う間に終わったmona recordsでのランチライヴ「昼下がり童歌選」は99%満足のいく経験となりました。
「昼下がり童歌選」関連エントリーはこちら 。むしろ「くつしたブログ」でのこちらのレポートの方が読み甲斐がありますよ。
そして、その終了後間もなく構想を開始した京都でのライヴ。なぜいきなり京都って? それはもう、自分内での悟りの結果です。京都こそ、今一番キてる地に他ならないのです。夏、ライヴの打ち合わせではしもとさんに色々と話を聞くに及んでその思いは強くなり、こうなったらこの刺激的なライヴ・シーンに何らかの印を残さないととその場で決心したのです。具体的に行動を開始したのは、昨年11月1日でした。今振り返ると結局何でもなかったんだなあと思える個人的パラドックスに何度も襲われつつ、プランをああいじったりこういじったり。
当初の構想では、本当に心の底からお見せしたくてしょうがなかったバンドが2組ありました。過去のLOAOHを深く紐解くと、その2組が誰であるか容易に解ると思いますが、結局この2組の参加は叶いませんでした。いろいろと事情があるものです。しかし、この思いが自分に負けちゃいられない精神を植え付けたことは間違いなく、今後何をやるに当ってもアグレッシヴに攻めてやると決心したことに結びついたのです。本当、いい仲間を得る事が出来て幸せだと感じています。
いよいよあと3日。もうあらゆる迷いから解放されました。あと3晩、安泰な夜を過ごしたいと思います。まぁ、明日はちょっとメルヘンな風にあたってきますけどね(謎)。
*1:今日この語を記すと確実に釣りとなりそうな悪寒....

2006-03-17今日は息抜きということで
あらかじめ行動予定を立てつつ臨んだのですが、結局まだ完璧な準備に至ってないので、私見なしで行動記録に移ります。それにしても浅草は.....ちょっと厳しい(謎)。営業先としては格好なんだけどね。

[実演] Yumiインストア・ライヴ@銀座山野楽器

颯爽と降臨したフルートの妖精、Yumiのミニ・ショーケース。山野楽器で彼女のアルバム「メルヘンな風」を購入した者を対象に開かれたもので、私も一応川越の同店で購入したので参加できました。何せアルバムで聴かせた超絶技巧とうらはらにほわんとした存在感がいやがうえにもそそるわけで、ちゃんと写真集も購入して予習しましたよ*1。白のドレスで現れた彼女は、予想していた以上にしっかりとしたお嬢さんで、喋りも舌ったらずながらしっかりしていて最早大物の風格が。
本日演奏したのは、アルバム未収録曲2曲も含む4曲。全体的にしっとり気味の曲が多く、「熊蜂の飛行」のような凄い曲を聴けなかったのが残念だが、とにかく乙女乙女した普段の顔とうらはらに、演奏時の顔は真剣そのもので、体の動きもしなやかというよりちょっぴり機械的といった印象。最早身体の中にプログラミングされているような感があるが、そこはやはりフルート、繊細さが息遣いの中に宿っていて、そこが「妖精」たる所以である。中学生でフルートを始めて、10年も経たぬうちにこのようになってしまったというのは、ただものではない天性の成せる技に違いない。今後もさらに進化を続けていきそうな予感だ。もちろん最後はサイン&握手会。フルートやってる人の手はしなやかです。
*1:HMVクラシック売り場で買ったかさばるものの謎がやっと解けた!?!?

2006-03-193/19ドキュメソト
午前7時30分:起床。前夜はなかなか寝付けず、GSチャンネルを微音量で流してサンドマンの到来を待つも、かえって逆効果。「宮殿に通じる長い橋」が流れてきたので切ったら、あっさり眠れた。その癖して、今日は起床した途端にハイテンション。プチ(声量のこと)カラオケ大会と相成る。それにしてもかつてはあまり流れなかった英語曲、インスト曲のみならず、ガールもの*1までかかるようになったとは、F9も様変わりしたものですね。朝食タイムを挟んで、出発前まで最後のだめ押し。こんなタイミングで、刺激的なライヴ情報や新たな歌姫の存在を知ってしまうなんて。ますます煽られます。
午前11時30分:出発。結局時間的に余裕がありまくるのでぼちぼち歩く事に。それにしても天気が激動すぎ! 小雨(あられ?)と風に煽られたと思ったら瞬間的にピーカンになったり。そんな中、途中満開の桜を眺めたり、明後日行く予定のライヴハウスの前を通ったり*2しつつ、12時30分にハコ付近に到着。早速セブンに入って機関紙他のコピー開始。今思えば無理するんじゃなかったと......。モスバーガーで軽く腹ごしらえ。
午後1時30分:ハコ入り。次々と出演アクトが到着し、ちょっとしたミーティングの後リハーサル開始。あわや押すかという雰囲気だったが、うまい具合巻く事が出来て予定通り4時開場にこぎ着ける。ビラデザインの全権をお任せしたルフランマチコさんには、しっかりとお礼を差し上げておきました*3
午後4時: 開場。ぼちぼちお客さんが入り始め、いいムード。予定通り丸芽選曲mixがナイスなヴァイブを生み出す事が出来、これが生DJだったらどうなっただろうなとちょっと妄想。ただ、DJをやれなかった分、コミュニケーションに力を入れられてよかったと思う。
午後4時30分: くつした、ステージ開始。昨年のmonaライヴ以降、壊れ度が日増しにアップしてたようで今回にも大いに期待していたのだが、破壊的ムードに加え表現力もより明確になっていて、これは扁桃腺除去効果なのかと、それともプライベートで(.....以下、黙っておきます)。今回のライヴに火をつけるに相応しい凄いステージでした。関西デビューの手応えは充分だったと思う。
午後5時20分: さくらかおり、ステージ開始。同じく関西デビューのかおりん、わざわざお越しいただいたシンパの皆さんにも助けられ、素敵なヴォーカルの魅力全開。ただ、やっぱり前後2組のことを考えると、強力アピールにまでに至らなかったなというのが個人的にちょっと反省だったかな。お客さんの反応も暖かくて、本当なら「熱い」じゃなきゃいけないのになぁと.....ただ、今後より全国区の展開が待っているに違いないと考えると、今日のステージはほんと貴重なものだったと思う。遭遇できた人は幸せ者ですぞ。26日のKAKADOライヴは、その分エネルギー大爆発を期待しておりますぞ!*4
午後6時10分: 地球人、ステージ開始。色々あって、今回のライヴに於いては最後に出演が決まった地球人だったが、インパクトという点では今回のヤマだったのではないかと思える充実度。さすが年季入ってます。お呼びしてよかったです。ある程度の不慣れさをこうして見せポイントに転換できるなんて偉いと思うし、演奏自体もvo.のレベルが安定してなかったのを覗くと、第一回の蒲田ライヴを遥かに凌ぐ出来だったな*5。これを機に、また精力的に活動展開して欲しいです。新規ファンも多数獲得したし。
午後7時: ルフラン、ステージ開始。関西でも待望論が渦巻いていたルフラン、集大成とも言える選曲で見事に和み空間を作り上げてくれた。思えば、こういう谷間的位置に彼女達を持ってきたのはある意味冒険だったかもしれないが(少なくとも今までは一発目が多かった)、結果的にそれでよかったなと。きっと後からじわっとくるな。
午後7時50分: FOR LIPS、ステージ開始。Yumiさんの地元での就職により、半活動中止状態となる前のラスト・ライヴということで、いやがうえにも盛り上がりムード。いざ歌い出すとハコ全体がハッピーなムードに包まれてしまう彼女たちの魔力を、このハコはよく知っている。そしてお客さんの反応も素晴らしい。東京ライヴがファースト・インパクトのでかさでもっと盛り上がったという印象だが、このアットホームさも捨て難い。想定内のアンコールも含めて、無事8時35分、演奏終了。
演奏終了後、最後の挨拶*6とルル網ライヴのエンディング恒例となりつつある「渡鬼ラップ」(今回のためにリマスターし直したヴァージョン)。この時は完全に我を忘れてました。結局全アクトに先だってMCをする結果になったのだけど、その分かなり出しゃばった印象を与えちゃったのでは。これに気を良くすることなく、今後は完全に黒子に徹したいと思ってますが、何かやりたいと思ったら真剣にやりますからね(今度の六本木でももしかしたら!?!?)。
まず、動員面ではある程度覚悟していたものの、最後の押しがもうちょっと必要だったという気がして、その辺は自分の営業不足がたたったとしか言い様がないが*7、それを別にすると大満足の結果に終わりました。全アクトに感謝の気持ちでいっぱいです。あと、用意していたmixをフルに使えなかったのは心残りだったが、決して押すことがなかっただけでも自分的にはベストの結果だったと思う。ほんと、押すのはいやですからね。
午後9時: 撤収。この段階でルフランとFOR LIPSとはお別れ。Yumiさん、本当にお疲れさまでした。残ったかおりんチームとくつした、地球人1/2、そしてルル網グループの計12人で京都駅そばの居酒屋へ。冷たい風の中10数分歩いたけど、決して苦ではなかったです。
午後9時30分: 打ち上げ。本当はこれこそ録音しておくべきだったと思う凄い話が次から次へと.....名古屋と大阪でのDJイベントに関わったルル網班の物凄く濃い話、かおりん班の面白い話。混線しつつ色々と楽しませていただきました。あと料理が美味すぎましたね。無意識にいろいろと放り込んでいたなぁ。
最後の最後に計算下手で何人かにご迷惑をおかけしてしまいましたが、お詫びは必ずさせていただきますので......というわけで最後の挨拶の後、地下鉄改札への階段を下り始めたら、あと1分で最終が発車すると......もう大変、激烈ダッシュで無事飛び乗り、宿に戻りました。

結局色々な心残りの結果かまたもやまともに寝付けず、こうして朝早くからドキュメントを打ってるわけです。約7ヶ月振りにまともに「めざまし」を見たな、6時45分頃まで。そしてF9はさりげなく鳴っていますが、これだけ長い間流しているにも関わらず、一度も「お花おばさん」が流れないのはある意味不気味です*8
今日の予定はある盲目な目論見が崩れ去ったため見事に空白ですが、その分明日の楽しみが増えたことだし、無闇に浪費することなく用事を全うしたいと考えています。しかし、その前にやる事が.....銀行に行かねば......最終秘密ポケットから金を引き出さないと、これから3日間飯が食えないよ.....そして二度寝(えっ?)だ........
*1:小畑ミキの曲、一応「カルトGSコレクション」には入っているが
*2:ロケーション的なことを別にすると見た目にもかなりいい感じで、じっくり観察させてもらおうと思います。
*3:いつかの「答えは、またの機会に」はこれにて落着。次のルフランのライヴでは、何かいい事があるかもよ.......
*4:そして、そこで彼女が迎え撃つ竹上久美子さんのステージも、暖かく盛り上げてあげて下さい。私は一足先に、明後日チェックしてきます!
*5:あの時はエーツーの次だったからちょっと萎縮気味だったのかも?
*6:バックには今日出演したアクトの曲をオーケストラ・ヴァージョンでアレンジしたメドレー=3/11の日記で「ちょっとしたお楽しみ企画」としていたやつ=を流したが、もっと効果的に聴かせる方法を考えるべきだったな。これも精一杯の感謝の気持ちです。そして、アレンジに対する情熱を高めるきっかけを作ってくれたアイスクリーム城主さんに、多大なる感謝を差し上げたいと思います。ほんと来てほしかったよぅ......
*7:守山への営業は完全に付け焼き刃だったな.....でも一応、今回も時間が許せば「庵」まで行ってまいります。
*8:何と「素敵なタミー」が3回も流れた。

2006-03-213121
なのに本番レビューがなかなか書けぬ.....やはりライヴの余波のせいなのかな。もう少し待って。

この日記の原稿をしたためるためのファイルの一番上の方にとんでもなくでかいフォントで「NOBEL SURFER」と記してあって笑いが止まりません。つーのも、ビーチ・ボーイズの"Noble Surfer"の綴りをそのように間違えたままiTunesに取り込んでいて(要するにCDDBが.....プンスカ)、昨日iPodをランダム再生してた時にそれに中って気付いたのだが、iTunesの元ファイルが外付けHDDに入っているので今直せず、リマインダーとしてそういう処置をとってるだけで。うーむ。結局この日記が公なるリマインダーとな っちまったわけだな。
昨日は二度寝と銀行行きの後、お彼岸で比叡山霊園へ。一昨日の成功及び反省、そしてその他諸々を霊前で報告しているうちに涙が出てきた。自分から本気にならねばという気持ちの裏返しなのか。
中途半端な時間ではあったが、いつものようにバスで守山横断。琵琶湖タワー跡地に出来たイズミヤは初めて目にした。観覧車が3年間止まったまま放置されているのも併せて、非常に複雑な気分に。今回BGMに選んだのはプリンス『パープル・レイン』。思ってみれば微妙に湖繋がりだしな。琵琶湖大橋通過中はそれらしく「テイク・ミー・ウィズ・ユー」。しかし、iTunesへの取り込み方がいけなかったのか、ちゃんとした曲順で再生されず、こともあろうに「パープル・レイン」が流れている時、かつて「大切な人」と認識してた人物の実家の極めて近くをバスが通り抜け.....またもめちゃくちゃ泣けた。
キタダさんへの挨拶は今回は諦め*1、さっさと「庵」に。ここのうどんは別腹ですー。で、宿に戻ってひとっ風呂。これでやっと落ち着ける。で、これを打ってる間、またも涙が.......そのわけは黙っておこうっ。
というわけで一晩明けて、今日はダブルヘッダー。財力不足を脚力でカヴァーしつつ、運のなさを運の良さで帳消しする。例の如く、今日もとぼとぼと歩いて。「姉・三・六角・蛸・錦」を実際徒歩で通り抜けてみると、見事に実感します。あの曲*2がきっかけとなって京都のことをもっと知れたんだなぁと.....。ココイチでもどこでもいいからどうにか飯食いたいと思いつつ歩いていたら、実際ココイチを発見。京都まで来てココイチかよとあきれつつもメニューを見たら、アレがあったよ! なら食うしか。というわけで食した牛すじカレー。東本願寺でちょっと時間を潰して、いざ最初のハコへ。ハコじゃないか.........

[実演] 3! 2! 1! 銭湯!@白山湯(京都・六条)

なんと公共浴場でのインストア・ライヴ! なんでも、健康入浴促進事業の一環として企画されたものだそうで、それらしくまったりしたムードのライヴとなった。といっても、会場の雰囲気は健康ランド(
バンド名に非ず)の常設ステージをさらに簡素化したものという感じで、畳に座布団が並べられているのみ。早速そこに入ると、ニーハオ!の3人が談笑している。ステージを離れるとこの天然さ、何とも言えなくてついつい話の輪に入ってしまう。何せ超緊急決定だったそうで、私が知ったのもルル網ライヴ当日の朝、竹上さんの様子を伺おうとチェックしてみたら、緑ジャージさんが書き込みしていたと。意外な繋がりもあるもんです....当日、赤ジャージさん本人から聞いて謎が解けたんですが。
何せ「世界のニーハオ!」となって以後もこのようなライヴの機会をもたらしてくれるなんて、ほんと憎めない3人娘。もちろん今日はイベントの性格上、簡素版「ミニーハオ!」として登場。一応一昨年のファンダンゴでのライヴで一度チェックしているとはいえ、久々に見るとやはり新鮮。ベースもドラムもなしで、体を張ってグルーヴ感を作り出す様は、まさに天然アスレチック魂の成せる技。そのテンションをあっさりほぐす笑顔。ライヴハウスでの演奏と違って、誰がどこで何をやっているかをしっかりチェックできたのはうれしい。それにしてもステージのど真ん中の真ん前に地べたで座ってると、目の前に緑ジャージさんの目映い脚が来てしまい、目のやり場に困ってしまいましたぁ......みんなよかったです、ほんと。
間を挟むのはロボピッチャーの加藤氏とゆーきゃんという、ボロフェスタで中心的役割を果たしている二人で、同イベントへの憧憬も深い私は感慨深く観てしまいました。特にゆーきゃん、アコギ一本での虚無的世界は一歩間違うと叙情派になりそうだが、そのシンプリシティがかえって異様な程のアシッド性を生み出し、なるほどなぁと納得(と、かよファンとして言わせてもらいます)。
その2組に対して演奏時間が短くなってしまうのはミニーハオ!としてある程度宿命だったが、その分ネタ(?)の方で充分楽しませてもらいましたよ。開演前の芸能ネタ、そして終演後お客さんとしていらしていた先輩を交えての体育会系ネタの数々。ここまで世界的に知名度がアップした後でも、一緒にいてこんなに楽しいバンドはそう稀にいないと思います。もっともっと力をつけて、ルル網ポック・フェス(謎)を開催できる暁になったら是非御呼びしないと。
夜のライヴまで時間があったが、結局財力不足に加え無駄な体力消耗を避けるため、一旦宿に戻る。何せ10分で行けることが解れば、もうこっちのものです。

