気ままな語り倒し過去記録。
Case 18:

このところ色々と事情があってこのコンテンツに新ネタをなかなか流し込む事が出来ませんでしたが、その分表紙に書きなぐった「小言」が貯蔵されてしまったので、ここらへんでまとめておくこととします。主にコピーコントロールCDについて書いていますが、本来はこういう意図で表紙に小言を書きなぐろうとしたわけではないのでその点は大目に見て下さい。

August13th2002ドリカムの、例のお茶飲料のCMで流れている新曲がニュー・シングルとして自己のレーベル、即ち東芝ではなくて大手インディーズ配給会社のダイキを経由してリリースされることになったそうだ。
思わず、ヤタッ。ですな。ドリカムといえば、自分内では吉田美和のボーカルとそれ以外の全てに対する評価がまっ二つに分かれていて、素直に好きと言える立場ではないのだが(大体相当なユーモアのセンスを持っていながら、嘉門達夫に替え歌の許可を出さないってのは気に入らないが)、曖昧なメジャーを切り捨てたという姿勢には賛同せざるを得ない。この件で真っ先に思い出したのが94年、あのプリンスが名前を記号に変えて初のシングル「ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド」を自らのNPGからインディ流通でリリース(皮肉にも、その時国内盤を出したのが、まだインディ体質を持ってた海鷂魚)した事だ。あの時の彼には所属レコード会社であるワーナーと相当の軋轢があって、そのシングルがヒットしたことでその軋轢が余計激化したわけだが、今回のドリカムはやはり軋轢というより別の事があったのでしょう。あれだけCMで曲が流れてて、期待は高まっているのに、あえてインディーズ。その心意気の裏に東芝の足掻きを感じるのは私だけではないだろうと思う。CCCDの件だってそう。ビートルズやクイーンをCCCDで出すとか、今の段階では根も葉もない噂が流れているが、音楽ファンが実際焦りを感じていることの表れにすぎないだろう。エイベックスはああいう有り様だから切り捨てるとしても(といっても、URCやデイジーの件もあるしさぁ)、東芝やユニバーサルが意地になってその後を追っかけなくてもいいだろうに。それが皆の願いなのだ。東芝のアーティストの中には必死になって擁護してる奴もいるようだが、そういう人はファンタ・ゼロ・コースター(良い血統を継ぐ音楽家にはCCCDなんて出して欲しくないしさぁ)辺りととっかえっこしてもらって海鷂魚入りして欲しいよ、コアなんとか。そうか、いくら壊れたって代りを貰えるんだからいいんか。いいないいな。(こんな爆論はまだ2ちやんでも見てないな。)
まぁそういうこともドリカムやプリンス級の人にしか許されないってのが、悲しいといや悲しいんだよな。近頃はインディーズという地位自体が汚されてるという気がする。商品至上主義ならぬ、形状至上主義。真のインディ魂を持つ者はそんなもんにこだわらなくてもいいだろうにって思う。OZのBOXはそれに対するアンチ・テーゼであることを忘れてはならないけどね。あっ東芝といえば300円CDのACIDMANってのも話題ですが、これも罠なのかも。安い先行CD一杯出して煽っておいて、本番でCCCDにするとか.....もいい、おしまいっ! とにかく、ドリカムのささやかな抵抗に私は賛同します。
というわけで8月下旬はメジャーではなく、メジャーから音源提供を受けたリイシュー・レーベルで大変なのがいっぱい出るみたいで嬉しい悲鳴(遂にスクール・メイツの「ライティング・ロングス」-モンキーズ版「レボリューション9」のカヴァーCD化!)であります。みんながんばれ。いい物は商品至上主義から遠ざけるのだ! そして負けてはいられないメジャーからの9月のナイスなニュー・リリース情報については、近日中に電信ページで派手に展開します。さあラスト・スパート頑張ろう。

August11th2002どうなることかと思ってたが、何とか無事(もち時々他のチャンネル見てたりはしましたけどね.....「世界ふしぎ発見!」の例のオーディションとか気になるし)見終りました。一切妥協しなかった早川義夫氏には手拍子せずにいられなかったです。HONZIさん起用もOZ支持派として嬉しかったし。まぁ元ジャックスが二人続いてしまったというのは計算の結果かどうかわからないけど、早川さんの後にいい加減なものを持ってこられなくてちょっと安心。お恵ちゃん、とんでもない衣装云々以前にかっこよかったもの。まさか自分達だけの演奏でビシッと決めてくれるとは思わなかったヴィレッジ・シンガーズ、緊張しまくりという感じだった宇崎竜童(ショートピース駄目だししょうがない)、やっぱどっち側の人かよく判らなかったトッポ。ヤング101も全然衰えないどころかショーマンシップ倍増でかっこよかったです。小沢昭一さんにはただただ感動するしかなかったね。CCCDを出さざるを得なかったあの姉妹と違うわ。そして島津亜矢の歌唱パワーに改めて惚れ惚れ。これもロックだ。あとは(専門分野と言われそうなキューティ・ポップの人達も含めて)特に言う事もないな。まぁNHK的にはここら辺が限度なんだろうなぁ。
以上が10日の「思い出のメロディー」の視後感ですが、テレビ番組としては前日CXで放映されたドラマ「天使の歌声」の方がずっと心に響くものがありましたな。あややの迫真の演技とか、それ以前にひとの長所ってどこから花開くか解らないと思い知らされてじんときました。色々な家族像を主人公であるより子。とその周辺にダブらせてみたのだけど、要は自分の悪い星を決してネガティヴに投影しないこと。生命線というものはそうして初めて図太くなるものだとそう思いました。でも、ドラマが終って本物のより子。の歌が流れ出した瞬間、感動するというよりもまた昨今の音楽業界がただただ流れのうちに輪廻してるにすぎないということを思い知ってちょっと悲しくなったな。まぁそういうものです。30年後、早川さんと同じ程リアルな歌を作り続けて生命線の強さを思い知らすことが出来ているかどうか。
その時にはCDやCCCDやMP3はおろか、今からは想像も出来ないとんでもない音楽業界になっているかもしれないけどね。