[実演] 竹上久美子レコ発「ナノでワンマンなの!!」@二条nano(京都)

さっきもちょっと名前が出た、一部で「日本の女ベン・フォールズ」と専らの噂の京都のピアノ娘、遂に初ライヴに参戦。実は彼女の存在もルル網ライヴのアクト探しの過程で知ったのだが(Moga Hoopとふたり乗りの両者から通じていたし、しかも今回ニーハオ! からも通じたのだから.....)、本日のレコ発ライヴを契機に本格的活動再開との報を考慮して、敢えて声をかけなかったのです。その事が結局どう出たのか、とにかく一度ライヴを見ないと始まらないと喜び勇んでチケット予約。結果的に、キャパ50人程のライヴハウスは身動きできない程満杯。凄いです、この存在感。
第一部はビアノの弾き語りを中心に、所々にパーカッション(フォトジェニック! 歌は歌うのかな)とギターのサポートが入っての展開。歌い出した瞬間から幸福感が充満していく、独特の空間を醸し出す。気ままに展開していきつつも、ピアノの演奏は決してこけることがなく、安定した調べを紡ぎ出す。歌の世界も率直で、しかも後味さわやか。この世界はそう滅多にお目にかかれるものではない。いつか夢中になったあの人を思い起こさせもするけど、こちらの方が清涼感としてはずっと勝っているよ。
第二部はベースとドラムが加わってのバンド編成で、こちらではうってかわってグルーヴの一部と化した歌と演奏が実に心地よい。聴いてて素直に乗れる。そしていつのまにか彼女のとりこに。歌いに歌って全23曲、明日から日本公演が始まるあのバンドに、曲数では勝ったのではなかろうか。いやぁ、京都にはまだまだ最終兵器が隠れてます。だから面白いのです。全国区の誰かにあてはめるなんてそんなことは無駄だし、メジャーに略奪されて罠にはまるなんて妄想したくない。今のままの彼女をずっと保っていってほしい気持ちです。その枠の中で、どんどんチャンスを掴んで進化していけば嬉しい。
この勢いで、今週末から東京ツアーだ。個人的にいまいち馴染めない四谷天窓とそのシンパ客には、新鮮なパンチをお見舞いしそうだし、お茶の水KAKADOでは我らがかおりんが迎え撃つ。しっかり見守ってあげたいです。そして来月23日のmonaは、正に敵前上陸のスタンスで応援しに行きたいと思います(でもバンドで出るんだよなぁ.....=謎)。
*1:守山客が皆無だった悔しさもあり....もうしょうがない、ウルトラクイズに我が先輩が出て準決勝まで進んだ位で騒がれた時代はもう大昔だもの(謎)
*2:大阪でのルル網イベントでB兄さんがかけた曲の内のひとつ

2006-03-22サティスファクション
今日は規則正しく寝起き。ちょっとバッド・トリップ気味だったが、その最中にいきなりアラームで起こされると動揺するな。まぁ、8時だったんだけど。
さっさと三宮に向かう。一昨日、新神戸からの新幹線の切符を買ってしまった都合上、やっぱり行かねばならぬと颯爽と行ったものの、如何せんまにぃが.....。四条烏丸から阪急で行くつもりだったが、経済的なことと便宜も考えて京都からJRで。Suicaがあると助かるな。大阪からは、昨年の脱線事故の頃なじられて可哀想だったあの女性運転手が乗務していたようで、思わず目頭が熱くなる。以前は運転席の真後ろでお見受けしていたのだが。 着いた途端に雨だ。買いそびれていた新譜CDや、今日店頭の人生ナゴムコレクションに向う余裕もなく、いつも行く店でせっせとせこい買い物しまくり。延べ新品マキシ1枚分の金額。でも枚数多いので荷物が大幅に増えたのはしょうがない。そしていつものユンユン。珍しく待たされ、焦る。前回敢えて食さなかったビーメシ。いっぱいいっぱいと解っていてもやめられません。
一体切羽詰まってるのか余裕ありまくるのか解らぬまま新神戸の駅に着いたら、まだ40分も余裕があったので、珍しく駅の待合室でiBookを引っぱり出して文章紡いでます。悔しー(謎)。
今回の京都ツアーを、37年前にミックに浴びせられたこの質問への回答という形で形容してみる。「サティスファクションという曲を貴方は歌いましたが、今貴方は満足していますか?」(ちなみにミックは「経済的には満足していない。性的には満足している。哲学的には、発展途上といったところ。」と答えている。)
経済的には、absolutely NOT。全部自分のせい。
性的には、のーこめんとだが、NOTではない(ムフフ)。
哲学的には、充分満足しています。次の段階に向けて意欲ムンムンなんで、なんとか経済力がついてくるように努力したい。

前回のmonaの時に続き、くつしたブログでのレポートが非常に読み応えがあります。必読。

というわけで東京帰還。ハコに近い新高円寺に丸の内線で行くことも考えたが、現金はおろかパスネットも無駄にしたくないので中央線で高円寺に直行。5時台のくせにいまいち混んでいなかったのがさすが年度末だなと変に痛感する。いずれにせよ、荷物ありまくりはきついです。何せ宅急便送る金さえなかったもの。高円寺駅近くのコインロッカーが200円だったのでラッキーだ。
結局今日の移動時のiPodは来日初日に敬意を表してストーンズを85曲。それでも「サティスファクション」は流れなかった。水道橋近辺は大変だっただろうな。そして、自分的にはストーンズじゃなくてこっちを選んで本当によかったと思った。

[実演] 高円寺変動 Round22@Club LINER (新高円寺)

いやー、Moga Hoopというバンドはやはり凄すぎる。実際ライヴを見て、そう確信する。この素晴らしいバンドを我がちっぽけな展開領域に引き入れようとして、うまくいくわけがないのだ。4つの個がそれぞれ均等なダイナミズムのバランスをとっているという点では、最早ザ・フーやクイーンをとんでもないスピードで超越してしまいそうな予感がする。
関西ネオ・ニュー・ウェイヴを席巻するヤバいダイナミズムと、乙女らしいリリシズムの融合。最初の音源を聴いた時には、後者の比重をどうしても多く感じてしまい、「平成のROW誕生か?」なんて書いてしまったけど、聴けば聴く程前者の凄さが頭をもたげてきて、それにひっぱられてリリシズムもさらに大胆に飛翔する。今日のステージでは、何と言ってもリズム隊の二人にびっくりさせられっ放し。特にドラムの萌さんは、レニー・クラヴィッツあたりに見つかったら即拉致されそうだ。シンディ・ブラックマンも逃げ出しそうな大胆な技を次々と繰り出し、その最中にしっかりハモりをこなしていたりする。日本一しなやかな女性ドラマーは誰かと訊かれたら春風堂の舞子さんと答えたくなってしまうけど、この方はそれ以前に女性ドラマーの領域を遥かに越えてしまってる気がする。彼女とベースの恵美子さんによるユニットmoEmiも、早くこの目で確かめてみたい。しかもステージを離れると二人とも本当可憐だ。もちろんフロントの二人の作り出す歌世界も、沙樹さんのリリカルさ、明利さんの躍動感(この人のギタリストとしての腕も、なめると火傷しそう)共々、ステージに於いてより光り輝いている。彼女たちも勿論可憐ですよ。
そう、可憐さと大胆さのバランス。それもこの4人組の大きな魅力だ。アルバムを最後までじっくり聴き進めると、本当にそう思う。噂が噂を呼んで、普通のライヴハウスじゃ決して収まらない規模のステージに立った時、この大胆さはさらに爆発してしまうのではないだろうか。
もう一回、Moga Hoopは凄いバンドです。観る機会があれば絶対に観に行かねばなりませんよ。
今日は高円寺系の総括という感じで色々なタイプのバンドを見る事が出来たが、いずれも素直に乗る事が出来、これはきっと解放された故の結果だろうと胸を撫で下ろす。最後のナッパの家族が面白く、まさか青春ダメ系パンクでここまで共感できるとは思わなかったが、キャラが立ってるバンドは得ですな。さすがにモッシュはしなかったけど。
というわけで、かろうじて3桁の金が残ったが、26日の為のモジョは勿論温存してるので、何とか生き延びてみせます。

2006-03-25今日しか書くチャンスないわけで
やっとここに達する心の余裕ができましたよ。

◎プリンス/3121

この一週間、色々な感動や波乱の隙間をみてとにかく聴きまくってたが、何せそういう事情だったので冷静に言葉にし辛かった。今回もそうかもしれない。でも前作についてさえそんな熱意をこめて語ってなかったから、まぁいいか。今後も聴く毎に別の感情が現れたら消えるかもしれないし。
前作「ミュージコロジー」はコンテンポラリー音楽シーンに於ける自分の立ち位置を明確に表わした結果、ただ者ではない支持を得て、改めて「プリンスは不滅」と思わせてくれる一枚となったが、その余韻に酔いしれつつも我々は常に新たな刺激を求めねばいけない。プリンス・ファンの宿命である。結果、大ヒット作をものにしたソニーとの合意をシングル1枚を残して断ち切り、こうして新たな合意先に落ち着いての新作発表となった。先行配信シングルとなった「テ・アモ・コラゾン」が妙に落ち着いた、90年代初期の彼をちょっと思わせるムードの作品だった故、今度のアルバムの方向性が余計読み辛かったわけだが。最初の一音から、こう来たか、という高揚感でいっぱい。
例えば「パレード」を最初に聴いた時の、訳解んないけどこれは凄いよな、という感情が甦ってくる。音の使い方にしても、原点回帰を匂わせた前作と全然カラーが違う。最新鋭の機材を面白がってる様子は、80年代中期の彼に熱狂した者ならついついニヤリとせずにいられない*1。単純明快なファンクではない、プリンスの考えるファンク最前線がめいっぱい散りばめられているのだ。そんな中ポツンと置かれた先のシングル曲のような哀愁漂うナンバーや、猥雑さは抑えられているものの充分セクシーなソウル・バラードが実にうまくはまってる。女性ヴォーカルの配し方も今までにないもので、彼の気合いの入り方がよく解るし、シーラ・Eやメイシオ・パーカーも含むファンク軍団総出で迫るラスト・ナンバーは感動的でさえある。
いよいよ最前線で勝負に出たかという濃厚な一枚。これでステージでのテンションがより上昇しているとしたら、もうこれは本物以外のなんでもない。野外でも何でもいいから、観たいよ。
ライナーの最後の一文......やはり本気っぽいなぁ.......

いよいよ明日は東西歌姫対決の日。円満な結果に終わってほしいです。明日は。
*1:例えば、彼がサンプリングを使い始めたのは第一次「猫も杓子もサンプリング」黄金期よりもかなり後だったが、その使い方はいかにも悪戯っぽいものであり、それがかえって彼の個性を物語ってて痛快だったとずっと思っている。今回も所謂シェール声を多用したり、ギターのエフェクトをヴォーカルに適用したりしているが、何度も聴き進めるうちにそれが今っぽさを醸し出す手段というより、彼らしいアーティスティックなこけおどしの結果だということが解って、いかにもと納得。

2006-03-26メーターメイドさんロッ(以下略)
近年「過大評価されまくり」と敢えて敬遠され気味な感もある「サージェント・ペパー」の中でも一層地味な立場に立たされがちな「ラヴリー・リタ」ですが、今朝これがiTunesから絶妙のタイミングで流れてきて、これは元祖・萌えポップスそのものではないかと! この曲に対する認識が一気に覆ったような気がした。
ポール・マッカートニーが駐車違反の切符を切られてその時の婦人警官に萌えた(?)という実話を元にして作られたというこの曲。米国では駐車違反の切符を切る婦人警官を「メーター・メイド」と呼ぶという話を(一説ではモンキーズのミッキー・ドレンツから聞いて)知って、早速この語を取り入れたコーラスで始まる。この固有名詞「リタ」の響きが今となっては何とも萌えるよなぁ。メーターと韻を踏ませたというのもあるけど。「暗くなったら君のハートを(駐車違反の車みたいに)撤去しちゃうぞ〜」というヤバイ言い回し。「リタ」のルックスを詳細に描写して、今度は「ここだけの話ですけど時間がありましたらお茶しませんか?」と丁寧に嘆願してみせる。お茶して、彼女の自宅まで送ってって、いざ本番とその気になったら、ソファーに妹が1人とか2人とか。この複数の妹というシチュエーションがまたヤバい。時代を40年近く先取りしていたのか? ポールはまじで萌えポイントをわかってらっしゃる、というか心の余裕だったんだろうな、「サージェント」を作ってる時の。この後、LSDを使ってることを公表してみたり*1、当時は本命だったジェーン・アッシャーを追っかけに米国まで行ったり*2、そして師であるブライアン・エプスタインを失った後、進んでその迷走を他のメンバーに転嫁するように「マジカル・ミステリー・ツアー」の制作やアップル設立などの指揮をとり始めることを考えると、この「心の余裕」に火をつけたサイケデリック渦の歴史的な意義を再認識せずにいられない。だからこそ、いつかも書いたけど40年前のヘイト=アシュベリーと現在の秋葉原が精神的に結びつくのも納得がいくってものである。
話は横にそれたけど、サウンド面に於いても、櫛でトイレット・ペーパーを破いたり、キャプスタンにマスキング・テープを巻き付けて変なエコーを作ってみたり、そしてエンディングのハァハァ声(?)と、マニアックな悪戯が最大限に生かされているのもこの曲の「萌えポイント」を一層高めている。 皮肉なことにこの曲の数曲後にiTunesから流れてきたジョンの「ジュリア」が、後に妻となる人への敬虔な愛の歌のタイトルに母の名前を担ぎ出したり、妙に抽象的な描写、シンプルなサウンド等々、「ラヴリー・リタ」の対極そのものとしか思えないのも興味深い。アンチ萌えだったんだろうな、ジョン・レノン(深読みしないように!)。

「キャピトル・アルバム2」も遂に出るのか。「アーリー・ビートルズ」が入るというのは意外だったが、そしたら「イエスタデイ・アンド・トゥデイ」にしか収録されていない別ミックスの立場はどうなるのだ? まさか「3」も出すとか? まぁ、「HELP!」の劇伴目当てに買うとしますか(もちろん米国盤で)。
それでは、ちょっと寄り道してからラブリー・リ(違うって!)のステージ観に行ってまいります! レポートは明日付けで(明日は明日で避けられない重要日ではあるけど)。
*1:そういえばPSE法に抗議する署名運動(結局YMO全員が勢揃いしてるな)見てると、その頃巻き起こったマリファナ禁止に反対する署名運動にビートルズ全員を初めとした著名人がサインしたことを思い起こさずにいられず。個人的にはそこまで突っ込んでどうするんだと思うんだけど。ことにテレビとか冷蔵庫に関しては、古いものを「使うため」に購入する意味ってないと思うし。
*2:「サージェント」の裏ジャケ撮影にマル・エヴァンスを担ぎ出す一因ともなったが、考えてみればマルは「サージェント」収録のポール作品2曲の作詞を手伝ったというから、盲目ながら当然の報いかもしれない。この米国紀行中ポールは「スマイル」制作を何とか続行中だったブライアン・ウィルソンを訪れ茶々を入れたりもしている。その結果は言うまでもないが......そしてジェーンとは婚約までこぎつけるものの、一年後に破局。ポールの萌え癖が裏目に出たか?

2006-03-27夜露が咲かせた桜の花
不慮の痛みに襲われた同志を激励しようという心遣いの賜物か、今背中がとんでもなく痛い....鼻もぐしゅぐしゅ。折角やる気が高まってきてるのに。自分を思いやる心も必要でありますね。
よって、はてなに参入してからの2年間、お祝いし損ねていたこの記念すべき日を、今年もどうやらパスしてしまうことになりそうだ。でもまぁ、思いはただ一つだけなのだから、何度も繰り返す必要は別になかろう。ただ一つ、3月27日は、以前ミュージカルバトンで「人生を変えた一曲」としたレコードと巡り会った
記念日であるという事実を通り過ぎてはいけないだけで、巡り会った当事者以外(歌手本人も含む)にとってはたいして意味はなかろう。
ちなみに現在「コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量」はガレバンファイル60MBと事務的に必要であるMP3ファイル約230MB、計290MB程度となっており、しかも全部自分の作品です。その代り、外付けHDDに入っているiTunes要員が49300MB以上に膨れ上がっています。ふー、たった9ヶ月で。

それでは昨日の。

[実演] 東西歌姫夢の対決!@お茶の水KAKADO

5日前に京都で観たワンマン・ライヴの盛り上がりも記憶に鮮烈な竹上久美子さんが、間髪を入れずに東京4日間ツアーという大強行軍。やる気ありまくりで圧倒されます。その3日目となる昨日は、KAKADOさんのニクい企みか、下町が誇る我らが歌姫・さくらかおりが迎え撃つという、まさに東西歌姫対決。結果としてはどちらの勝ちとか関係なく、両者とも充分な手応えを掴んで今後に繋げられるという非常に有意義なものであった。
一組目に出てきた裸足の歌姫RIEさんを擁するTHE PERFECT BLUEが軽くジャブを放って(前回よりはずっとよかったという気がするけど、カヴァー曲の選択がなぁ......まぁ、前回は同じかおりんの前の前というシチュエーションでありつつ、最初に出てきたみずきに対する気持が渦巻いてて=御本人も隣にいたし、落ち着いて聴けなかったからなぁ)、いよいよ竹上さんの登場。KAKADOのアンティークな生ピアノのセッティングの都合上、客席との角度が真横になるのは仕方ないけれど、かえって乗りの良さがアピールできたのではないかと思う。一曲目から快調でとばすとばす。満杯の会場ではかえってマイペースだったという気がするが、リラックスムードが会場に蔓延してるとかえってテンションの高さが際立ち、ピアノの方が圧倒されてるという気がした。トークで緊張をほぐしつつ、いよいよ名物のお土産ソングが。これで会場の雰囲気が一つになった。会場後方のどこかにいたかおりんも、その名が歌われるのを聞いてついついリアクション。楽屋ではいろいろ盛り上がったんだろうなぁ。いやぁ、事前に見えないリンクを作っておいてよかったです。今度は是非とも京都で直接対決を!
さて、会場が一つになったところで、いよいよかおりんの登場。あの京都ライヴが7日前とは思えない、一回りも二回りもでかくなったという印象。あのシチュエーションで学んだこともかなり大きかったのか、従順な東京ファンの前にこの堂々とした姿を見せることができるとは、見守ってて嬉しくなってしまった。ポジティヴ・ソングで固めたセットも、いかにも春到来という感じで好感持てまくり。あとは家でアルバム聴いてね! という心意気もちゃんとあった。PERFECT BLUEの人が何かストーンズ来日記念秘密ライヴに招かれて、ストーンズのサポート・メンバーも含む凄いメンツに囲まれた話をMCでしていたが、凄いメンツがお忍びで来て何かきっかけを作るべきなのはむしろこういうライヴの方じゃないかと思う。止まらないでよ、まだまだ行けるよ!
続く二方も何故かルル網周辺と不思議なコネクションで繋がってたりして、人ごとではないライヴだった。多奈田裕治郎氏のパーソナルな一曲には大シンパシィ。「Sweetest Blue」という曲名は滝沢さんへのオマージュかな? トリッピーなギター・インストを聴かせたthirty-RIPとは実はくつした繋がりだったりする。最後までいらっしゃったかおりんファンのヴァイブが、全てのアクトをしっかり支えてたのには嬉しくなってしまった。
というわけで竹上さんのCD「CANDY BOX」はあの下北沢ハイラインレコードで取り扱いが開始されたので、キュートでリリカルなガールズ・ポップ好きの方は是非とも押しかけて買ってあげて下さい。ついでに「ふたり乗り」のCDも買って下されば嬉しいです。来月のmonaライヴ、◯◯時計をぶっ壊す覚悟でいっちゃって下さい(謎)。そしてかおりんの次回ライヴは4/8上野水上音楽堂! 夜桜に囲まれてきっといい夕べになりそうです。秋葉系の人は昼からいるといいことあるかも? と◯美も出るよ!

2006-03-30今年は木曜日
つーかキーワード「日曜日」を含む今日付けのはてな日記を片っ端からクリックしてる自分もどうかと思う。

自分が凄いと思う人達が営業モードに入っていくのを見ると最早よかったねとしか言えないけれど、凄さを維持するために活動を活発に行うことが決して並みの神経の持ち主には出来ないことを知るとやはり自分が情けなくなる。ことに最大限の悲しみに面してしまった場合は。

京都を拠点に活動するギタリストでバンド・COLOREAL ZEPTのメンバーであった吉田リョウ氏が去る19日、この世を去ってしまったそうだ。彼の名前を本格的に知ることになったのが、4日前にKAKADOで竹上久美子さんから直接入手したコンピレーションCD「京都酔唄 其の一」においてであるから、生前の彼を直接知る術もないが、今日に至る道程を考えてみるととんでもなく心に突き刺さってしまう。同アルバムで彼はオープニングとエンディングを飾るインスト曲「宴」を提供している他、竹上さんの曲を含む収録曲数曲にアレンジやギターで参加している。
21日の竹上さんのライヴは、本人のやる気と会場の熱気で大変な盛り上がり状態となっていたが、そんな中「今日スペシャル・ゲストとして参加してくれるはずだったギターの人が、(前日の)真夜中に急に連絡があって参加できなくなったそうです」というMCがあった。その時はまさかそんな事になっていたとは、本人を含む誰も思っていなかっただろう。関係者の方も何とか心遣いをしてやらねばと、大変な思いをしてたのだろうなと思い知る。
そしてその後の東京ツアーに臨んだ彼女の心中も大変だっただろうと思う。そんな中、見事にステージをこなしきった彼女の芸人魂は大したものである。師と呼ぶべき者を失うことの痛みはただものではないから。そして、事実を知ってしまうと実にとんでもなくやりきれない。もっともっと彼の事を知りたかった故に。
昨年、篠原理華さんの訃報を耳にしたときは、あまりの悲しみに公式サイトをはじめとするあらゆる情報から遠ざからずにいられなかったのだが(だからこそ、追悼ファンサイトを目にした際は悔しい程泣けたのだ)、吉田氏の情報は全く把握していなかったので、彼の関連サイトに入らずにはいられなかった。無邪気な笑顔が今となってはとても虚しく映る。
改めて、19日当日に京都にて行ったルル網ライヴを、この若くして散った有望なミュージシャンに捧げるものとし、謹んでご冥福をお祈りします(なお、混乱を避けるため、吉田氏関連サイトに敢えて直リンはしません)。

結局3月30日っぽいことを書くに至ってしまったが、その一方ではとんでもなくハッピーな話題もあるので、そちらは明日回しとします。31に1ですし(謎)。来週月曜までネタ尽きないな(謎X3)

2006-03-3131に1!!!
プリンス「3121」、4月8日付ビルボード・TOP200アルバム・チャート初登場1位ですよ! 当然の報いというか、してやったりという感も本人には当然あるでしょう。
前回プリンスのアルバムが1位になったのは最早17年前、映画「バットマン」のサントラで、あの時でさえスランプ脱出とかいろいろ言われていたが、映画の盛り上がりに強引に引っ張られたのは言うまでもなく、実際映画の方でのプリンスの曲の使われ方はそこまで効果的ではなかったし、彼のやる気以上にワーナーのマルチメディア戦略の巧みさがものを言ったんだろうな(「農協牛乳」でおなじみのシングル「バットダンス」は1位になったにも関わらず、いかなるベスト盤からもオミットされていることを考えると余計納得)。
その後の15年間で目立った動きと言えば、シングルの方で3曲程でかいヒットが生まれているにも関わらず、いろいろな事が災いしてか大ヒット・アルバムの類いには恵まれず、一方で音楽シーンに於けるプリンスの影響力は時代と共に再認識が進み、その結晶として2年前の「ミュージコロジー」の成功に結びついたわけで。ここまで来たらもう切り札を出すしかないね、ということでリリースされた新作「3121」。結果自身にとって初となる初登場1位。どうだ、ってもんですね。
ここ10年間というもの全米チャートをまともに観察することは全くと言っていい程なく、厳密に言えば86年11月5週の段階でチャート・マニアに嫌気がさして、その後4年間は参考にする程度という感じだったし、90年頃には7インチ・シングル盤が絶滅したことで余計熱が冷めていったのである。その後、レコード会社に勤めてた時期は毎週チャートが送られてきていたので、眺める事は眺めていたが、自分のCD購買に対する影響は微々たるものであった。だからこそ、プリンスが1位になったというだけで久々にチャート実態を目にしてみると、ああ納得という感もあるけど、やはりこれを参考にしてもしょうがないという思いはあるわけで。最近チャートに入ったデヴィッド・ギルモアやドナルド・フェイゲンの2週目以降の落ち方を見ても、やっぱりなぁと思うばかり。先週3位初登場のE-40だって今週21位まで落ちてるし*1。ベテラン・若手問わず厳しいんだろうなぁ。来週のチャート見るのがある意味怖い。
まぁ、最悪の事態を避ける為にも、今後のコンサート活動に期待せざるを得なくなるのだけど、失礼ながら今回のプリンス復活劇を見て最初に思い出したのは、87年のグレイトフル・デッド大ブレイクだ。それまで20年間、カルト・バンドとして地道にシンパを掴んでいった彼らが、久々に出したアルバム「イン・ザ・ダーク」でいきなり大爆発。シングル「タッチ・オブ・グ レイ」でベスト10入りし、アルバムもチャート6位(CDチャートでは1位)を獲得した。当時「全米TOP40」はFMで放送されていたが、デッドのTOP40入りの瞬間はほんと胸のすく思いで聴いた覚えがある*2
レヴォリューション解散(86年)後のプリンスは、デッド程ではないにせよ幾分かカルト・アーティスト化したという感もあるから余計そう感じるのかもしれないが、それにしても先のヒット曲が出た時ジェリー・ガルシアは45歳! あれだけ枯れたイメージをビデオで見せていたというのに。今のプリンスはその時のジェリーの年齢を2つ越えている。そして、まだまだいけそうな予感がする。もうこれだけでも超人的としか言い様がないではないか。私もまだまだ負けてはいられません。
*1:V 系やH!Pのオリコンでの動きにしたって、ここまで酷くはないだろう。
*2:その5年前にフランク・ザッパが娘をフィーチャーした「ヴァリー・ガール」で全米TOP40入りした時も同様の想いを抱いた。

2006-04-01昨年はいい気になりすぎてほんとすんません
いや、別に......というわけで今日は前説なし!

面識も何もないメキシコの通販業者が「こんなんあります」とメールで売りつけてきたCD。はい、何とか苦し紛れに米ドル30$摘出して、払いましたとも。

◎V.A,/Psycho Attack In The East! 25 obscure Garage Punk/Psychedelic Independent Obscurities From 1960s Japan (CD-R, Takeshama Records)

タイトルからして怪しい。かつて海外の闇業者(といっても商売屋というよりコレクター同志というニュアンスが強いと思うので、関係者の方はそんな騒がないように!)が日本のGSを集めて編纂した"Sixties Japanese Garage Psych Sampler"とか"Banzai Freakbeat"などのコンピを思い出さずにいられないけど、とどめを刺すように記された"Independent"の文字に背筋が凍った。自主制作かよ! 裏ジャケには"All songs previously unavailable on CD, publicly or otherwise""との文が。一体どんな経路でメキシコ*1くんだりに流出したのだ? ジャケットも謎の貴婦人でかなり怪しいし、左下にはどっかで見た写真が。レーベル面はかつての海賊盤LPのレーベルみたいに白地にタイトルだけの"Generic"。盤面に限定No.が記されており、どうやら50枚しか作ってないようだ.....怖いよぅ。恐る恐る聴いてみるとしよう。
昔の東映映画からとってきたっぽい台詞がちょっと入った後、快調にスタートするロックンロール・ナンバー"Night Train Of Love"。噂には聴いていたけど、こんな曲だったのか。充分ヤードバーズとタメを張れる嵐のようなガレージ・ロックだ! ヴォーカルがかなりバンカラではあるが。やはり自主制作ってすごい。3曲目は数年前NHK-FMで流れて話題になった"Puddy's Song"である。能天気な叫びに痺れる。この曲だけ他のやつよりかなり音質が優れているのは理由があるんかなぁ。B面とされる"Nice Present"はアリゾナあたりのガレージ・バンドがやりそうなのどかな曲。しかしここで終わらないのがこのCDの凄さだ。ガレージ・パンクの癖してオーケストラや女性ヴォーカルまで導入した"Tears On a Grass Field"の味は古き良き中華風。クレジットによると70年の曲なので許してとなっている"Sad Memory"も何故か66年っぽい疾走感が光っているし、"The Boy Who Didn't Come Back"はタイガースの「廃墟の鳩」をモンゴルのガレージ・バンドが演っている趣。同様の場末感は続く"Lovers On The Beach"にも漂う。これこそが真性和風サイケ、ガレージそのものではないか。無理してでもオリジネイターを探し当てたい気分だ。エリック・リングレンのコンピに入ってた"Mystery Track"を彷彿とさせる猥雑さを持つ"I'm Sorry"、激しい疾走感(なのにフルート入り)で迫る"Girl"も凄いが、"Far Away Back Home"はこれ何? これだけは日本のバンドって気がしないな。曲自体はブルーベリーズ(!)版で聴いた事あったけど、奥が深いな。"Sea And Girl"は、ライナー原文を引用すると「Japanese doom-psych classics "Marie-anne" and "Vacant World"」と同じ人が作ったことになっているらしいが、結構無邪気なポップスである。残る曲はガレージというより場末感の強いものが殆どだが、聴けるだけでも嬉しいとしよう。ラストを飾る"Lost Love"は美しいメロディに魅惑されるソフトロックの逸品で、こういうのを押さえてくれてるところもニクい。ただしこの曲だけ解説が欠けている。
一つ気になったのが2曲目"Dream Flower"が明らかにクレジットとは違う曲くさいのだが.....聴いた所クール・キャッツの曲っぽい。全体的に歪みやドロップとかが激しいのは気になるが、歴史的音源なのだし、それは目をつむろうということで。.....あっ、シークレット・トラックが入っている。これは確実にA級GSなので黙ってるとしよう。テストドライバーか......(謎)
お、おっとちょっと待て! トレイを外したらとんでもない事が! 例のマークと、明確な日本語で「このCDはコピーコントロールCDです」と書いてあるでは! 裏が青いのにCCCDかよ! 冗談もほどほどにしてくれよ! というわけで、Dream is over........
真 相 は 別 の 所 で と か と 書 く と 釣 れ る か な ぁ ( 爆 )
*1:CDのブックレットには制作された国のクレジットは皆無。但し、ソース元として日本の有名なGS関連サイトが記されており(本人の名誉の為リンクしません)、英語によるラフなライナー(の割に"Psycho means excellent in Japanese"とか書いてある)を照合してみるとそこでの情報とほぼ一致する。日本語が最低限理解できる者が制作に関わったことは間違いない。タイトルをよく見ると"Obscure"という語が二重使用されているので、英語圏で作られたということはまずないと思うが.....一体真相は如何に? しかし何なんだこのレーベル名!

2006-04-02歌姫の誕生日というのになんて不様な
2年連続でGSネタでしたけど、まぁ昨年いい気になってしまった影響は多少あるな。振り返ると、早くも2日に反省してるのは今日と同じだけど、忘れようとしていた時に凄い揺り返しがあったり*1。いずれにせよ、かなり準備期間を置いたのは確かだし、"Puddy's Song"以外の曲名とイメージでっちあげたり、アートワークとその見せ方を考えたり、最終的にはlast.fmまで動員*2したり、周りを見ずに騒ぎすぎたという感が。 えっ誰ですかもう2 日になってますよって? 余計なお世話です。まだまだ釣るよ!
今にしてみれば、次のルル網ライヴに対する期待感を煽るため、架空のライヴ・レビューとかを恐れを忘れてばしばしでっちあげる位のことはしとけばよかったと、「窓の社」とかを見てつくづく思いました。ルル網ポック・フェスティバルをより具体的に妄想しかけたけど、それさえ今の自分(特に経済面)的には天文学的規模すぎるし。たとえプロのバンドを呼ばないにしても。

今日の失態と錯乱に関しては決して不特定多数の方の前で言うものではないと判断。いや、判断するまでもなく、失態を告白するなんてのはやるべきことじゃない。ただ一言、ごめんね。

センター街に轟く歌姫の声......山口百恵さんだった。百恵さんに繋ぐことができたってだけでも、本物の証明だな(社外秘)。

2006-04-03アイちゃんが好きさ(×3)ぁー!!!!!
昨日の反省後記(もういいって? 自分ではもうよくないんだよ!)を始め、捏ねた烏賊がこの一晩で相当量溜まり、心の錯乱こそ饒舌の鍵に他ならないと改めて確認(?)したのですが、それどころではない悲しいニュースが飛び込んできた。
元カーナビーツ、ゴールデン・カップス、クリエーションで活躍したドラマー&ヴォーカリスト、アイ高野氏の訃報である。享年55歳。
GSメンバーとしての輝かしい業績は別として考えても*1、この人がルル網周辺にとって決して遠い存在でないことを思うと、余計悲しみがつのるというものである。こうしてiTunesから流れる彼の声があまりに陽気で、曲も明るく楽しいものばかり、それだけに逆説的にこみ上げるやるせなさ。
もちろん、今まで私が実際に対面したことがある数少ないGS・OBの一人であるというのも外せないが、もっと重大なのは、ルル網対外活動初期のホームグラウンドである蒲田のStudio80、その母体となった場こそ、横浜からプロに向けて羽ばたかんとしていたカーナビーツの面々が、日夜腕を磨いていたイタリアン・レストランだったという事実。
2001年5月、最初のDJイベント「さわやか革命」の打ち合わせのためにそこを訪れた時、見せてもらった古びたアルバムには、彼らの日々精進する姿がしっかり記録されていて、それだけでも感動を禁じ得なかったのである。
その約1年半後の2002年10月4日、歌舞伎町のロフトプラスワンで行われた「サエキけんぞうのコアトーク」で、初めてアイさんの生の姿を目撃することとなる*2。その時は他にカップスのデイヴ平尾氏、ワイルド・ワンズの加瀬・植田両氏も出席し、さながら小規模なウエスタンカーニバルという雰囲気だったが、その3氏と比べるといささか精気に欠ける表情で、一連のGS懐古番組などではまだまだ元気な姿を見せているのを確認していただけに、その時もう既に兆しが見えていたのだろうか。いや、カップスの映画「ワンモアタイム」(一昨年制作)にもちらっと出てきていたから、まだまだ大丈夫だと思ってたのに。
日本のキース・ムーン*3とも言われた自由奔放な個性と愛すべきキャラクター。この星のおかげで、幾分か日本のロック界は「陽」を持てたのであろう。静かにご冥福をお祈りします。
さっきからカーナビーツばかりずっと流していた*4ので、最後はカップスの「アンダーチュア: エンプティ・ドリーム」で締めくくりたい。

明日は捏ねた烏賊の日になりそうだな。

*1:少なくとも、世界的GSルネッサンスを考えた場合は疑いなくパイオニアの一人である。シアトルのグランジ・シーンが生んだサイケ・プロジェクト、ウェルウォーター・コンスピラシーがアルバムでカヴァーした2曲のGSナンバーの内の一曲「すてきなサンディ」の作詞作曲者こそ、アイ高野氏なのだから。
*2:この時期のことは、極めてパーソナルな理由によりオンライン・プライベートいずれの日記にも全く記されていず、日付も今ロフトのサイトに行って再確認してきたところである。自分がちょっとだけ関わったビクターのGSリイシューの絡みで出かけたことだけは確かだったんだけど。
*3:この称号は、Moga Hoopの田中萌女史にこそ引き継がれんことをお祈りします。
*4:臼井氏のヴォーカル曲は飛ばしました。すみません.....