August8th2002え〜っ、今年はやんないの? グスッ。とにかく過去4年間どうもお世話になりました。岡田薫、西村美保。まだまだ巣立つ人が出てきそうで、楽しみです(後記: 高樹千佳子も!)。文春様紀信様お疲れ様。
ヴィレッジの清水さんの偽物が捕まって、それがなんと数年前カルトな話題を提供した銀蠅のTAKUの偽物と同一人物だったという話題は何ともトホホだけど、本物降臨直前だけあってNHK的には美味しかったのでは? とにかく10日の番組は全キャプしてみるつもり。ちなみに早川さんの「サルビアの花」は今日(7日)出た『URCの誕生』(ちなみに非CCCD)に入ってますんで放送直後に簡単に買えはしますよ(でも買うならやっぱ早川さんの新作の方ですよね?)。店の方も東芝URCの残骸を売るのに必死だけど、やはり全ての商品を公正に扱う店だけに肝心な事(今度出るのは....云々)言えないではないですか。とりあえず、東芝が強制的に返せと言うまで店に置くつもりなんでしょうな。内心何と思っていようが。もち買い手側は100%それを希望してるのは間違いないでしょうね。というわけでエクストラの内容は気になりますがURC関係は買わず。今日買ったのはまず『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』のサントラ(国内盤)、『ブライアン・ウィルソン/ペット・サウンズ・ライヴ』(同)、『クレイジーケンバンド/グランツーリズモ』の3枚。久々の新譜三昧。あとワーナーから出た『ザ・エイティーズ』を買おうと思っていたが、80年代コンピの棚に独ディスキーから出た8枚組の80年代ヒットBOXがあって、その値段が『ザ・エイティーズ』より200円安い! ということで図に乗ってこいつを購入。いや、いいんですよ。前買ったディスキーの一発屋BOXだって、イントロが切れてる曲があったり音質的にも素晴らしいと言えるものじゃなかったけど、私はこの手のコンピに東芝ファミリークラブものと同質の価値観なんか求めちゃいないわけです。ただ楽しくおさらいしたい、持っていたいだけ。プロクレイマーズ「500マイル」(ヒットしたのが91年なので90年代コンピに入っていることが多いのだが.....東芝からこないだ出た一発屋コンピでも無視されてたし)やモリス・マイナー「スタッター・ラップ」みたいな曲を聴いてバカになれればそれでいいんですっ。

August4th2002折角つまらない替え歌を作ってアップしようとしてたのに、信じられない程酷い夏風邪でダウン。指もろくに動かなかった。よりによってこんな屎暑い時期に....生まれて初めてかも。ここ数日肉体的試練が続いたので、必然だったのかも。でも試練は続きます。伸びてられません。ぱっとさい(おっとやば、ここまで......)
最新CCCDニュース。来週(7日)IOから出るURCのコンピ3種の実物を(特権上)逸早くチェックしてみたら、驚くべき事に例のマークが入ってなくて、代りに「CDエクストラ仕様」とあった。果たしてその内容は? 超レアムービーか、はたまたURCジャケ画像コレクションか。はたまた単なるプロパガンダか? 3年程前の海鷂魚のCDに必ず入っていたエクストラ・コンテンツの殆どがプロパガンダ(avexネット入会のお誘いなど)だったことを考えると今回も怪しいぞ。そんで「今後当社から出る予定のURCのリイシューは、全てコピー(以下略)」とかいう内容だったら......困る。監修黒沢さんだし余計困ったな。まぁとにかく、3巻目がいきなり東芝を困惑させた「プレイボーイ・プレイガール」で始まってるんで、何でも出せるという心意気はあるんだろうけど、CCCDで出すとなればそういうの全部丸つぶれだぞ。
それより......7日発売もので東芝とポニキャンからもさらに数点出るのに加えて今度は、ザ・フーの『マイ・ジェネレーション』決定版発売で今年のリイシュー・レーベル大賞をほぼ手中に収めたも同然なユニバーサルまで.....池田綾子という人のマキシをCCCD仕様で出すんだってさ。余計困ったよ。まぁこれだけは言いたいんだけど、新人、もしくは1種のCDにつき2万枚以上実績を残したことのないアーティストに関してはCCCDは禁止ってのはどうか。だって、今は無名でもこれからに期待って人の音源に規制かけてどうするわけよ。喜んでコピーして配布する奴なんかいるわけないし、CCCDにしたというだけで買う気をなくすという人も続出して、アーティスト自身の育成にも大きく関わってきちゃうじゃない。東芝もポニキャンも新人のやつ出すしさ。事務所はどう思ってるんだろう。なんてたまに親心を出してしまったりするわけですが、こればっかりは解せないね。これはURCと同じIOレーベルで既に出てる緑のなんとかという合唱団のCDについてなんだけど、これに参加してる数多くの女性著名人の中に超有名国会議員の名前があるわけですよ。国会議員がCCCDの中で歌ってんだよ! 個人的には某県知事も某ムネヲも霞むね。これでどの政党を支持しないか決定。折角今まで(比較的に)贔屓してたのに、お○かさん。
というわけでここでは3番目にしたくない話である政治の話までしてしまったわけであるが(あとは接吻の裏にでも尋ねて下さい)、この暑さでさらにエスカレートするダウナーぶりを緩和するには、怒りも結構効果的ではないかと。