2006-04-06若いってすばらしい
保留してた捏ねた烏賊のつもりだったのが、ふたを開けるととんでもない長大ネタに。
以前紹介したジョー・ミークのとんでもない
デモ音源を始め、サンプリング・コラージュ、スカム系から子供サウンド、生活実況ものまで、ありとあらゆる非メインストリーム音楽を疑似パッケージ、しかも無償で提供していたオンライン・レーベル、Comfort Standが活動停止するという悲しいお知らせ。
ミークのアレだけでもかなりお腹いっぱいだったが、まず聴いてからこちらで形みたいなものにすればいいという「完全な自由」を謳ってたおかげで、色々と興味深い音世界を知ることが出来た*1。今後は新作発表は停止するものの、今まで発表した音源はそのままの形で残すということで、まだまだその奥深い世界を探求するチャンスは残ってるのだ。
そして、最後のはなむけとしてリリースしたのが、なんと(疑似)2枚組8セットという大ボリュームの「Pop Concert」シリーズである。
詳しい事は上記リンク及びそこから行ける諸ページ(全て英文)に記してあるのだが、要約すると、米国ミシガン州にある高校で毎年恒例行事となっている「Pop Concert」の実況録音である。同高校の音楽教師であるリック・ハートソー氏の教育方針の一環として71年から行われているものだが、その素材としてポップスやロックを使用しているのが異色で、まさに「スクール・オブ・ロック」の世界そのもの。しかし、その魅力ある音楽のクラスを受講するに至るプロセスといい、授業内容の厳しさといい、決して半端ではないらしく、それをしっかり通過した者のみがコンサートに出演できるという。残念ながら、この高校は本年度をもって閉鎖されるらしく、ハートソー氏も長い教師生活にピリオドを打つらしい。それを記念したわけでもないが、そもそも95年と96年の回を録音したテープが蚤市場に出回っているのを発見したCSのスタッフが、これはネタになるぞ(?)と確信したタイミングのよさで、2000年以降の6回分と共にこうして疑似パッケージ化されることになったようだ。
さすがに全部ダウンロードするのは至難の業だし、CS側で用意したベスト・コンピレーションもいまいちしっくり来ないので、自分で好きな曲とかしっくりきそうな曲*2とかネタになりそうなのを選んで落し、一枚のCD-Rにまとめてみた。こんな感じ。[( )内はオリジナル・アーティスト]
・ アイ・ラヴ・ロックンロール (ジョーン・ジェット)*3/スウィート・ジェーン (ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)/リーヴ・イット (イエス)/フォックス・オン・ザ・ラン (スウィート)/スリー・クール・キャッツ (ザ・コースターズ)/オーロラの救世主 (ELO)/ビコーズ (ザ・ビートルズ)/レット・ミー・リヴ (クイーン)/ホワイト・ラビット (ジェファーソン・エアプレイン)/アイ・ゲット・アラウンド (ビーチ・ボーイズ)/冬の散歩道 (サイモン&ガーファンクル)*4/ふたりのシーズン (ザ・ゾンビーズ)/ハッピー・トゥゲザー (ザ・タートルズ)/アンダー・ザ・ブリッジ (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)/移民の歌 (レッド・ツェッペリン)/マイ・ベスト・フレンド (クイーン)/ペイパーバック・ライター (ザ・ビートルズ)/バーニン・ダウン・ザ・ハウス (トーキング・ヘッズ)/マイ・ワイルド・ラヴ (ドアーズ)/ブラック・ウォーター (ドゥービー・ブラザーズ)
この手のコンセプトといえばまずラングリー・スクールのアレを思い浮かべてしまうが、そちらの方は情緒教育の一環としてロックやポップスを取り入れたらどうなるかという実験の結果であり、だからこそトホホとしながら感動を覚えずにいられない代物に仕上がってる。それに対しこの「Pop Concert」は、30数年も続いてきた一つの伝統の記録であり、この確立された方針がポップ・ミュージックの流れと歩みを共にしてきたと思うと、まず年輪の重さに圧倒させられる。厳格な授業の集大成という先入観を持って聴けば、なんともトホホに聴こえるのは仕方ないけど、皆精一杯やってるのが伝わってきて、これは青春の甘酸っぱさそのものではないか。言い換えれば体育館いっぱいに拡張されたカラオケボックス(生演奏付)。ロックンロールが日常に潜む「悪」を拡張させることとどう考えても無縁そうな、よって暴力もインモラルも何もない、長閑な環境であるからして*5。のっけの「ロックンロール好き?」「もちろんよ!」のやり取り、そしてお客さんのリアクション。ウッドストック、オルタモント、いかなるロック幻想の影も、無色無臭な青春の滴に飲まれて意味を無くしてしまっている。あだち充の漫画の実写版よりもずっとリアルなのだ。 イエス、クイーン、ELO等、70年代には充分にコンテンポラリーであったアクト(この辺がハートソー氏の個人的好みに基づいた選曲であると思う)が最早陳腐となりつつあった、90年代中期に取り上げられた彼らの曲を聴いてみると、生徒達のいっぱいいっぱいな、でも好きだから頑張っちゃうぞという気持ちが伝わってくる。「リーヴ・イット」一曲だけでも。ただ、エコーのかけ方とかにオリジナルに近づけてやろうという親心も汲み取れて、それはトホホとしか言い様がない。「オーロラの救世主」は生のストリングスを入れたり、オリジナルの微妙なエコー感まで生で再現しようとした跡が凄いなと思う。ただ、ヴォーカル・ソロになるとパワー不足が出てしまうのは仕方なく、クイーンやZEPの曲もそのせいで残念賞もの(転じてネタ)となってしまう(演奏は頑張っているけど)。対して60年代の曲はあくまでもノホホンとやっていて許せてしまう。それにしても、内容的にはこのコンサートでやるにはあまりにもアレだと思う「マイ・ワイルド・ラヴ」こそ最大の聴きものであるというのは皮肉だ。一生懸命「漢」感を出した跡が伝わってくる。
90年代以降の最前線であるモダンロック系の、クリード、3ドアーズ・ダウン、システム・オブ・ア・ダウン、P.O.D.、インキュバス等の曲を歌ってるのはまだ未聴であるが、その辺に長けた方が聴いてどう思うかは是非知ってみたい。
日本もこうあればいいんだけどなぁ。ドリカムや森山直太朗が音楽の教科書に載るとかそういうのより、幼稚園の子供達がみんなでほぶらきんの「とんがりとしき」を熱唱してたり、高校の合唱コンクールでアダムスの「旧約聖書」が歌われたりとか、そっちの方がずっと素敵じゃないかと思う*6
*1:子供二人が歌う「ジングル・ベル」はこないだの京都ライヴの幕間mixに選曲し、時間のいたずらでルフランの紹介BGMとなってしまった。
*2:ここがポイント、それ故にストーンズの「ワイルド・ホーセズ」は選ばなかった。
*3:1995年録音なので、ブリトニー・スピアーズのヴァージョンはこの時点で未発表である。厳密に言えばオリジナルはアロウズ(75年)。
*4:このヴァージョンの元ネタは当然バングルズ(87年)の方。4番がカットされている。
*5:加えて言えば、同種の事を家庭内で完結させようとして、結果的にあんなになっちゃったのがシャッグス。
*6:かつて坂本龍一のサンスト・デモテープ特集で戸川純の「蛹化の女」を合唱したものが流れて、あの教授に「キモい」とのお言葉を頂いたことがあるが......

2006-04-08やるよやるよやりますよ
美容室のテレビで「王様のブランチ」見ながらニヤニヤ。画面にじゃなくて、絶妙なBGMの選択にである......マナーが何とかと説明してる時に「マナ・マナ」ですよ........
いよいよ5/20に向けての営業活動開始。といっても、夜池袋でしようと思っていた用事が秋葉原と上野で昼間のうちに済んだだけで、本格的に開始する心構えに至ってなかったし。いずれにしても今日開始ということになりました。来週はより本格的に動こうと思います。結局あそこには行くに及ばなかったでしゅ(社外秘)

[実演] 音霊ミックス弁当 Vol.1@上野水上音楽堂

小高恵美(!)の握手会イベント以来十ン年振りの上野公園。弾き語り系アーティストを中心に、いつものライヴハウスの熱気をちょっと小規模にしてアウトドアに出してみました的イベント。これの主催が、今度の第4回ルル網ライヴの舞台となる六本木のライヴハウスBack Stageで、その関係か代表のミツヒロ氏より、空き枠ができたのでいいアクトあったら推薦してと、丸芽にお達しがあった。
はいはい、喜んで推薦させて頂きます、さくらかおり!! !! !!
というわけでかおりんの出演が決まり、これは見逃す訳にいかないということで。彼女にとっても、野外ステージでのライヴは初めてということで乗りに乗りまくり。雨になるのではという心配もあったが、それは何とか逃れたものの外の空気はとても冷たく、夜桜ムードとは程遠い。 計4組、青春ギター青年アクトが続き、心の中では熱く盛り上がりつつそろそろそよ風が欲しいなと感じた時に登場したかおりん。「無表情のぼやき」は演る度にドラマティック度を増して行く。最初に聞いた時は、個人的経験もあってそこまで言わなくてもと心の奥をちくちくするだけだった曲が、今や彼女の凄さを思い知らせる一曲になった。間奏突入と共に吹き荒れた風が桜の花を会場中に舞い散らすという、あまりにも劇的すぎる一幕もあった。風に揺れる彼女の髪もまたしなやかだった。
女の子が歌ってると外から解るようになった段階で、所謂非コア派のお客さんが結構入ってきたようで、それがちょっと惜しかったものの、かおりんファンの集結力は凄く、密かにいいことをしてあげたぞと嬉しくなってしまった。

2006-04-11涙のストライク! ごめんなさい!
「注目URL」*1に載ってるけど、また本気で祭りやってるんですか? どうせ最後には読まれると解ってるのに。同情したくないけど実際勝った者が勝ちなんですから。最早ヒットチャート1位の価値ってないに等しいもの。いつも解りきったチャート・アクションの連続。その一角に「異色作」として名を連ねたって、歴史から見たら微々たるものだろう。
などと言いつつ先週の今頃はプリンス『3121』の全米アルバム・チャート初登場1位にエキサイトしまくってたんですが、恐る恐る今週分を見てみたら......8位ですよ。先週に続き強力な初登場盤が相次いでるとはいえ*2、もう少しまともに持続してくれると思ったのに。 確かに酷いよ、86年頃のオリコンのシングル・チャートを凌ぐ酷さかも。先週ベスト10内に初登場した内、ベン・ハーパーが7位→29位、B.G.が6位→34位、テディ・ギーガーが8位→35位である。やっぱ厳しいのはどこも同じなのだろう。でも、ちゃんと粘ってる者達だっているんだし。ケリー・クラークソンが70週も上位にいるってのは、トレンド・セッターなりの健闘なんだろうが、全然実感できないんですよ「アメリカン・アイドル」の世界が。日本のアレみたいなものと言われても。
プリンスにとって真の勝負はこれからだろう。あのアルバムにみなぎるテンションを、前回のツアー並みのスケールで世界中のステージに展開してくれれば、きっとアルバムの勢いもまだまだ続くんじゃないかと思う。
そういえばmixiのプリンスコミュの人数があと数名で3121人というとこまで来ているが、お願いだから意地悪しないで下さいよ。プリンスファンは「敵」という在り方を拒絶します。それにしても日曜の夜から2日間で300人増えたコミュってのも凄いよね。逸早く入っといてよかった*3
明日から色んな意味で慌ただしくなりそうだ.....自分のためです、負けないようにがんばります。少なくとも5/20までは潰れないように。
*1:そういえばこりなんかがリストアップされてないのはどうしてもおかしいと思う。ナイスネタ、つーか個人的には竹川美子の方が似てると......
*2:といっても1位のT.I.ってなんなんですか? シャキーラが異常な勢いで巻き返してる背景に何があるんですか?
*3:念のためにはてなでそのコミュの主役に対する言及日記数をチェックしてみたらそれほどでもなかったんだけど、PVの数はとんでもなく凄かったそうだ。だからやっぱ具体名を出す勇気ないんだよな。一応鍵は「-ち+わ」(謎)。あとここにもあったり。MHコミュではありません、残念ながら。

2006-04-12悠・ガット・ザ・ルック
えーっ贋モノ騒動って、聞いてないよう! 今知ったので急遽追加です。B4ファンとしてはレアものを持ち続けた方が正当なのかいな。「ラバー・ソウル」の真性モノ(英国盤だけど)は86年の再発LPで持っているし、「フォー・セール」が現行CDではモノだから聴きたきゃそっちというわけで、問題になるのは「ヘルプ」のB面収録5曲のモノだけっつーことだなってそこまで拘っても仕方ないし。米国盤モノでしか聴けないテイクが入ってるのは「サムシング・ニュー」と「Y&T」だけのはずだから。どーりで「ワーズ・オブ・ラヴ」の最後が短いからおかしいなと思ったー。天下のテッド・ジェンセンがこんなことしてていいのか! まぁ、あわてないでおきます。

えーっ瑞魏撮影会って聞いてないよぅーヤマギワさんというわけで今更後悔なんですがわざわざそのために古いカメラを持ち出しても仕方ないしなぁ、どうせ騒いだって自分のキャリアに足しにならないだけだと開き直りつつDVD鑑賞しつづける丸芽です。いやぁ、久々の大ヒットです、自分的には。

2006-04-14圧倒的に片想い
以前別の所で書いた内容の再現になりますが、こればかりははっきりさせておきたいなということで。自分が心をこめて愛する音楽形態をずばり単刀直入に表現すると、「キュートでリリカルなガールズ・ポップ」(CLGP)で決まり、なんです。乙女ポップとかいろいろ言ってきたけど、端的には。 このフレーズを考えたのは当然自分ではありません。知ってる人は知ってると思うんですが、90年代中頃活動した、宇都宮が世界に誇る(?)女子高生アノラック・バンド、リング・マイ・ベルを評して、地元のタウン誌がつけたキャッチコピー。本人達は自嘲気味にMCで引用してたというんですが、確かに渋谷系全盛ではあったものの、アノラックとかローファイとか、タウン誌レベルじゃ訳解んないですもんね。
その頃は趣味的にはどっぷりと昭和40年代歌謡曲に漬かりつつ、洋楽ではベン・フォールズ・ファイヴとかステレオラブとか、斬新な懐かしさを感じさせるバンドに惹かれてて、しかも60sソフトロックに夢中。要は渋谷系の外周をのんびりうろうろしてたようなものなのですが、ある日「米国音楽」をちら見してそのバンドを知って、恥を捨ててファンレターを書いたんです。もし10年遅く生まれてればと思うことしきりでしたが、それが考えてみれば私の「CLGP好き」歴の始まりでした。それ以前にもいくらでもきっかけはあったと思うんですけど、例えばマサ子さんとか、「lascaux」レーベルのコンピに入ってて、一度だけライヴを見たホリデイ・ホリックとか。異端なガールズ・バンドに対する恋心は常に持ちつつも、それまで(厳密にはあの十九の夏の日以来)のアイドル好きに引っ張られる形で普通の商業ガールポップもちゃんとフォローしていたし。
しかし、活発にライヴハウスに通いたいなんていう感情が芽生えたのは、間違いなくこのリンマイとの出会いがきっかけです。勿論、既成の商業ガールポップに対する幻滅も、同時進行で進んでたのは確かですけど(決定的幻滅を促した一枚のCDが発売されたのが95年10月のこと)。元リンマイのカナコさんが始めたバンド、ディジー・ヨーグルトのライヴに行って「一人で客の平均年齢高くしてすみません」なんて言いながら約10年余、その道から抜けられなくなってます。その間、音楽シーンが多様化し、メジャー・マイナーの潜在的垣根が低くなっていく一方で、ライヴハウス・シーンがもたらしてくれる「CLGP」の選択肢も幅広いものとなってきました。自分の心を捉えてくれる演り手とのスピリチュアルな絆は貴重なものなのです。それを蔑ろにしたり、神聖ではないものとして破壊するような行為は、音楽の基本精神に反するものなんだと声を高らかにして言いたい。そして、そんな絆を分け合える者の数は、多ければ多い程いいに決まってます。幅広い層に支持されてこそアーティストはでかくなって行くというわけで。 私も提供する側に回りたがってすっかりその気になってきました。この幸福感を、皆で分かち合いたい。
竹上久美子さんお誕生日おめでとう! 23日には応援しに行くからね!

2006-04-16落ち着いて落ち着いて
朝起きてリファチェックをした途端たまらない絶望感が。あまり多くは語りたくないけれど、今まで10年近く抱いていた憧憬の感情が瞬時粉砕されるのはとても辛い。この苦しみを引きずりたくないから、今まで自分が紡いだ言葉の所々にメスを入れずにいられなかった。それでもなお、何が起こるか解らない恐れはある。

営業日誌の続きといえども、いい事だけを書いて何とか感情を平静に保ちたいから、そうすることにします。
昨日は朝8時位に起床したのだが、窓のすくそばで業者が樹木をチェーンソーでぎーぎーとやっていて、あまりのうるささに予定より遥かに早く家を飛び出す*1
営業先で買い物をしたり飲み食いしたりは当然の行為で、それも含めてやりくりは大変だったが、予定の全部は遂行できなかったとはいえ、ここまでダイナミックに動いた記憶はあまりない。やっぱ自分は営業が好きなんだろうな。自分のことだから快適に出来てるのは当然だけど、その情熱と相応しい状況が若い頃にあればとつくづく思う。もっとも、自分内で盛り上がってばかりだと後でとんでもない揺り返しが来兼ねないと、今朝のリファチェックで痛感したわけだけど。
昨日は実は観たいライヴが4件もパッティングしていたという大変な日でもあったが、営業ルートの絡みと、普段観る頻度が低い方を優先した結果、とてもいいステージを体験することができた。

[実演] 街音ライヴVol.8@江古田Flying Teapot

江古田が誇るプログレ&変態音楽(?)の殿堂で展開されたアットホームなライヴの夕べ。5組のアクトが出演したが、お目当ては最初に出演する桃茶。昨年のHOT SHOTでのライヴで一発魅了されたみねうち外科医院の歌姫&女優・おもちゃが新たに結成した男女ユニットで、今回が2度目のライヴ。みねうちのテンションの高さと対照的な、和み系サウンドを聴かせてくれる。昔の歌謡曲というよりも、ニューミュージックに行く寸前のフォークっぽいナチュラルさを感じさせるところもあって、これは是非ルフランと顔合わせさせてあげたいという気も。さりげなく毒が効いた曲作りはさすがおもちゃという感じだが、それよりも優しさが前面に出て来ているところがいい。実は今回の5/20ライヴ出演アクトの重要候補に挙げられていたが、お芝居の稽古などスケジュールが詰っていて、残念ながら今回はごめんなさいということに。でも、いつか絶対ルル網プレゼンツにお誘いするからね。 2組目のJUSTSIZE JUSTICEの女の子が見事な猫科ぶりを発揮するのを見届けた所で、次の営業先(?)に向わねばならなくなる。そこでまた素晴らしすぎる罠に.......

[実演] cervejas@渋谷・音楽室

音楽室と言っても大人の雰囲気のジャズバー。こだわりにこだわったメニューも魅力的なナイス・スペースである。何故にジャズバーで営業? というのも、この日出演のバンド・メンバーの中に、5/20出演者の内一人が名を連ねているからである。スペシャル・アクトSHOW-WA堂のメンバーとして出演するYukapyさんがその人。実はそれだけじゃなくて.....ムフフ、解る人だけ解って、あとは当日のお楽しみということにしておいて、今回はキャリア4年目ながら天性の音楽的才能ですっかり自分の一部にしてしまったジャズ・フルート奏者としての出演。ヴォーカルとギターを担当するAntonio氏のあぶない(?)情熱の元集まったメンバー達が一体となって聴かせるブラジル・ジャズの夕べ。
ユカさんによると、曲目さえも決まっていない、行き当たりばったりのステージとの話だが、見事なミュージシャンシップでそんな事を微塵も感じさせてくれない。ギターとドラムが基本的グルーヴを提供して、そこにアルト・サックスとフルートが色を添える。そしてその場をさらに引き締めるパーカッション(ちょい魚住りえ似のRINDAちゃんに目が釘付け)。このような編成だからこそ、上手い具合その場限りのヴァイブが形成されるというものだろう。普段ロックとか変な音楽とか聴いてるだけでは得られないものが色々と伝わってきて、ほんと駆け付けてよかったと思った。まだまだ営業するつもりではあったけど、最後までいてよかったです。うーん、ジャムりたい。
*1:家を出る前、最後にiTunesで流した曲はウィ・ザ・ピープルの"Too Much Noise"だが、普段はボリューム5位で快適に聴いている所を、12まで上げずにいられなかった。

2006-04-21萌えと狂気の境界線
不意にとんでもなく仕事が早く終わるとその後の時間配分も狂い、結局上手い具合に金が使えなくなるわけです。昨日初めての給料支給日(以下毎週木曜)で、といっても1日分だけだったのですが、返さなきゃいけない分(計画的に.....)とかいろいろあって、小遣いとして使える分は僅か。急いで買うんじゃないと思いつつ、ユニオンのクーポン200円分を使わねばという衝動にかられ、さらに19日新譜で出た奴の中に何枚か欲しいのを見つけ、これは来週も大変だろうなと。
そんな状況の中、営業はしっかりするのです。そしてライヴ鑑賞も。いやぁ、計画通りには動けなかったけど、今日はマジで新鮮な経験をさせてもらいました。

[実演] 女のソロ自慢Vol.3@HOT SHOT (大久保)

前回の開催分がいろんな意味でモニュメンタルとなった例のイベントの第3弾。5/20ライヴにも出てくれる
木村圭見さんの偵察と営業を兼ねて駆け付けたが、またも度肝を抜く出来事が。
前回ど真ん中に登場して「反則だぁ」と思わせつつ楽しませてもらったAKKYが、今回はトップで登場。近く出演するミュージカルの曲なども織り交ぜつつ、濃厚なトランスジェンダー・ワールドを展開。何せ2回目となれば彼(!)の術中も読めてくるというわけで、見事なペースセッター振り。 しかしこれでまいるのはまだ早い。次に出てきたきい、この人にはやられた。完璧にやられた。
一言で言えばかなりトンでる娘。といっても、以前金田貴和子のライヴを観て感じたような、一種の近寄り難さを孕んだ狂気とも違う、天然な中にもボタンのかけ方がどこか違うフィーリングが宿りまくってる。バックで流れている打ち込みのオケが、例えばカトウさんのように発狂しているわけでもなく、コード使いとか、フツーのJ-popとして処理しても別におかしくない。しかしその上で展開されているきいワールドは、まぎれも無く地球外生物っぽい危険な世界。1曲目の出だしの歌詞からして、ビー玉をフライパンであぶって冷たい水につけて宝石を作るのが好き、である。乙女版ゲイリー・ウィルソンか? 例えば80年代ニュー・ウェイヴ歌姫に時折見られた壊れやすさをエスカレートさせた部分が、21世紀型フツーのポップという土壌で蠢いてるという雰囲気も。ステージでのたたずまいやトークがヤバさ満点だとしても、ただ単に萌え声の歌手として聴くことだってできるかもしれないし。でもオケの最後がビートルズの「アイ・ウォント・ユー」のように不意にカットアウトされていたりとか、やっぱ並みのものとは違う。是非ともふなまんさんに判断をお願いしたいと思うのだがどうだろうか。また見たい。そして、ルル網ライヴに呼べる日はやってくるのだろうか。 このきいの余韻が引きずる中登場した圭見タン。渋谷での街頭放送効果もあり、注目度が高まっている中の登場だったが、いつも通りのまったりした展開。といっても、ライヴを重ねる毎に曲が成長しているのは確かで、トラック作りにしろ、ステージでの魅せ方にしろ、微妙に進化してるのが解る。今回はアルバムが出た後ということで、ライヴ以外で曲を聴く機会が散々増えた分、目の前で展開されている動きにはっとさせられる瞬間に恵まれたという気がした。新曲「合歓の花」は完成に至るまでの第二段階にしてすでにかなりのスケールに達してきているし、カヴァー曲「恋はみずいろ」*1はキューティ・ポップの神髄に迫っている。ここでの可憐さはやっぱ乙女らしいなぁ。というわけで、皆さん、5/20ライヴ是非ともよろしくお願いします!
ラストの宮倉由美さんは前回に続いての登場だが、何せ前回ああいう状況だっただけに冷静に聴けなかった分、今回は非常に心に訴えかけてきたと思う。ふたり乗りや竹上さんみたいな関西の情熱乙女派を聴いた後だと、また違った接し方が出来たという見方もできるな。
*1:ちなみに最初のルル網ライヴではエクレールの演奏で披露された曲である

2006-04-22おんなの365日
土曜日がはっきり言って一番堪えるとは想定外。
朝はネタ部屋でめざましという、ある意味ネット+生島で目覚めるより遥かに健康的な生活に久々に戻れたのと、仕事場で昼休みに「いいとも」を見てるなどの影響で、再度テレビの力を思い知ることとなったのですが(それでも頑に野球は見る事ないな)、最近ユニク□のCMで流れてる曲が気になるなぁ。珍しくカスタム・メイドみたいだが、それこそ私が「キュートでリリカルなガールズ・ポップ」に目覚めたての頃恋い焦がれた、あのポスト渋谷系のような甘酸っぱさがありまくるのだ。SportyとかGirlyとか、rを含む語の発音がやたらそれっぽいのも含めて。
そんな曲が広告の枠に閉じ込められてしまうのがある意味悲しくて。もしもこのコが好きな言葉で自由奔放に歌っていたとしたら、きっととてつもない名曲を生んでしまいそうな気がする。
この番組*1のwebサイトによると、私があらゆる理由で名前を出すことを拒んだ某人物の名での検索数が、過去2週間の間で物凄い事になっていたようで*2、ああこれは計算通りだったなと胸を撫で下ろす。その一方で、わざと内容と全く関連無いタイトルを付け、それに作為的釣りワードの意味合いを持たせ、相手の出足を伺うことなどしてしまう意地の悪い奴もいるから、困ったものですね。(=今 日の 自 分)

では明日は開き直って、愛しくちっちゃい歌姫を応援してきます。根性入れ直しておかないとね。実を言うと対バンで出る一組が圭見さんのお勧めなので、そっちも楽しみだったりして。 もうないです、残 念でしたっ!
*1:ある意味先週見逃したのはでかすぎる! ふっ◯さん出たんだろうか?
*2:mixiのコミュに至っては300人強だったのが10日で1000人越えに!

2006-04-23青春ヤスダ節とヨーコのバラード
さすがに久々週6日ほぼフルに働いた後の日曜はだる過ぎる。断続的にではあるが午後4時まで寝てたような気がする。その合間合間に、たまたまとある経路から入り込んだYouTubeでスーパーマリオ超高速クリア映像を見つけて大爆笑したり*1して。寝るなら寝るではっきりしないと健康的生活には戻れないよ。
「アッコにおまかせ!」を見たのも確かだが、例の某会社問題のあおりを食って、CM出演者という立場からタレント活動の成り行きが随所で心配されているYMタンが出てた。もっとも最初から見なかったのでその問題に言及されていたかどうかはチェックしなかったが*2、途中「メールで心理を読む」という企画があって、彼女が仲の良い某タレントに宛てたフレンドリーなメールの内容が晒されていた。そのタレントというのが、未だにばしばし流されている件の某会社のライバルのCMに出演しているKYタンだったとは! かねてからこの二人はライバルでありつつ仲がいいとは認識していたが、お互いCMに起用されたことでその仲に影響が出るのではという危惧はあった。しかもこの問題で明暗くっきり。これで二人の仲は決定的決裂に至るのでは.....どうやら、その心配はなかったようだ。なるほど、金を借りたり返す側にとっては重大な問題でも、年頃の女の子の友達関係のようなまったくかけ離れた場所にとっては、それ程の圧力はなかったということか。むしろ事務所間では重大な問題になっていたりして。
というわけでこの話題から今日のライヴのことへと有機的に繋いでみることにします。

[実演] 竹上久美子、他@mona records (下北沢)

気怠さから何とか脱出して向ったモナレコ。あまり詳しくは話せないのだが、現地に辿り着くまで幾分の不安があり、それをときめきに変えるため何とか音楽の魔法が必要だった。結果的には、必要以上にその力の恩恵を受けられたという気がする。
竹上さんは一発目で、バンドを従えての登場。バンドで6曲というのは、やはり初ワンマンを見た身には食い足りないが、下北の聖地に於いて充分にアピールをすることには成功したと思う。nanoでは対極だったし、KAKADOはピアノがアレなので、初めて面と向って彼女の歌を聴くことにもなったのだが、表情の豊かさが歌の世界にカラフルさを加える結果になっていたと思う。明日は月見ル君想フに出演。あそこは座る場所によってかなり印象が変わってくるハコだと思うが、どんなシチュエーションでも光り輝くのは確かなので健闘を祈っています。
2番目は実に1年振りの生鑑賞となるいとうまさみさん。いきなり謎過ぎる言い方で悪いけど、ウィングスのコンサートの客席にいるジョージ・ハリスン的気分で彼女の登場を待った。ここ一年、その名が出る事がなかったのにも密かな理由があって、今思えば些細なことに過ぎないのだが、やはり一番大事なのは音楽である。しっかりとその素敵な調べを受け止め続けること。その大切さを思い知らされたのだ。感情をまっさらにして聴く彼女の歌は柔らかく暖かい。パーカッションがバックに入ったことで、サウンドに丸みが出たのもよかったのかな。ほんと、ありがとうございます。これからはお互いぼちぼちいきましょう。
まったりしてはいられない、次のPlug Daisyこそ今回の大穴、うっすら抱いていた期待感が大きくはじけた瞬間の主役である。アコースティックを基調にハートフルかつエキサイティングなステージで、どことなくヒネモスを連想させる部分もあったりするが、主役が歌である分この人達独自のものを持っている。フロントでギタレレを弾きながら派手に歌い踊るお兄さん、茶々を入れつつヴァイオリンで繊細な調べを紡ぎ出すお姉さん(クイーンの「ボディ・ランゲージ」のPVの最後の方に出てくる乗りのいい女性を思い浮かべた、といったら大失礼だろうか?)。チェロの調べがどことなくサイケな側面を誘き出していたり、さりげない小道具の使用も気が利いている。実は木村圭見さんがこのバンドのことを大レコメンドしていたので興味を持ったのだが、これでまた一つルル網の輪がいいアクトを教えてくれたということになりましたね。
最後はラテン系バンドOs Flores。グループ名からサイケ系なのかと想像していたが(つーか、そういう考え方は秘境サイケに感化され過ぎの証しだな)、最小限の楽器編成で正統派のブラジリアン・グルーヴを展開。サークルっぽい乗りが抜けきっていない部分もあったが、乗りがよければそんなの関係なく、音楽に没入していける。彼らが最後に歌ったグループのテーマ・ソングの内容が、今日のライヴの印象を端的に表現していたと思う。 たった一つだけ心残りなことはあったのだが(うーむ、黙っていよう)、今日は本当来てよかったと思った。結局、音楽の魔法に勝てるものはない。今後は作り手としての客観的立場を控え目に保ちつつ、単細胞的好き者の立場はこれまで以上に活発に展開していきたいと思います。最後に、竹上さんにもう一度最大限の感謝を差し上げます。魔法使い......それは君だ! (笑)
*1:まぁ、ここにはまるのはほどほどにしたいもんですけどねぇ。どーってことない一般人映像も多くて、法的にはそっちの方が真っ当なんだろうけど、宝石を探すのは疲れます。一方で、きっかけ作りのために無闇矢鱈ここの映像へのリンクを貼るのに対して、批判的立場から抜け出ることは恐らく無いであろう。
*2:まぁ、某窃盗タレントの時のことを考えると、道徳上やるとは思えないが。