July31th2002自己洗礼の旅より、帰ってまいりました。予告に反して東尋坊には行ってません。(行ってたら多分、ここは永遠に更新されなかっただろうな.....) 純粋に自分が好きな事だけを自分の足で実行することにより、原点に立ち返るという目的は果たして果たされたのかどうかよく判りませんでしたが、とにかく心の安静は取り戻せたという気がします。あ、人と会う、ライヴを見る等々、他の目的は一切遂行しませんでしたのであしからず。父のお墓参りはしましたけど。今の状況じゃとても十七回忌に親戚と顔を合わせる事ができません。
いずれにせよ7インチと安いCDはやたら増えたので、あえておさらいせずにおきますが、一応クーミンの最後から2番目の砦『Summer Holiday』やらランナーズ「甲子園」やら「ミュージック京都」やら「マイム・マイム'85」やらCHANCEレコードのものなど自主盤各種やらシンガポールGSコンピやら100円以上は出すまいと決めていたザ・キング(案の定100円)やら掴まれるべきアイテムが掴まれたということのみ報告しておきます。あとここではどこの店で小川美希の「朝食」が280円で売られていたかは報告しませんので(嫌味! ちなみに我が棚には小川みき以外の3名義で出たレコードは全部揃ってるのに......) Pさん、どうも有難う&すみません。

July27th2002出ますよ。遂に。オックス。こいつとマイ・ジェネレーション(これにもオックス入ってる!)で9月はお腹一杯! URCのCCCD(しかしミッドバーテック社とマイム・マイムが同じ国の産物なんてほんと信じられない)なんかいらん!!! .....実は大変な犬情報というのはこれが全てではないのですが、そっちはまだ封が解けてませんのでもうちょっと。
で、他に気になる情報いくつか。8月10日放送のNHK「思い出のメロディー」にな、なんと早川義夫先生が出演するらしいっす。歌うは「サルビアの花」。しょうがないねっつーか、ついにそういう時代まで来たんだと感慨深くなります。かつてハマクラ・メロディーも無数に歌われたはずのNHKのナツメロ番組に早川さんが。今のフォーク・ノスタルジアの扱いなんてそんなもんだったのか。歌う曲が違うだろとかつっこみはしないです。でも複雑だね。で、曲を初めて聴いて気に入ってCD買おうと思った人は、海鷂魚蔑楠のCCCDを買う羽目になる(ちなみに「かっこ.....」は9月11日に他の数枚の名盤共々その仕様で再発らしい)んだから余計複雑ですわ。
フォークル新結成(らしい、です)に坂崎幸之助ってのもかなり波紋を呼んでますが、これは例えてみればポールとリンゴにジョーイ・モーランドでビートルズ新結成、みたいなもんだと思いますから案外納得ですよ。実際そんな世代離れてないわけだし(80年代以前の不遇なアルフィーは知られなさすぎ)。まぁいずれにせよ、若くない世代が奮闘してるとやっぱりうれしくなります。早川さんとかまやつ氏の新譜は聴かなきゃというモチベーション。ちなみに同番組では例のヴィレッジ・シンガーズが全盛期メンバーで再結成というアトラクションもあるそうです。笹井さん、見たい。
「オースティン・ゴールドメンバー」のサントラ盤も即買い決定の一枚ですが、輸入盤にはビデオ・クリップのおまけ付きとか。国内盤にも入っているのかな。劇場窓口割引券がついてれば当然そっち買いなんだけど、何せワーナーだけにアレかも(洋楽でアレだったってのは海鷂魚以外今のとこないですけど)。とにかく映画自体が一番楽しみ。以上。推定少女、支持決定。世間の逆風に負けんなよ、タコ焼き屋娘。

(2002年8月或日)
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