2006-04-25五月病なのかなんなのか
吐きそう。またダウナー入りそうなのか? ここで落ちるとまた本番に響くよ。ここまではりきって色々進めてきたのに、落ちちゃいられません。いい事だけを考えないと。それにしても今日の天気はあまりにも異様過ぎたな。

書きたいと思ってることは色々あって、例えば最近またオールディーズという概念が自分の中で大きくなりつつあるわけだけど、どう書き始めれば上手く説明できるかさえ掴めなくなっている。80年代以降、サイケとかガレージとかソフトロックとかモンドとか、そういう見方で古き良き音楽を再発見してたわけだけど、一概に昔のものなのは変わりない。そこで70年代に目を転じると、オールディーズという概念の元、古き良き音楽を貪欲に吸収していた幼き自分の姿を思い浮かべる。その時聴いてたものが、たった10数年前の流行歌であったにも関わらず。いかに60年代という時代の進化ペースが過激だったか、自然に習得していたようなものである。
70年代はオールディーズのリサイクルという意味でも黄金期であった。日本のレコード会社が体系づけてオムニバス盤をリリースしまくり、その充実度は世界的に見ても稀だったと思える。時代は進み、ライノやベア・ファミリーなどのスペシャリストが再発マーケットの在り方を変えてしまった今、結局日本のオールディーズ市場は単なる「懐古もの」の城を出ない悲しいものとなっているではないか。CD時代初期にはまだあった熱心さはどうなったんだよ?
例えばユニバーサル傘下には、アメリカン・ポップスの黄金時代を築いた少なくとも50のレーベルの音源が集結しているし、東芝だってキャピトルやEMIだけではない。リバティー、ローリー、コルピックス、ルーレット等の音源を蔑ろにして欲しくはないんだよ。ソニーとBMGも共同でオールディーズ再発を企画したら、物凄いものができるんではかなろうか。
そして、ビートルズ以前の音源にしたって、それなりに革新的なものはあるのだから、その辺を強調してもっと若い世代へと継承していく必要があるんじゃないかと思うよ。「ダウンロードの仕方を知らない世代」に売ることばかり考えても仕方ないし、逆に紙ジャケで見過ごされた作品を出して限られた層を興奮させるような、ある意味「リスキーな安全策」ばかりとってても先には進まないではないか。まずは語り継ぐべき名曲を大切にしないと、だよ。ロック名盤100選とか、そういうやり方はほっといても沈む事は無い。45回転シングル盤黄金期のモノ・サウンドの名曲達こそ、ここまで盛り上がったジャズとクラシックの次に来るべきものである。
まぁそんなことをまとまりを考えずに書き綴っていくしかないこの頃であります。

2006-05-01心に良く効く薬
夏ですよまじで。この暑さの中我を忘れて作業していたので、意識朦朧状態。そんな中でしっかりコンセプト練ってたりするわけですから怖いです。心の内までは監視されずに済むからね。スペシャル企画に関してはもう完全に開き直りです。エンターテインメント性無視でいきます。
10年前、同じような仕事してた頃のことを思い出したが、いきなり7月から働き始めたからキツさ的には今の比ではありません。ただでさえ暑いのに加え、何せそれまでの5年間、殆ど机仕事してたわけで(運動神経を全てレコード収集に使ってたというわけだな)、ブランクありすぎは余計辛い。その上仕事場まで徒歩20分というハンデもあって、初日から見事死に。その日、たまたま目の前でイニッシュ・モア(落合さとこさんと、現在trico!として活動中の良原リエさんが組んでいた伝説のユニット*1 )の公開放送ライヴが始まるという、またとないチャンスだったにも関わらず、スルーしてしまい大後悔したというおまけもついてしまいました。その後ソロ活動を始めた落合さんのライヴには頻繁に通ったものです.....。実はまた観てみたい熱が再燃しているのだが、どうなのかな。◯i◯◯の◯ミ◯見つけて入ったのはいいけど即刻逃走したからなぁ(理由は察して知るべし)。
要するに、音楽を聴取する上で、嗜好を共有すると思われる第三者と哲学的に合致するしないってのはでかいんじゃないかと思います。当人がその気でなくとも、ファンの根本的在り方に萎えさせられてしまうアーティストだっていないわけじゃないんだし。
昨日もちょっと書いたけど、その辺のネガティヴ(だと私が思っている)な見解にシビアに突っ込んでみるチャンスを、少しずつでもいいから設けてみようと思っています。今はまだそこまでする余裕ないので。ついでに、昨日入手した7インチ14枚(+CDシングル1枚)の検証をする余裕も。
*1:さらに遡るときんと雲という3人組に辿り着くわけで、私は実はきんと雲時代のCDからリアタイで買っていたのだが、最早当人達の中では完全になかったことにされている。なおさらなる前身はイカ天にバンド編成で出演した金斗雲。

2006-05-04珍しくクラッシュしちゃいましたね(謎)
タイトルのココロは昨日触れた内の一枚。アテは見事に外れた(謎)。

バカラック紙ジャケ化。うーむ、「まとめ買いセット」の絵柄なら絶対買いなんだけどなぁ。いぇいべいびーいぇい!

捏ねた烏賊から始めてみましたが、今日も二度寝不可能の混乱の一日。何とか4時に青空目指して脱出。本来ならば一気に下北沢目指してという予定だったのだが、意地と心の安定を求めるためにも、HOT SHOTの磁場に引き寄せられたのです。時の女神がいたずらしてくれたおかげで、終ってみれば大満足だったものの、7日の行動予定に影響が出る危惧が.....幸い、財布の中身を確認したら、何とか救われたようだ。CDその他は確実に21日過ぎるまで買えません。24日に出る重要盤2枚をフラゲするためにも無駄遣いできないが......。

[実演]さくらかおり@大久保HOT SHOT

さ、く、ら、か、お、り、この6つの平仮名は最早自分の中で一つの巨塔となりつつある。丁度1年前に初めてライヴを観て以来、確実にスケールを増している頼もしい歌姫。このコがそこにいるというだけで気分が落ち着く。
かおりんの出番は3番目だったが、何せまだ動揺しているため先立つ2つのアクトに集中できない。最初のバンドのヴォーカルのコはそれなりにがんばっていたけれど、やはり曲の感触とかMCの出方とかバンドとのバランスの取り方とか、その辺を落ち着いて受け止めることができない。それでも何とかアンケートを記入して、頂いた手作りクッキーに少し救われた。
続く弁天社中を観るのは2度目だが、ゲストのヴォーカルが別人だったとはいえ感想的には前回と大差なし。むしろそのコに「スモーキー」(Charの)は重荷過ぎ。案の定「まちぶせ」も演ったけど、人力シェール声っぽく歌う必然性はないと思う。しかもこのコもインスト・パートの時は背中向けて座ってて、これはこのバンドの宿命なのかな? ベースの人とグルーヴィに絡むとか、そういう手もあろうに。キーボードの男の人が歌ったオリジナル曲はそこそこだったけど、ランディ・グッドラムのカヴァー曲を聴いた時は、「これなら大丈夫」とちょっと膝を打った(謎=あと16日間限定!)。ああ、monaでは大阪のナイスなバンドが熱演してるはずなのになぁ。ゆーきゃんは銭湯(!)で観たばっかりだからいいとしても.......
ほんと、ヴァイブがグッドの時は、まじでもっとポジティヴな聴き方できるんですよ。すみません、こんな時に当ってしまって。
だからこそ、かおりんの第一声を聴いたときは、いきなり覚醒した。彼女のブログに書かれている通り、今身体的コンディションがマイナス側面に向っているという大変な状況で、セッティングの時も笑顔が見られず心配だったが、歌が始まったらそんなのどこ吹く風。これぞ歌い手のあるべき姿だ。こぼれかけた涙が、「メガ☆ミのヒカリ」の歌詞に反応して一気に溢れ出かけた。「無表情のぼやき」のミニ・ドラマ度はさらにエスカレートしているし、続く「天の川」もいまの心境にばっちり突き刺さる。
その合間合間のMCの見事なこと。初めて台本なしという状況で、しかもMCのまずさを笑いの種に転じようとする場面もあったけど、どうしてどうして。こういうのをナイスなパーソナリティというのだよ。シリアスな歌の後だとしっかりバランスがとれるし、ただ歌の合間に他愛無いことをしゃべるとかいうのとは全然意味が違う。司会とかでみっちり経験を積んだ形跡がちゃんと出てる。
今回は新曲も2曲あって、内「コイ。」という曲はまたもパーソナル体験と照らし合わせて聴くとぐさっとくる歌詞が添えられている。そんな瞬間がまさに幻であったからこそ、余計に。竹上さんに対抗してかフィーチャーされたトイピアノも素晴らしい効果をあげていた。 振り返ってみれば、会場濃度は昨年12月のKAKADOの時を凌いでいたかもしれない。これだけ素晴らしいお客様に囲まれて成長していくのって、ほんと幸せなことだと思うよ。
以上の文は単なるかおりん賛辞ではない、全ての迷える歌姫のために、この境地を狙ってほしいというメッセージをこめて書きました。本当の話、今日はじっくり話をしたかったのだけど、何せこれだけ満たされたら心の準備も整うというものである。ただ、話をするためにあと2分そこにいたら、確実に大粒の涙が噴出を始めるに違いなかった。4番目のアクトの方には、ほんとすみませんと頭を下げます。かんさんやかおりんファミリーの皆さんにも。

[実演]4-FRAME MUSICS 26@下北沢mona records

改めて、一昨日完全にそでにした(ごめんね!)monaに向う。今日は大阪から4バンドを招くという企画。9時30分過ぎに着くと、3組目の"Sou" architectureが最後の2曲を演奏中。やっぱmonaに出るバンドは一味違うよな。いいグルーヴを噛みしめながら気分を落ち着け、今日のメインアクトに向う。その名はmoEmi
何回も触れているけど、21世紀J-Pop最大の収穫の一つになるに違いない凄いバンド、Moga Hoopのリズム隊の二人による別働ユニットである。ただでさえダイナミズムがリリシズムを統一しているあのバンドの、ダイナミズムを担う二人がやっているわけだから、絶対徒者であるわけがない。最初に名前とキャッチを見た時はまだMoga Hoopとの関連に気付いていなかったが、その場でピンときたもんね。丁度京都ライヴのアクト探しをしていた頃の話。そして、moEmiとしては初めての東京ライヴである。これを欠席したらもう一生後悔間違いなしだ。
カラフルなメイクと装飾に彩られ、MHでの姿と一線を画した彼女達は、もうその段階で並みのガーリィさを一蹴している。いつものベースとドラムに加えサンプラー、訳の解らないものいろいろ。それらを自由に操りながら、何とも形容し難いダイナミックなグルーヴを展開。特にドラムの萌さんは、MHの時以上の暴れ回りぶりで、胸をすかっとさせる。しかも二人とも「目で殺す」タイプのルックスの持ち主だけに、表情の一つ一つのヴィヴィッドさに余計やられてしまう。これはプログレなのか、アヴァンギャルドなのか? 硬く考えなくとも、脳裏には既に光のカーニヴァルがチラチラと。きっと、ビートルズが67年に幻となったページェントに提供した前衛音楽がキュートかつグルーヴィに発展したら、こんなサウンドになるんだろうな。
突然終った後の爽快感は何事にも変えられず、もっともっとと心の叫びを促す。終了後放心状態のまま、萌さんに「日本のキース・ムーン!」って念願だった言葉をかけてしまったが、どっちかというとジョン・ボーナムの方がしっくりくるかも。いずれにせよ、若死にはダメですけどね! そんなわけでiTunesをツェッペリン特集にチューン・インし、余韻を保ちつつこれを書いています。ほんと、今日のかおりんとmoEmiは、4500円出したに相応しい素晴らしいライヴを魅せてくれました。

2006-05-05めとろぷろむなーど
last.fmで「貴方の嗜好メインストリーム度チェック」が流行ってるらしい。プレイ回数の多いアーティスト上位10組の、last.fmに登録してる聴取者の数を調べて、その平均値がメインストリーム度だそうだ。早速やってみる。
1. The Beatles 267601
2. The Beach Boys 116419
3. The Rolling Stones 172479
4. Prince*1 83793
5. The Kinks 77535
6. Queen 184309
7. The Who 122726
8. The Monkees 28080
9. John Lennon 75805
10. XTC 25546
メインストリーム度: 115429
何と6桁! メインストリーム過ぎる! 困ったものだ。まぁ、みんな入れてる曲が多すぎるから、しょうがないな。ちなみにlast.fmで圧倒的人気のレディオヘッドは、5月1日現在で284162人に聴かれている。コールドプレイが277641人。ビートルズがその次。こんな王道ぶりだととてもlast.fmのジャーナルで晒す気がしません。
しかし、これを上位11組でやってみると、メインストリーム度が何と104935にまで落ちる。それもそのはず、11位にランクされている歌姫を聴いている者のトータル人数が、1人しかいないからである(即ち自分)。大丈夫、これからが勝負ですから! メインストリーム歌姫への道は遠くないですから!

こないだえとせで入手してきたネタの内何枚か、どこかで見たネタだなと思ってたら、以前オークションに出品されていたものだった。少なくとも武士幸子のは、さっきググってみたら以前のオークションのページのキャッシュに中った。もちろん、最新のオークション・ページにとって代わられてたので中身まではチェックできなかったが。誰も落さなかったんだな、きっと。自主制作ものってのは時代性を読み辛いし、ネタとして使えるかどうかも使うものの感性次第(そこが所謂「和モノ」の王道と違うんだよな)ということで、大した値段でBidがなければそのまま放置されて店の棚に入れられるんだな。そこで初めて付いた値段が2400円と。価値が読めないものは最初からいい加減に売った方がいいと思うよ。でもそうしないのが商売気質なんだからな。
以前えとせのオークションに訳の解らないマイナー・レーベルのシングルが出て、その落札額がその時の高額トップ5に入っていたという事実は把握してたし、事実えとせのサイトに証拠が残っている(もう一つ、......それは黙っとくか)。そんなこともあったから余計油断できないし。でも、放っておきたくないというのも好き者の宿命である。緩音夕とまでいかないまでも、自主制作歌謡だけを聴きまくる小規模な会合を催してみたいという野心を抱いていたが、むしろポッドキャストなんてのも有効じゃないかという気がした。ただし、その種のものの著作権関係となると、J団体が絡むもの以上にたちが悪い可能性ありすぎるから、危険といえば危険だけど。

さてと、落ち着いて準備を続行せねば。
*1:プリンス&ザ・レボリューション、プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの分は含まず。

2006-05-07なめられちゃいられません
5/20情報、やっと、やっと整いました。この一週間、多数の方にご迷惑をおかけしたのをお詫びすると同時に、好き者としてますます力をつけないとと痛感させられました。今回出るアクトの皆さんも、予想した以上にすごい努力を重ねられてます。もうもらい泣きしそうな勢いですわ。是非見習わないと、ということで、自分はあと12日間一切油断できません。しっかり練習準備に励もうと思います。
完全なる情報は左上のしるしをクリックしてチェックして下さい。

[実演]松岡宮Presents「赤坂音楽詩集」@赤坂L@N

そんなわけで、不確実な天候にもめげず、上向きな心と共に想定内ライヴに出かける。結果的には大正解だった。衝撃度という点ではまじでこの一年間で観たライヴの中でもトップクラスだったのではないか。ルル網ライヴは素敵な歌を提供するだけではない、こういうガツンとくる世界を展開しなくてはいけないのだと痛感した。
ボエトリー・リーディングと音楽を融合した独自の世界を展開してらっしゃる、松岡宮さんの企画ライヴである。この人の存在を知る事になったのも、この日も出演者に名を連ねているくつしたの強力リコメンドがあったからで、今日のライヴに関しても、京都の時の打ち上げの席で強力にプッシュされていたので、絶対行かねばという気持ちが強かったのである。とにかく、宮さんのセレクトによる出演アクトはみんな曲者揃い。変なのが集まるライヴは頻繁に行われていようとも、今日のはその一環として片付けることができない、ただの異端だと思うと絶対火傷しそうなアクトばかりである。ステージの真ん前に御座が敷かれて、おつまみ(といってもチロルとか)が振る舞われる、公民館的雰囲気がまた、妙なオーラに一層磨きをかけていた。
最初に登場した「横浜ハード歌謡伝説トリガーハッピー」はその名の通り、所謂横浜系ロックをハードなスタイルで展開するグループで、リード・シンガーに活発に動くお姉さん二人が絡む。バンド・メンバーも曲者揃いだが、曲が親しみ易い分強面のイメージが薄められていて、イントロとしては丁度いい感じ。
続く「オルタナティブ3」は、宮さん同様言葉に重きを置くスタイルのユニットだが、メインで詩を読むヴォーカリスト(?)に添えられたベルカント(色々と理由があって実はもどき、と言っていたが)のシンガーが特異な色を醸し出す。さらに無表情でテルミンを操るお姉さんがより特殊色を強める。どの時代にも属さないスタイルでありつつ、80年代ニュー・ウェイヴの美学に魅せられた者に是非ともお勧めしたいと思った。
そして今回最大の衝撃は、続いて登場の「小心ズ」にある。まず一言、エーツーを凌ぐ衝撃! というか、エーツーが80年代的アイドル王道を歪曲しつつ極端に展開するのに対し、彼女らの演じる世界はあらゆる「萌え」のスタイルを噛み砕き、さらに一切の意味を消去しつつ極端にシアトリカルな色を加えてみせるという、哲学的には「4分33秒」の線上にあるものだ。とにかく、出てきた時から油断を許さない。一つ一つの動きから謎を感じつつ、次に何が訪れるのか胸をわくわくさせていると、その次には全然違う所へと連れて行かれてしまう。これは絶対生で感じないとどうしようもない。具体的に何がどうしたとか書いてもしょうがない世界である。ただ一言、美味しいのは間違いない。
ここまで強烈な世界が展開された後だと、くつしたの「面白い歌とギターとパフォーマンス」(宮さんのwebサイトでの紹介文より)がかなり普通に感じられる危険性も芽生え兼ねなかったが、今日のステージはパフォーマンス的にも出来上がっていた上、キレ度もかなりのもので、初めてのお客さんもかなりの衝撃を覚えたのではないだろうか。やはり主催者に対するリスペクトがあってこそ、である。近々U局(千葉・群馬・埼玉)の番組の公開録画を控えており、そのオンエアの際は是非ともここに集う皆様にチェックして頂きたいので、決まったら情報貼ることにします。
そして、主役の宮さん。ライヴ見るのはもちろん初めてだが、やはりステージだと凄い存在感だ。一つ一つの言葉が直接心に突き刺さってくるし、それを強調するアクションも効いている。ラップとは一味違う、言葉そのものの持ち味をあえて音楽的に展開していくスタイルは日本ではまだまだ珍しいだけに、今後もますます注目度が高まっていくのではないか。あと、幕間をスムーズに繋いだ司会進行役ぶり、車掌マニアらしく予定通りにきっちりと進行した構成者としての役割もさすが。やはりこうあらなきゃと思いつつ、せめて回しやとして参加してみたいと叶わぬ想いを回転させてしまうのであった。
まぁとにかく、きい、moEmi、小心ズ、この3組を一同に会したら絶対凄いことができそうだなと、提供する立場として一つの明るい夢を胸に抱いた記念すべき一夜となりました。行ってよかった。

2006-05-10別場所でアレやるやる言ってまだやってないな。
帰ってきたら早速石井琢朗が2000本安打まであと1本というとこまできたのでプリンスの「1999」を流して祝杯をあげようとしたらまたもHDDがへそを曲げ、何とか自力回復したものの10分位遅れた。早く決着つかんかいな、といいつつ相手のピッチャーが福盛だととても複雑な気持ちで聞かずにいられないな*1。そしてまた練習準備の時間が削がれる。情けなー。
しかしまたしてもR.E.M.と同じタイトルのアルバムを何で出さにゃならんのかと大きな疑問符。まぁいいか、じゃ済まないな。一応あの二人のことね。そういえばR.E.M.の前座をやったGIZAのバンドはどうなったんだろう。

エヘヘ、アレとは。今日もなんか奇想天外な検索ワードが幾つか検出されましたので。普通見ないでしょ、お望みの検索結果と明らかに違うことが書いてあるなら。もう連休は終ったっつーの。
*1:奥さんが元CXアナという共通項も

2006-05-112000本安打
タイミングを逸したなぁ。精々ストーンズの「2000マン」か「2000光年のかなたに」位しかかけられる曲なかったし。ともあれ、投手出身で2000本ってのはまじ偉業だと思います。素直におめでとうと。
今朝久々に某所に行ったら、歌詞に「なぜ人はただ争いをやめないの」という一文を含む曲が流れていて、その曲の歌詞やヴォーカル自体には気も留めなかったのだけど、間奏があまりにもトホホで笑ってしまったよ。有線のBGMチャンネルとかで流れてる露骨なGM音源打ち込みそのものだったのだから。要するに、サウンド作りの純度という点では、メジャーもマイナーも殆ど大差なくなってきたんだろうなということだ。もしかしたらH!P系なのかなその曲。
そういえばぁやゃがCMで"Move Over"を歌ってるがこれもやはり商品化はないんだろうなぁ。ここまで商品として売る楽曲とCMで使用する楽曲をはっきりと区別するアーティストも今時いないだろう。で、私が絶対面白いと思うのは後者の方だ。恐らくそう思ってる人、あまりコアじゃないファンの間に沢山いるんじゃないかと読んでるが。いつかCMソング・メドレーをベスト盤の隠しトラックに収録とか、かつての酒井法子のようにCMだけを集めた映像商品を出すとか、その位してくんないと、ね。
最早流行歌の世界はドラマ*1のタイアップ曲とそれ以外に二分されてると言っても過言ではないと思うが、かつては王道だったCMタイアップの大半が今や隙間に追いやられていると感じる分、非商品的CMソングの存在価値が本来あるべきところ*2に戻って来たという気もする。一方、情報番組のOP・EDテーマとか、ドラマ程のプロパガンダ色を感じることもない「あってないようなタイアップ」の領域に、非メジャー系がどんどん食い込んでくるチャンスはありだと思う。この辺は、アーティストそのものの営業力がものを言うというわけだけど、確かにさっき書いた通り、表現面では最早垣根が低くなって来てるのは確かなのだから。色々と考えさせられてしまいました。
少なくとも、今自分が最も信頼できる演り手の多くは、自分に近い所にいるのです。その縄張りが広がるのは嬉しいけど、あまりに遠くに行かれると淋しい。それが好き者の丁度いい居場所です。そして、複数の好き者が居場所を適度に交錯できるシチュエーションに憧れるのです。

小遣い入ったけどあと10日間使わないぞ、と。保険です。
*1:ある意味、アニメ・ゲームもここに含めてもいいのではないかという気がするのだがどうだろう。形は違うにせよ、盛り上げ方の性質は似ているし。
*2:強いて分岐点をあげるとすれば「ナイアガラCMスペシャルVol.1」以前と以後。

2006-05-14ワロタよ
わけありで準備が予定程進まず。演出に必要な材料は何とかしたが、演出の手段についてまだベストな状況に持っていくことができず、こうなったらあと5日間徹底的に自分と向き合うかと。来週は先週程慌ただしくなるとは思えないので(売る側はハリP発売などでこれからが正念場と思うが)、ワーカーズ・ハイ的テンションのままで準備に突入できる状況が作れるようがんばります。あとMDも買いに行かずに済んだ。ブランクの74分ディスクを数枚頂いてたんだな、前の仕事場で。それを前回使わなかったのはどうしてだろうと。不要な80分のを消して使う必然性もなかったのにね。しょうがないか、多分信頼性の問題だと思う(よく激安ワゴンに突っ込まれて売られているアレですよ)。古いのを消す方がずっと怪しいと思うのだけど。もし損傷していた場合は消したとしてもそのままだし。使い始めの頃は、消したはずなのに上書きした内容に混ざってその前の録音がちょっと聴こえるという怪奇現象さえあったな。
というわけで一枚を試しに使ってみた。ちゃんと録れてる。ちゃんと録れすぎてかえって心配になったよ。いや、何がとは今は言わないけれど。あまり露骨に消極的気分を表わすと当日余計恐ろしくなる。前の京都ライヴ当日は、珍しく全面的アッパーで臨めたけど、これは自分的にはかなり稀な方である。まぁ、いいメンバーに恵まれましたからね。今回も負けずに素晴らしいメンバーなので、いいヴァイブに囲まれることだけは確実だ。むしろ萎縮しないように。

それでは明日よりアクト紹介モードに入ります。ルル網ライヴへの道については、前回の京都の時に書いた文章(上の方の3/16付エントリー)を参照して下さい。いや、沖◯さんからはあの後直接メッセージを頂いて恐縮しましたよ......こないだは某0歳で初録音を残したミュージシャンの方の足跡もついていたし(以上、mi×iでの話)。

2006-05-15月曜日からこんな感じ
この切羽詰まった時期にリストとか送ってこないでよ米国の某業者さんよ......はっきり言って45s品定めは別脳なのです。ネタがあれば予算度外視で在庫確認しちゃいます。たまに即日返事をくれたりするからこわいです。でも、今回ばかりはグッと,,がまんして......つーわけで六本木のホテルの部屋で疲れをほぐしながら眺めることにしますか(ふかのー)。そういう時に限って全部売り切れだったりしてさ。でもまぁ、いつものように直感頼りですからね。それにしても前回の40ドルネタは未だ実感沸かないです。

それではお約束事へ。今週は六本木ライヴ前のアクセス強化週間ということで、各出演アクトに対するちょっとした思い入れを、過去のライヴ・レポートへのリンクなど交えつつ語っていこうと思います。今回は一日一組主義で。毎回配布しているルル網機関紙にも同じような文章を記載しているのですが、何せ今回はそこまでやる余裕がなさそうということで、このweb文章をしっかりリマインドしておいて下さい。一応、アクトの紹介順はアイウエオ順になっており、当日の出演順ではないことをお断りしておきます。

一. OraNoa

開催3週前になって突如襲った予期せぬ事態。グッド・ヴァイブ状態で準備を続けていた丸芽の胸中を深い闇が襲ったが、そこにひとつの光を持って現れてくれた女神、それがOraNoaさんである。
2002年、とあるきっかけで渚十吾氏の曲にフィーチャーされていたリコーダーと艶かしい歌声を耳にして、その主が気になり渚さんのサイトを彷徨っていると、そこから彼女のサイトを発見。自身でも音楽活動をしているということを知り、早速自主制作・販売されていたCDを注文。それを耳にして瞬時はまった。リコーダーの多重録音に乗せた繊細な歌声、壊れそうでありつつ緻密に練られたサウンドは、最早乙女ポップなどという枠を超えた感動をもたらしてくれ、その時から熱心な探求が始まった。こつこつとライヴに通い詰めた記録は上に記されている通りだが、聴けば聴く程深さを増しているのだから恐れ入る。初期の頃の手探り状態が未だにいい形で尾を引いているギターに支えられた、鋭い歌声に心を突き刺されていると、その奥から聴こえてくる笛の音がその跡を優しく撫でてくれる。この繰り返しは実に中毒性が高いものである。川崎のシネマ・バーGRISSOM GANGでの、一切の光を落した状況で展開されたどきどきもののステージ。高円寺・円盤での、中央線が走る音さえも歌世界の一部に転じてしまったライヴ等々、忘れ難い瞬間はいくらでもある。そして、無理を言いつつもその世界を六本木のフレンドリーな夜に持って来てほしいと嘆願した今回のライヴ。ずっとずっと追って来た世界を、やっと皆様に紹介する立場に立てたというわけである。都会の夜に彼女の繊細な歌声はどう溶解していくのだろう。精力的に全国を回った「桜ツアー」の最終日(私も当然行きます)前日ということで、リラックスしたステージになるだろうと読んではいるけど。楽しみだ。そして、ありがたふ、みずき(謎)。

2006-05-16野いちごを両手に
1ヶ月仕事続けてきて、初めてキレかける。まぁ、慌ただしいとそんなこともあると思うが、思惑が食い違うととんでもない肉体的プレッシャーに繋がるということを忘れてはいけません。あくまでも安全に仕事するのが第一ですからね。
今日は気分を落ち着けたいので昨日来た業者リストでも読みながら横になりますわ(結局それかよ)。最後の押し(自分に対する)はあと3日で何とかやり遂げます。それではアクト紹介を続行。二人目は.......

二. 木村圭見

昨年5月、mixiで丸芽が主宰しているコミュ「宅録少女」に於いて、強力な自己アピールを仕掛けて来た女の子がいた。自分の遠隔ガールポップ・プロジェクトの構想進行中でなおかつその件で人格が曲がりつつあった丸芽は、新たな輝きを知るきっかけが生まれるのならば喜んでと、そのコがライヴを行うハコへと導かれていった。そこにいたミチビキエンゼルこそ、この木村圭見である。第一印象からただものでない曲作りのセンス、そして天上から降り注ぐ如き歌声にノックアウト。単なる癒し系歌姫とは違った無限の可能性を、もう既にこの時予感していたのである。その夜には、こちらも今の丸芽を語る上で決して外せない歌い手の一人である、さくらかおりとの初遭遇という重要なおまけまでついた。その後も彼女が出演するライヴでは、みねうち外科医院(おもちゃ)、きい等、衝撃的アクトとの出会いがもたらされ、そんな意味でもまさにミチビキエンゼルである。ライヴのみならず、あらゆる方面での押しの強さが今年随所で実を結び、3月には渋谷センター街の街頭放送で歌が流れた。そして間もなく、モデルとしての活動が開始されるという話も......その影響だろうか、彼女の名前でルル網が検索されることも頻繁になってきた。
かおりんを京都ライヴにまで連れて行った後なのだから、ルル網ライヴで圭見タンの歌声を紹介せずしてどうするということで、今回のライヴ実現に於いてはいろんな意味で力になってくれた一人である。大久保HOT SHOTの和気あいあいとした空間で展開されるライヴとまた一味違った面を見せてくれそうな気配がして、とてもどきどき。そして皆さん、彼女の虜になるのなら、ライヴを見なければ始まりません。今の所はこつこつ打ち込み音源で一人ライヴが展開されているけど、将来は生音の波にも動じないヴォーカル力を堂々と見せてくれるだろうと予感しているから。そんな彼女の曲で最もお勧めなのが「ミチビキロケットエンゼル」(諸事情によりタイトル変更)。どこでもない幻想的叙情が渦巻いているのになぜか日常的、そんな一曲です。当日はこの曲を含むCD「アトリエ」の販売もありますよ。ああ、いつかルフランとも顔合わせさせてあげなければ.......

2006-05-17実感あるのかないのか
今日も6時過ぎてからテンションがにわかに上昇。このペースであと二日。前日の夜固まっても知らないからね......そんな時の為に、解決策をひとつ用意します。上手く行くかどうかは解らないけれど。気分的にはかなり上向きなんで何とかあと2日持たせたいもんです。
恒例のアクト紹介3組目は、正に今回のスペシャル・アクトであるこの方達です。

三. SHOW-WA堂 ap

70年代ひっそりと世に出た一枚の自主制作盤が、時空を越え奇跡的に復活。収録曲「場末哀歌」を浜田真理子がカヴァーするなど、地道な普及活動が遅過ぎた必然的再発見に結びついたそのアルバム「Chopsticks Wizard」の主、佐藤雅一氏の名前を私が初めて認識したのは、不思議な事に全く別のルートからであった。「おさい銭」によりもたらされた妙(!?)な演歌への興味が知るに至らせた一枚のシングル、大沢桃子の「演歌娘21」*1を浅草・宮田レコードで手に取ったのが、発売から2年を経た03年の夏のこと。この曲の作詞・作曲者こそ、その佐藤雅一氏なのであった。案の定、今風の演歌を作ろうという心意気に満ちあふれた曲で気に入ったが、その時はまさか2年後そんなきっかけが待っているなんて思いもしなかった。時は過ぎて本年早々、高円寺・円盤のライヴ・スケジュールをチェックしてたら彼らの名前があり、どんな形式でライヴするのだろうと興味を抱いてサイトをチェックしてみたら、上記の事実が。予期せず高円寺と浅草の聖地が繋がった。これは絶対凄い事になるだろうなと。そんなことを徒然と書いていたら、何と間もなく佐藤さん自らのチェックが入り、まもなくお互いにコンタクト開始ということに相成った。円盤ライヴに行けなかったリベンジも、下北沢のASIAN BOUND BOOKで無事果たし、その時代性を超えたハートフルな歌の世界に一気に魅了されてしまった。そんな香港フラワーズの裏ユニットとも言えるのが、女性ヴォーカルをフィーチャーしたハートフルな大人のバラードを聴かせる、SHOW-WA堂である。今回のライヴの雰囲気にはむしろそちらの方が相応しいだろうと思って、思いきって出演をお願いした次第。
一方、その下北沢でのライヴでヴェールを脱いだ謎の萌え系(?)ユニット、エプロン・ペペを、当初はサプライズ・アイテムとして用意していたのだが、SHOW-WA堂のメイン・ヴォーカリストであるmari-momoさんが急遽入院というアクシデントに見舞われてしまい、ライヴ出演が危ぶまれるという事態に。今考えればこれもあまり重傷じゃなかったという気もするが(ごめんmari-momoさん.....一刻も早い全快をお祈りしております!)、その解決策として、エプロン・ペペの「中の人」を演じ、本来はキーボードとフルートを担当しているYukapyさんを、急遽メイン・ヴォーカルとして立てようということになった。ヴォーカリストとしての初ライヴは、何と3日前に行われたばかり! しかし、何をも恐れない天性の音楽家魂でそれを乗り切り、いよいよルル網ライヴにてステップアップに臨む。フルートの方も、「天のお告げで」始めてたったの4年ながら、最早共演者を恐れさせる腕へと進化。そんな彼女の熱演と、佐藤氏のメロディー・メーカーとしての手腕をじっくりと楽しんで頂きたい。もちろんエプロン・ペペの方もよろしく! 最初からいるといいことあるよ!
*1:キングから発売されたこのシングルは、現在廃盤状態となっているが、曲自体の持続力が物を言ったか、7月発売される桃子さんのニュー・シングルのカップリングに収録されるといううれしいニュースも伝わっている。

2006-05-18世間に迎合するのってむずかしい
4月28日以来久々の定時上がり*1。一般的にはハリポタ祭りは昨日だったんだな。連休明け以降、間接的に実感し続けていただけに、全く気付きませんでした。同じ昨日発売で、同じ程世間の注目が高まっている音楽作品についても、演奏者の一部構成員に関していらない話が発覚したり、奇しくも発表されたばかりの「子供に見せたい番組」調査のトップにまさか輝いてしまった某ドラマとの絡みとかで、関心は払っているつもりなのだけど、やはり入り込めないんだよね。ただでさえそのバンドの初期からのファンの間ではいろいろと言われているのに*2
結婚が発覚する者あればその逆もありで、その主役がポール・マッカートニーときたら黙ってはいられないですよ。ほんと、価値観の違いは避けられないと思った。ただでさえ娘とほぼ同世代の奥さんを得たというのに、色々な面で平行線を保つのが難しかったのだろう。海外ではバッシングも凄かったようで、特にロッド・スチュワートの娘にめちゃくちゃ言われていたのを思い出す。やはり、同じように世間の風当たりが強かったリンダとの結婚初期の時は、それを撥ね除ける強靭な意志があったのだろうけど(ビートルズ解散騒ぎ、ジョンとヨーコへのライバル意識も加わって余計)、熟年ともなると意志の持ち方も変わってくるのだろうな。
ビートルズの中ではポールだけ離婚歴がなかったということになるが*3、それもこれまで。というわけで今日は64歳の誕生日を一ヶ月後に控えてポール祭り(@iTunes)です。いや、せっかく早く上がれたのだから早く準備をしなきゃ。

近くの信金の前を通ってみたら、いつのまに宣伝キャラクターが原田夏希に変ってるのな。佐藤藍子、行く所まで行くと思ってたのに。商工中金の沢口靖子並みにとまでは言わないけれど。
最早オスカーが美少女と熟女*4のどちらかでしか戦略を行えず、しかも中間路線に属するタレントとしても細川直美や藤谷美紀程の王道女優的ステイタスが獲得できないばかりに、かえってその存在の特異さが際立つ結果となってる藍子タンであるが、9年前には熱心に探求しまくってた自分としては、かえって熟しまくった今の彼女にこそ期待したいこともある。そんな中、写真集発売なんてニュースが飛び込んできたでは! 改めて、自分が向かうべき所を再確認した次第です。あの耳さえあれば、あとは何が起こっても許す。
というわけで藍子つながり、いよいよ4組目で 最 後の5/20出演アクト紹介にまいりましょう。

四. Spilt Milk

不慮のアクシデントの結果、今回のライヴ出演アクトでは最もフレッシュ(=どういう意味かはあまり気にしないで下さい!)な一組となるに至ったSpilt Milk。出会いのきっかけはまたもmixi、但しこちらの場合は自分が管理しているコミュではなくて、現在は惜しくも退会してしまっている乙女ポップの権化Jさんが設立したとあるコミュで、ユニット主アイコッコ嬢の書き込みを見つけ、そこから誘われて彼女のブログに行ってみたら、強力な乙女オーラを放つアイテムが紹介されているではないか! これがきっかけとなって、Jさんのコミュを乗っ取る如く意気投合。しばらく後に行われたライヴには、ひどい風邪というコンディションにもめげず出かけ、乙女オーラの具体化に即座にやられた。ただただキラキラしているだけではない、歌声そのものに素敵なパワーが詰ったパフォーマンスに、ただ単に渋谷系フォロワーに終らない可能性を見た。それもそのはず、フェイヴァリットがトム・ウェイツ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そして沢田研二! 日常会話でジュリーの歌詞が頻繁に出てくる! 信頼しますよ! というわけで、円満にライヴ出演が決定。
といっても、不定形気まぐれユニット故、どう出てくるかわからないところが魅力かつ厄介ものであり、案の定荻窪ライヴでサポートを務めたギタリストのMR氏は欠席ということに*5。堅実なサポートぶりは好感たっぷりだったのに(男なのに乙女色がちゃんとわかってるところとか?!)。紆余曲折の結果、当日アイコッコ嬢の相方を務めるのは、自らもco-8; という乙女ユニットを主宰してらっしゃるユウコ嬢に決定。これでダブル乙女ユニットということになり、ますます大変な事に.....まいってしまわないように気をつけなきゃ。都心でのライヴ自体滅多に見られるものではないので、この貴重な機会、是非お見逃しのないよう。
以上、4日に渡って出演アクトの紹介を行ってまいりましたが、肝心の.......おっと、その後は当日まで秘密。今年始動ン十周年を迎えるあのユニットが、密かに殴り込みをかけるという噂が流れているらしいのですが。どうしましょう。
*1:「定時」と「デフォ」では2時間の差がある。
*2:一つだけ言わせてもらうが、彼らのメジャーでのファースト・アルバム「朝顔」はCCCDとしてリリースされている全ての作品中最もデザインが酷い。ジャケットがどうのというのではなく、はっきり言って手にとってもCCCDであることが即座に判別できないからである。結果的に未だにプレスされ続け、最も頻繁に流通しているCCCDであることは間違いないのだが、ビクターを始めとする殆どのメーカーがCCCD発売を諦め、その結果買い手の多くがCCCDについての認識を捨てつつある今だからこそ、このアルバムだけでもCD-DAでリリースしなおすことは重要なのではないかと思う。
*3:婚約解消、死別がそれぞれある他、少なくとも2度隠し子騒動が起こったりもしている.......
*4:バブル青田、その戦略でも当ることを見事に証明しましたねっつーかこの場合好敵手が.....
*5:20日深夜、別の場所で行われるイベントに別のバンドで出演決定しており、そちらも貴重な機会なので行きたいところだが、何せ翌日夜の行動に備えるべく、既に六本木のかなり格のいい宿舎を押さえてしまっているので行けない.....

2006-05-19来ーて来て六本木来て来て六本木
有り難い事に今日も早上がり。給料に響くのは悲しいが、昨日程テンションが上がらなかったのも手伝って、これでじっくり明日に向けてのコンディション整えができますよ。とりあえず日記をささっとやって、敢えて保留としていた事項にとりかかってから最後の準備に備えるつもりです。そんで明日は出かける前にじっくり朝練(???!?)。それにしても作業教える立場に立つとなるとかなりのプレッシャーだな。短期スタッフが続々入ってきそうなのでその辺は覚悟しておきたいもんです。

朝ネタを思いついたら忘れないうちにケータイにメモることを欠かさなくなったが(さすがに全文打つまでのスキルと余裕はない)、昨日は一度にそれが集中した稀な日で、結局言い忘れたこととかも結構あるっぽいなので気ままに書いて気分をほぐそうと思います。ちなみに宗教的な事は怖くて書けないよぅ、メモはしておいたのだけど。週刊誌にいろいろ書かれてる通りですから。辞めたの自体アレ絡みだって解りきってるから(謎)
「子供に見せたくない番組」についてのコメントはし辛いけれど、その逆に関しては言い出すと止まらなくなりそうで、去年もいろいろと書いたよなぁ。一方、昨年までベスト5の常連となっていた「世界ふしぎ発見!」が、そのエントリーで「ジ・エアーとクルージング・フォー・バーガーズの間」としたもの(即ち「プロジェクトX」)の終了の影響で新たな番組*1が浮上したからか、今年は姿を消しているのだけど。回答のシステムが変更になったのはそんなに影響がないと考えるとしても、MHのレベルが下り坂にあると世間的には思われているのではという憶測は案外あり得るかも。
それでいいのだ! ミステリーハンターは存在感が全てなのだ! フレッシュであればなおいい! 別に博識とかそういうのは関係ないの! そこにいて素敵なたたずまいを見せつけながら、我々に世界の不思議を教えてくれるだけでいいの! たまに海の不思議とか紹介してくれる時にちょっとだけ水着に着替えてくれるとかそれだけでいいの! 私が求める下世話でない美味しさを発揮する場所が地上波テレビから完全に姿を消してしまった今となっては、それさえも貴重な瞬間なんだから!
昨年は宮地眞理子の名前で死ぬ程サーチされ頭を掻いていた自分でありましたが、彼女の知名度もかなりアップし、最早若手MHの代表格となりつつある今となっては、ちょっと語る位いいじゃない、というわけで今後も新たなスターの誕生を見守っていきたいと思います(開き直ってる)。勿論、浅尾美和の人気爆発で、「下世話でない美味しさ」を目にするチャンスが更に増えそうなのは嬉しいですよ。

そして例のハレ晴レユカイ祭り。結果オーライです。週間5位って大したもんだ。別に陰謀とかそういう意味で捉えなければね。私も「日本ブレイク工業」祭りの時は、嬉々として参加しましたもの。ただあの曲は、ネタとしてとてもよく出来ていると思うし、当時のネタ曲マニアとしての心境も手伝ってのことでしたからね。今は市場自体が変わり果ててしまったし(上位全体を見ると「なんなんすか」と思える楽曲はいくらでもある)、こういうきっかけで商品を買うという姿勢に対しても疑問符が浮かばずにいられなくなってるから、かえってクールなのは仕方ない。まじで「なるほどなぁ」と思えるかどうかは、この曲が平井堅とか伊藤由奈とかに交じってヒットソングのチャンネルから流れてくるのを聴くまで保留だろう。
そして問題は、「ファンの力で」とすっかり客観的に騒がずにいられなくなっている業界紙の在り方ではなく、周りの作り手がどう反応するかだな。特に秋葉系の対極と言えるレコード会社が、いかに自棄くそな見解を表明するかが。ちなみに私の考えによるメジャーなレコード会社の「秋葉度」を逆から並べたとしたら、恐らく
東芝EMI>>>>>ワーナー>BMG>>>>>ヤマハ>ユニバーサル>テイチク>クラウン&徳間>VAP(含トイズ)>UFW系>ポニキャン>コロムビア>>>エイベックス>>>>>>>>ビクター>>>ソニー系>>>>>>>>>>ジェネオン系>(×30)キング(含ランティス、インターチャンネル)
という感じか。理由は各自察して下さい。あ、あとジャニーズ系メーカーは最初から秋葉的に論外なので入れていませんよ。

などなどイベントを次の日に控えながら堂々と普段の日記では逃げて交しがちな栗鼠キーワードを記しまくっておりますが*2、一応無意識でないと言うとうそになります。とにかく、イベント前日にしては心理的にかなりアッパーであります、珍しく。「さわやか革命」の時以来かも。そんなことを書いてとんでもないとばっちりを食ったらどうするんだという声も聞こえてきそうですが、精々雨以上に酷い打撃を受けないことを切実に祈りたいと思います。
がんばりますよ。
*1:昨日触れたドラマも含む、つーか不幸を涙に転じようとする手段に対してはドラマだって映画だって総じてオブジェクションなんだけどさぁ。それに乗せられたレミオロメンもなんかなぁ
*2:さすがに宗教的なことについてだけは書けqあwせdrftgyふじこlp

2006-05-21やり遂げ感87%(インクルーディング重要声明)
こんにちぃは! 無事やり遂げました、ルル網プレゼンツ・ライヴvol.4「うたごえ遊歩道」。まずは、ご来場いただいた皆様に感謝します。終了から一夜明け、身体的にはボロボロに近い状態ですが、精神的充実感はいっぱいです。ほんと、決して広いとはいえないBack Stageの店内に立ち見のお客さんを見かけた時は嬉しかったです。
ここでは頑なに黙っていましたが、最後の最後に今年その名称を使い出してから丁度30年目を迎える(はい、素直になりますよ)丸芽のくそ宅録ユニット、たかとその一味のデビュー・ステージをやりました。といってもいろいろ紆余曲折あって、全曲カヴァー、作為的にオケを用意した1曲目を除いて全てピアノ弾き語りと、メンバーは丸芽のみです。ライブというより、普段曲作りで行き詰った時、気ままにカヴァー曲をずるずる歌ってしまう現場にお客さんをお招きするに近い、ある意味無礼講な試みをしてしまいました。暖かく見守って下さった皆様に、ほんと無様なところをお見せしてごめんなさいという感じです*1。やった曲は以下の通り。
・ イントロ(ノイズ)〜Birthday (The Beatles)
・ Me About You (Bonner & Gordon)
・ Freedom (Paul McCartney)
・ Mary's Prayer (Danny Wilson)
・ Love And Mercy (Brian Wilson)〜エンディング(「渡鬼ラップ」*2
実はハコ入りするまえに1時間半ほど一人でカラオケを歌ってきて、歌的には開き直りパワーで押し切ることができましたが(もっとインタラクティヴにしたかったという気もありましたが....)、弾き語りはもっと鍛えておくべきでした。ブライアンの曲は事前に何度も練習していたのだけど、リハの時にやったらあまりにもうまくいかなかったのでやめるつもりでした。で、結局やったわけだけど、4度もやり直し。最初から素直にピアノの音色でやるべきでした。ほんと、神聖な曲を汚してすみませんという感じです。これでやり遂げ感が13%減となりましたが、何せ久々にバックありという結果を達成できたので、それを退けると100%と言って差し支えありません。自分がハコに到着してから2分ほどして急に激しく降り始めた雨に祟られなければ、よりよい達成感が得られたかもしれない.....おっと、たらればは禁句ですよね。
出演アクトの皆さん、どうもありがとうございました。Spilt Milkのきらきらした乙女ポップ風味は、やはり絶妙なバランスあってこそだと再確認。アイコッコさんの可憐さを、ユウコさんの翳りがうまく調味していたという感じで、1発目(あっ、厳密には違う)に相応しいステージを見せてくれました。
今回のイベントではまさに救いの女神となってくれたOraNoaさんは、まず深い深いリコーダーの調べでその場を魅了。今まででもっともクラシック色が強いという感じでしたが、そのたたずまいの神聖さもまた今回のイベントに彩りを加えてくれました。そのあとのエモーショナルな歌世界がさらに引き立っていたと思います。結果的に、当初の目論見よりもライブとしてずっと引き締まった場所に導いてくれたと思います。ほんとどうもありがとう。今夜は彼女のツアー千秋楽でちょっとリコーダーを吹いて恩返ししたいと思います。どきどき。
続く木村圭見さんは、この1年間のルル網の歩みを先導してくれた歌姫として、当然と言える役割を発揮。単なるお客さんとしてではなく、主催者として彼女のステージを見ていると、さらなる可能性に魅了されます。例えば「合歓の花」のここにOraNoaさんがリコーダーを加えたらどうなるかとか、もしアコースティックなアレンジでやるならこのメンバーを使いたいとか。彼女の歌声と楽曲には、まだまだ秘められた力が潜んでる気がします。
そして、メインのラストを飾ったSHOW-WA堂apは、年季の入った大人のバラードでイベントをより完成されたものにしてくれました。アクシデントによる編成変更も何のその、野田ユカさんの天性のミュージシャン魂で、楽曲本来の魅力を決して損なわず。そして裏方に徹する佐藤マサさんが、MCで発した言葉は実に啓蒙的で感動しました。無闇にいろいろ入れるよりも、無駄なものを抜いていく方がいいものが作れる。この哲学はぜひ見習おうと思います。情けなさの隠蔽のために機械に頼る、機械的要素を隠蔽するために手で弾いていろいろ重ねても情けなさが増すのみ.....普段自分がこんな感じだから余計ぐっときました。ほんと、お呼びしてよかったです。あっ、隠しオープニング・アクトのエプロン・ぺぺたんにももちろん萌え萌え〜!中世ヨーロッパの香りなんて決まりすぎですかね?
幕間音楽には、かつてルル網ライブに出てくれたアーティストに、若干有望株を加えて選曲しましたが、流れている間にご本人様が来場されているのに気づくのもどきどきものですよねー。かおりんにはほんとすみません、と。そして開場から開演までの間に流れていたのが、たかとその一味の昔の作品でした。ましな方を選んだのですが、さすがにこういう場で流すと情けなさが露呈しますね。まじで完全インドア対応ですわ。 最後に、このステージを提供してくださった六本木Back Stageさんに、そしてご来場頂いた皆さんにもう一度感謝します。 六本木で一夜を明かして、今新宿のまんが喫茶にいますが、この後ちょっとレコ掘りしてから(何せ損失が殆どなかったので助かったし)経堂の天使の部屋へと向かいます。

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